概要・あらすじ
沖繩磐戸島で老医師トシオと共に暮らす少年フカイ・アオは逆境に負けない勇気ある少年。行方不明の母エウレカを探す旅に出るために密漁で小銭を稼ぐ日々を過ごす。そこに、謎のモンスター、シークレットの攻撃が始まった。
登場人物・キャラクター
フカイ・アオ (ふかいあお)
『交響詩篇エウレカセブン』の主人公であったレントンと、エウレカの子供。沖繩磐戸島で産まれた。島民から島とは違う民族の子供として嫌われてきた。心根の優しい少年なのだが、生い立ちと環境のせいで、辛い幼少期を過ごしてきた。 しかし、歪むことなく心優しくまっすぐな性格に育つ。磐戸島でシークレットが出現したとき、島を守りたい一心でIFOニルヴァーシュに乗り込み戦う。ここからアオの新しい運命が開けていく。
レベッカ・ハルストレム (れべっかはるすとれむ)
非常に優秀な、チーム・パイドパイパーの作戦参謀。常に沈着冷静。容姿端麗。イビチャ・タノヴィッチの頼もしい部下。
アラタ・ナル (あらたなる)
アオの幼なじみ。エウレカが起こしたとされる10年前の事故で、ユタ(沖繩地方などの民間霊媒師)の力に目覚める。心優しい少女。病弱。
ガゼル
アオと偶然に出会い、大きな物語に巻き込まれていく。物語が進むにつれ、アオのことを仲間と思い始める。沖繩の独立運動家、カネシロの息子。ガゼル商会という運び屋を仲間と沖繩で営んでいる。 生まれ故郷である磐戸島への愛情は深く強い。
フカイ・トシオ (ふかいとしお)
磐戸島の開業医、深井診療所の先生。空から落ちてきたエウレカのことも、その子アオも匿い続ける。エウレカが行方不明になった後も、アオを親代わりとして育て続けてきた。
イビチャ・タノヴィッチ (いびちゃたのゔぃっち)
ゲネラシオン・ブルの複数あるIFOチームのうちのひとつ、チーム・パイドパイパーの隊長。元軍人。退役後、このチームに入る。母船であるトリトン号の艦長。
ゲネラシオン・ブル (げねらしおんぶる)
『エウレカセブンAO』に登場する組織名。スイスに本拠地を置く、シークレットと戦うための民間組織。
シークレット
『エウレカセブンAO』に登場する謎の敵。トラパーが大量発生する場所に高い確率で出現する。出現しては、周囲を破壊する。日本軍側からは、ジーモンスターと呼ばれている。
場所
沖繩磐戸島 (おきなわいわとじま)
沖繩沖にある架空の島。世界情勢も架空の設定となっており、日本、それに対立する中国、アメリカという国々から自立独立を勝ち取ろうと活動している。
その他キーワード
IFO
『エウレカセブンAO』に登場する人型兵器の総称。Intelligent Flying Objectの略。すべてのIFOは、10年前に発見されたニルバーシュを解析して作られた。
ニルバーシュ
『エウレカセブンAO』に登場する人型兵器。『交響詩篇エウレカセブン』にてエウレカが乗っていた機体。エウレカが行方不明になって以来、機能停止していた。アオが起動し、搭乗する。