概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
フェイ・テオ・フィルス
神秘法院ルイン支部に所属する黒髪の少年。神々と遊戯(ゲーム)で対決する「神々の遊び」の参加権にして、超常の力の源泉でもある「神呪(アライズ)」を保有する「使徒」で、不死に等しい再生能力「神の寵愛を授かりし(メイ・ユア・ゴッド)」の持ち主。遊戯好きで、ダイスの目の操作やカード配置の暗記など、さまざまな遊戯に応用できる技能を身につけている。この能力は名前すら知らない「お姉ちゃん」との遊戯で磨かれたもので、遊戯の楽しさも彼女から教わった。神々の遊びにデビューして3連勝を挙げている有望株で、神々の遊びを「完全攻略(クリア)」した暁には、どんな願いでも叶う「神の栄光(セレブレイション)」で、お姉ちゃんと再会しようと考えている。ある日、遊戯の実力と不死の能力を見込まれ、レオレーシェの指導役(チューター)に任命される。彼女との「自己紹介神経衰弱」で事実上の監視役であることを明かしてしまうが、互いに遊戯を心から楽しんでいる点で通じ合い、神々に挑む盟友となる。
レオレーシェ
永久氷壁で3000年も眠っていた元神様。愛称は「レーシェ」。外見は炎橙色(ヴァーミリオン)の長髪をなびかせた少女で、フェイ・テオ・フィルスに遊戯(ゲーム)の楽しさを教えた「お姉ちゃん」に似ている。遊戯好きで、実力も確かながら極度のうっかり者。氷漬けになっていたのも、居眠り状態で氷河期を迎えたからである。また、本来は炎と血の化身で、竜神に分類される存在だったが、人間と遊ぶために受肉したことで神に戻れなくなってしまった。現在は神秘法院ルイン支部の預かりだが、自由奔放なレオレーシェの存在は組織の悩みの種となっている。神々と遊戯で対決する「神々の遊び」を「完全攻略(クリア)」した暁には、「神の栄光(セレブレイション)」で神に戻ろうとしており、指導役(チューター)として充てがわれたフェイの素養を遊戯を通して見極め、パートナーに選んだ。なお、受肉状態でも力は人間を遙かに凌ぎ、1時間もあれば都市を抹消できる。現代知識は書物から得ているが、存在意義が理解できないとして下着を身につけず、フェイをどぎまぎさせている。
クレジット
- 原作
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細音 啓
- キャラクター原案
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智瀬 といろ
書誌情報
神は遊戯に飢えている。 3巻 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉
第1巻
(2022-03-23発行、 978-4046812261)
第2巻
(2023-04-21発行、 978-4046824547)
第3巻
(2024-04-23発行、 978-4046835673)