概要・あらすじ
まんが家西原理恵子は2人の子をもつお母さん。おおらかな兄と世話焼きの妹は日々成長し、おかあさんと一緒に楽しく幸せな世界を築いていく。
登場人物・キャラクター
西原理恵子 (さいばらりえこ)
まんが家。本人いわく「家庭円満マンガを描いていたら、連載中に離婚してしまいました(笑)」。子供たちの成長を日々温かく見守るおかあさん。お団子頭に簪を差した割烹着姿で描かれている。作者西原理恵子自身がモデルとなっている。
息子 (むすこ)
西原理恵子の長男。おおらかな性格の男の子で寝ることと肉と友達が大好き。物欲はあまりない。中学までずっと帰宅部だったが、高校生となって和太鼓部に入部。高校一年生で海外留学を志し、猛勉強の末、高校二年生でアメリカに旅だった。作者西原理恵子の長男をモデルとする。
娘 (むすめ)
西原理恵子の娘。通称ぴよ美。しっかり者で世話焼きの女の子。おかあさんの気持ちを常に思いやってくれるが、勉強はちょっと苦手。13歳になって初めてウエストのくびれができた。作者西原理恵子の長女をモデルとする。
鴨志田稔 (かもしだみのる)
西原理恵子の夫。二人の子供たちの父親。職業は戦場カメラマン。娘を溺愛している。連載が始まってすぐに離婚し、長く別居していた。その間、アルコール依存症で入退院を繰り返す。その後、お酒をやめて家に戻ってきたが、六ヶ月後癌で逝去する。最後に「子供を傷つけずにすんだ。人として死ねることがうれしい」と言い残す。 戦場カメラマンであり作家としても著作を残した鴨志田稔をモデルとする。
ばあちゃん
西原理恵子の母。子供たちの祖母。高知に住んでいたが、「ちょっと一ヶ月子守して」と言われ上京し、そのまま帰してもらえず、東京で暮らしている。二回の離婚経験があり、自分で働いて家を二軒立てた苦労人。作者西原理恵子の母をモデルとする。
菊ちゃん (きくちゃん)
『毎日かあさん』に登場する猫。西原家の飼い猫1号。アメリカンショートヘアの雌。西原理恵子の友だちの家で生まれ、仔猫の頃もらわれてきた。後、文田さんとつがいになって四匹の仔猫を産む。
文田さん (ぶんださん)
『毎日かあさん』に登場する猫。西原家の飼い猫2号。アメリカンショートヘアの雄。ペットショップで売れ残りかけていたところを、子供達の願いにより買われてきた。後に「西原家の営業部長」と呼ばれるほど愛想のいい猫となる。
ポン美さん (ぽんみさん)
『毎日かあさん』に登場する犬。ゴールデンレトリバーの雌。年齢四歳~五歳ぐらい。保健所に保護されていた子を西原家で引き取った。それまでほとんど散歩をさせてもらえず、トイレのしつけも0。ひたすら人間が好きだが、再び捨てられる不安を感じているのか、人の姿が見えないと落ち着きを無くしてしまう子だった。しかし半年後には、健康で散歩が大好きになり、晴れて正式に西原家の一員となる。
兄夫婦 (あにふうふ)
西原理恵子の兄とそのお嫁さん。ふたりの間には一男一女がいる。高知県在住。子供好きで面倒見のよい兄は、度々上京して子供たちと遊んでくれる。兄嫁は大変おとなしい人で、2人目の子を帝王切開で産む時、「麻酔が効いてない」と言いそびれて死ぬほど痛い目にあった。
てっちゃん
西原理恵子の甥っ子。なっちゃんの兄。大学入学を機に東京にやってきた。高校に入ってオタク化し、以来ずっと変化なし。ゲームおたくでコンピュータ系の大学に進学した。西原が息子の家庭教師を依頼したところ、時間を守らず夜になって現れ、あげく二人で「ドラゴンボール」全巻一気読みを始めるという、聞きしに勝る役立たずぶりを見せつけた。
なっちゃん
西原理恵子の姪っ子。てっちゃんの妹。兄と同じ中高一貫の進学校に通っていた。成績優秀で将来はファッション関係の仕事につきたいオシャレ命の女の子。中高六年間一度もシャツをズボンに入れることができずシャツ出しのてつやと呼ばれた兄とはずっと他人のフリをしていた。
愛ちゃん (あいちゃん)
西原理恵子のまんがアシスタント。西原理恵子の夫・鴨志田稔が酔っぱらって買ってきた柴犬のモモちゃんを引き取って大事に育てた。その後、アニマルレスキューという愛護団体から保護犬を引き取ることを西原に提案し、ぽん美さんがやってくるきっかけを作った。作者西原理恵子のアシスタント麓愛をモデルとする。
麦ちゃん (むぎちゃん)
西原理恵子のご近所ママ友達。双子1組を含む5人の年子の男の子の母。わんぱく盛りの5人の息子たちの育児で常にヘトヘトになっている。「ひとりも死なせない」ことだけが育児の目標。育ち盛りの時には、生協の食材だけで月に30万円かかっていた。