概要・あらすじ
西暦2201年。人類はガミラス帝国を撃破し、今では太陽系を隅々まで開発するほどの科学力を有していた。そこに、宇宙の生物すべてを奴隷化し支配していくという恐るべき目論みを持った白色彗星帝国が現れる。
地球は次の標的として目をつけられ、太陽系外周艦隊の旗艦宇宙戦艦ヤマトは突如として攻撃を受ける。その攻撃を皮切りにして人類と白色彗星帝国の戦いの幕がきって落とされた。
登場人物・キャラクター
古代 進 (こだい すすむ)
正義感の強い、活気に溢れた青年であり、宇宙戦艦ヤマトの艦長代理として活躍している。単独行動があちこちに見られる他、頑固な一面が強く表現されている。
ズォーダー
敵である白色彗星帝国の皇帝。自らを全宇宙の支配者と自称するなど傍若無人な面が目立つ。デスラーのことは、良き軍人として認めている。
真田 志郎 (さなだ しろう)
技術者として活躍する頼もしい軍人。常に先々を読み行動するなど、冷静な判断力を持つ。
森 雪 (もり ゆき)
心優しい気だての良い女性で、古代進の恋人。本作では、看護士として医師である佐渡酒造の手助けをしている。
デスラー
ガミラス帝国の総統。宇宙戦艦ヤマトとの戦いでガミラス星そのものを失ってしまった。しかし、残存兵力と共に白色彗星帝国に身を寄せる。
島 大介 (しま だいすけ)
古代進の親友であり、熱くなりがちな古代とは対照的に、落ち着いて物事を判断する事が出来る。戦闘途中で敵の銃撃を受けて行方不明になり、。その後テレサに救われて相思相愛の関係となる。
テレサ
反物質を操ることのできる超能力者。白色彗星帝国を敵視し、人類に味方しようとする。戦闘中に怪我をした島大介を救い、看護したことが縁で島と恋人同士になる。
場所
白色彗星帝国 (はくしょくすいせいていこく)
『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する移動する巨大な人工惑星。正式名称を白色彗星帝国ガトランティスと言う。アンドロメダ星雲を支配して太陽系第三惑星の地球に狙いを定めていた。移動する要塞惑星。
その他キーワード
波動砲 (はどうほう)
『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する武器。宇宙戦艦ヤマトの先端部分に装備されている。波動エンジンのエネルギーを極限まで増幅させて、それを一気に放出する。破壊力は、宇宙に浮遊するオーストラリア大陸程度の星を破壊することができるほど。
アンドロメダ
『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する宇宙戦艦。宇宙戦艦ヤマトよりも一回り以上大きい。宇宙戦艦ヤマトの波動砲の2倍の破壊力を持つ拡散波動砲を搭載している。地球軍の最新鋭艦。
反物質 (はんぶっしつ)
『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する特殊なエネルギー。テレサが操ることができる力で、物語の終盤で重要な役割を果たす。
宇宙戦艦ヤマト (うちゅうせんかんやまと)
『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する人類最後の戦艦とされる。その動力はイスカンダル星から送られた波動エンジンを使っている。その能力の高さからワープ航法という長距離を時間を短縮して飛行することを実現した。 そのエネルギーを使って波動砲という強烈なエネルギーの固まりを放出することができる。