概要・あらすじ
田舎から1人で上京してきた少女が、ミニスカパブのアルバイトなどを経て、やがて漫画家として成功するまでを描く。『女の子ものがたり』の続編であり、『営業ものがたり』に続く、作者・西原理恵子の自伝的漫画。『毎日かあさん』とともに第9回手塚治虫文化賞短編賞を受賞(2005年)。
登場人物・キャラクター
あたし
美大に通うため、田舎から1人で上京する。居酒屋やコンパニオンの仕事を経て、新宿歌舞伎町のミニスカパブの仕事に就く。寂しがり屋で、無職の彼氏とだらだらと同棲を続ける。やがてイラストや漫画の仕事が認められるようになり、作家としての仕事にやりがいを見出す。
彼氏 (かれし)
主人公の彼氏。優しい性格だが、無職で働く気もないダメ男。働く気がないことを主人公に責められ、度々喧嘩をする。
店長 (てんちょう)
主人公のアルバイト先である歌舞伎町のミニスカパブの店長。従業員を「バカ女」呼ばわりする傲慢な男。主人公をはじめ店の女の子に嫌われている。
葉美 (はみ)
新宿歌舞伎町のミニスカパブに勤める女性。主人公の同僚。スタイルがよい清楚な美人。国立大に通っており、劇団員でもある。