概要・あらすじ
平凡な女子高生来栖川姫子は、同じ誕生日の姫宮千歌音のために幼なじみの大神ソウマと共にプレゼントを選んでいた。すると突然月食が始まり、邪神ヤマタノオロチが復活する。ヤマタノオロチの配下であるオロチ衆は、太古の時代にヤマタノオロチを封印させた2人の巫女の生まれ変わりである姫子と千歌音の命を狙い、襲いかかってくる。
登場人物・キャラクター
来栖川 姫子 (くるすがわ ひめこ)
乙橋学園1年の女子高生で、太古の時代に邪神アメノムラクモを封印した巫女の生まれ変わりである太陽の巫女。褒められると有頂天になるが、けなされるとすぐ落ち込む性格。16歳の誕生日をきっかけに、姫宮千歌音と共に邪神を封じる巫女としての運命に巻き込まれていく。
ギロチ
オロチ衆三の首で、ミヤコの義理の弟の中学生。鎖を武器とし、オロチ神飛埜御脚神を操る。敵であるはずの姫宮千歌音に一目惚れをする。
大神 カズキ (おおがみ かずき)
大神ソウマの義理の兄。来栖川姫子と姫宮千歌音に、この世を滅ぼそうとする邪神ヤマタノオロチの復活と2人に課せられた運命を告げる。
ツバサ
オロチ衆一の首で、大神 ソウマの兄。オロチ神嶽鑓御太刀神を操り、来栖川姫子らを守ろうとする大神ソウマと巨神同士の戦いを繰り広げる。
早乙女 マコト (さおとめ まこと)
来栖川姫子の親友でルームメイト。陸上部に所属していたが、オロチ衆の攻撃で住んでいた寮が壊されて入院してしまう。
ヤマタノオロチ
『神無月の巫女』の登場神。太古の時代に、剣神アマノムラクモと2人の巫女により封印されていた。復活後は巫女の生まれ変わりである来栖川姫子と姫宮千歌音の命を狙い、配下のオロチ衆に襲わせる。
ネココ
オロチ衆六の首で、オロチ神鋳都祓御霊神を操る。ネコミミとシッポを生やしており、オロチ衆のケガを治すナースとして活動している。注射針を武器にして戦う。
アメノムラクモ
『神無月の巫女』の登場神。太古の時代に、剣神アマノムラクモを2人の巫女とともに封印した、剣の姿をした神。アマノムラクモの復活後は、巫女の子孫である来栖川姫子と姫宮千歌音がアメノムラクモの復活の義を試みるが失敗する。
姫宮 千歌音 (ひめみや ちかね)
乙橋学園1年の女子高生で、月の巫女でもある。何百年と続いている地元の名家の一人娘で、両親は仕事で海外にいるため、超豪華な屋敷に数人の使用人と共に住んでいる。文武両道、才色兼備で、乙橋学園では「宮様」と呼ばれ大勢の取り巻きがいる。 近寄りがたい雰囲気を漂わせているが、同じ誕生日の来栖川姫子とは友だちとして気さくに接している。
ミヤコ
オロチ衆二の首で、ギロチの義理の姉。ツバサに思いを寄せており、彼の苦手な汚い作戦や仕事を替わりに引き受ける。鏡を用いた幻惑が得意で、千手観音のようなオロチ神八雄炬御鎚神を操る。怪しい教会に吸い込まれるように入ってきた姫宮千歌音に、胸に秘めた感情を解放させようとする。
レーコ
オロチ衆五の首で、オロチ神火殊羅御雹神を操る。学生の売れっ子漫画家で、ペン先を手裏剣にして戦う。
如月 乙羽 (きさらぎ おとは)
姫宮千歌音に仕えているメイド長。東京にいる姫宮千歌音の叔父の面倒を見るようにと言いつけられる。
大神 ソウマ (おおがみ そうま)
乙橋学園1年の男子高校生で、オロチ衆七の首でもある。来栖川姫子は幼なじみであり、彼女に思いを寄せている。オロチ衆に操られ、巨大ロボットの外見をしたオロチ神武夜御鳴神を使い姫子らを襲うが、自我を取り戻してからは姫子を守るため他のオロチ衆に逆らい、呪いに蝕まれながらも戦うこととなる。
コロナ
オロチ衆四の首で、オロチ神大宇邊御蟲神を操る。人間のときはアイドル歌手をしており、ステージマイクを武器の矛として戦う。
クレジット
原作
神無月の巫女 (かんなづきのみこ)
同じ学園に通う仲の良い来栖川姫子と姫宮千歌音は、オロチたちの復活に巻き込まれてしまう。二人の友人である大神ソウマはその一人として覚醒するが、意志で引きとどまり、オロチの血に逆らおうとする。ロボットの形... 関連ページ:神無月の巫女