概要・あらすじ
音羽署捜査一課に新しく配属された少女、皇くるみは、犯罪の匂いがする者に近づくと乳首が反応するという超能力を持つ新米刑事。しかし、周囲には能力のことを信じて貰えないため、くるみは証拠を手に入れるために潜入捜査を行っていく。様々な難事件や強敵がくるみの前に立ちふさがってくるが、彼女は持ち前の美貌と行動力で事件を解決していくのだった。
登場人物・キャラクター
皇 くるみ (すめらぎ くるみ)
音羽署捜査一課に新しく配属された新米刑事。犯罪の匂いを感じると乳首が反応するという超能力の持ち主であり、数々の事件を解決へと導いていく。しかし、周囲には超能力のことを信用してもらえないため、目星を付けた相手に潜入捜査をしかけて証拠を見つけるという手段を度々取っていく。一度会った人物をも騙す卓越した変装技術を持っており、またどんな相手にも怯まずに立ち向かう度胸も人一倍強い。 その反面、射撃の腕は全くない。先輩であり、パートナーの江口大輔とは口喧嘩が絶えないが、共に事件を解決するうちに打ち解けていく。
江口 大輔 (えぐち だいすけ)
音羽署捜査一課に所属する刑事であり、皇くるみの先輩にあたる。頭の回転も速く、署内一と言われる射撃技術を持つ有能な男だが、どこか間が抜けたところがある。くるみの初出勤時に痴漢と間違われて以来、彼女とは口喧嘩が絶えない。くるみの超能力に関しては疑問視しているものの、勘の良さに関しては一応の信頼を置いており、度々彼女のピンチに駆けつけている。
丸山 (まるやま)
音羽署捜査一課の課長を務める、中年の男性。小太りの体型に、頭頂部が禿げ上がった髪型が特徴的。温厚だが、規律には厳しい性格。一方で権威主義的で思い込みが激しいところもある。
皇刑事 (すめらぎけいじ)
皇くるみの父親で、優秀な刑事。物語開始時点では、既に殉職しており故人。くるみが刑事を目指すきっかけとなった人物。
白神 神馬 (しらかみ じんば)
皇刑事によって兄を殺されたと思い込み、娘の皇くるみに復讐することで恨みを晴らそうとする男。数々の戦場を生き抜いてきた傭兵で、戦闘能力は人並み外れて優れており、身近な物から武器を造り出してしまう技術を持っている。
伊庭 明 (いば あきら)
音羽署捜査一課科学捜査班の主任研究員。様々な武器の開発に携わっており、技術力の高さは指折り。戦闘能力も高く、白神神馬との決戦に向かう皇くるみに特訓を施した。ヘビースモーカーであり、煙草を咥えていることが多い。