概要
日本の漫画家。女性。土佐女子高校中退。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒。大学在学中より、アダルト本のカットを描く。1988年「ヤングサンデー」から『ちくろ幼稚園』でデビュー。1989年「近代麻雀ゴールド」に『まあじゃんほうろうき』を連載。麻雀でカモられる姿を自虐的に描き、人気を博した。ギャンブル関連の著作のほかにも、『鳥頭紀行 ジャングル編』などの体験ルポも得意とする。一方で、『ぼくんち』など、叙情性の高い作品も高い評価を受けており、同作は1997年に文藝春秋漫画賞を受賞したほか、2007年に映画化もされた。2002年10月からは、毎日新聞朝刊に『毎日かあさん』の連載を開始。同作は、2004年に第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。また、テレビアニメ化や実写映画化される大ヒットとなった。私生活では、1996年にジャーナリストの鴨志田穣と結婚し、一男一女をもうける。2003年、鴨志田のアルコール依存症を原因に離婚するが、2007年に復縁。同年3月、鴨志田が腎臓がんで亡くなるまで共に過ごした。現在は、高須クリニック院長の高須克弥と事実婚にあり、一般財団法人高須克弥記念財団理事長を務める。
ヒストリー
- 1964年11月1日
高知県高知市に生まれる。
- 1988年
「ヤングサンデー」から『ちくろ幼稚園』でデビュー。
- 1989年
「近代麻雀ゴールド」に『まあじゃんほうろうき』を連載。好評を得て人気作家となる。
- 1995年
「ビッグコミックスピリッツ」に『ぼくんち』を連載。
- 1996年
フリージャーナリストの鴨志田穣と結婚。
- 1997年
『ぼくんち』で、第43回文藝春秋漫画賞受賞。
- 2002年10月
毎日新聞朝刊に『毎日かあさん』の連載を開始。
- 2003年
アルコール依存症による暴力などが原因で、鴨志田穣と離婚。
- 2003年4月
観月ありさ主演で『ぼくんち』が実写映画化。
- 2004年
『毎日かあさん』で、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
- 2005年
『上京ものがたり』『毎日かあさん』で第9回手塚治虫文化賞短編賞受賞。
- 2007年
鴨志田穣と復縁。同年3月20日に鴨志田が亡くなるまで闘病生活を共に過ごす。
- 2009年4月1日
『毎日かあさん』がテレビアニメ化。東京テレビ系列で放映される。
- 2009年
『女の子ものがたり』が深津絵里主演で実写映画化される。
- 2011年
『毎日かあさん』で、第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞受賞。
- 2013年
『毎日かあさん』で、日本マザーズ協会主催第6回ベストマザー賞文芸部門を受賞。
- 2013年8月24日
『上京ものがたり』が、北乃きい主演で実写映画化される。
受賞
- 1997年
第43回 文藝春秋漫画賞『ぼくんち』
- 2005年
第8回 文化庁メディア芸術祭優秀賞/『毎日かあさん』 マンガ部門
- 2005年
第9回 手塚治虫文化賞短編賞/『上京ものがたり』『毎日かあさん』
- 2011年
第40回 日本漫画家協会賞参議院議長賞/『毎日かあさん』
- 2013年
第6回 ベストマザー賞/『毎日かあさん』 文芸部門
作品
- 1988年
-
作者
- 1989年
-
作者
- 1991年
-
はれた日は学校をやすんで
作者
- 1995年
-
鳥頭紀行 ジャングル編
作者
- 1995年
-
作者
-
怒濤の虫
作者
- 1996年
-
できるかな
作者
-
営業ものがたり
作者
-
ゆんぼくん
作者
- 2002年
-
作者
- 2004年
-
作者
- 2004年
-
パーマネント野ばら
作者
- 2005年
-
女の子ものがたり
作者
-
いけちゃんとぼく
作者
-
恨ミシュラン
作者
-
むいむい―りえこさん虫日記
作者
-
この世でいちばん大事なカネ
作者
-
サイバラ式
作者
-
西原理恵子の人生一年生
作者
- 2009年
-
作者
- 2010年
-
きみのかみさま
作者
- 2011年
-
作者
- 2011年
-
作者
-
それはちょっといやだ
作者
-
いきのびる魔法 :いじめられている君へ
作者
- 2014年
-
ダーリンは70歳
作者
- 2017年
-
りえさん手帖
作者
- 2017年
-
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
作者
関連キーワード
鴨志田穣
高須克弥
関連外部リンク
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