概要・あらすじ
まあちゃん(山口正美)は幼稚園の年長組の少女。一緒に住むお母さん(山口春代)とおばあちゃん(山口冬子)は、家計の足しにと下宿を始めたが、やってきたのは男子という希望に反して4人の女子大生だった。広かった家が、一気に賑やかにになる。
登場人物・キャラクター
山口 正美 (やまぐち まさみ)
前作『菜の花』から引き続き登場する。二つ結びの女の子。登場時は幼稚園の年長。お母さん(山口春代)と、その姉のおばあちゃん(山口冬子)との3人暮らし。下宿人としてやってきた モトコ、 森、ネコ 、スガコの4人の女子大生を気に入って仲良くなる。お母さんとおばあちゃんが男子学生を入れようとすることに彼女達と共に抗戦する。
森 (もり)
前作『菜の花』から引き続き登場する。おかっぱ髪に丸眼鏡をかけた女性。華野女子大の1年生。モトコ、ネコ、スガコの3人と寮の改善ストをして追い出され、4人で山口正美の家に下宿を始める。
山口 冬子 (やまぐち ふゆこ)
白髪に眼鏡をかけた、落ち着いた女性。まあちゃん(山口正美)の母の姉。長く出版社に勤めていたが、フリーの著述家になったばかり。お母さん(山口春代)と共に下宿を始める。男子学生という希望に反してやってきた4人の女子大生を、条件付きで受け入れる。
たけし
腕白そうな男の子。両親がしばらく家を離れることになったため、まあちゃん(山口正美)の伯母が山口家に連れてきた。初めはいたずらばかりで憎まれ口をきいていたが、山口家の人々や下宿している4人の女子大生達と接するうちに少しずつ態度が変わってくる。