概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
宝生 麗子 (ほうしょう れいこ)
警視庁国立署に勤務する新米の女性刑事。茶髪のロングヘアが特徴の美女で、実は銀行・電機・アパレルなど幅広い事業を手掛ける巨大複合企業「宝生グループ」の総帥、宝生清太郎の一人娘。刑事としてまじめに職務に励んでいるが、リムジンで移動したり、広大な自邸で華やかなドレスを身にまとったりと、ゴージャスな生活を送っている。大学卒業後、父親が勧めた花嫁修業やグループ企業への就職の道を選ばず、自らの意志で警察官になったが、職場では財閥の令嬢であることを隠している。捜査で難事件に遭遇すると、自宅に持ち帰り、執事の影山に事件の一部始終を話して意見を求めるが、そのたびに影山から「お嬢様の目は節穴でございますか?」といった辛辣な言葉を浴びせられている。
影山 (かげやま)
宝生家の運転手兼執事を務める男性。年齢は30代半ば。つねにダークスーツに身を包み、銀縁眼鏡をかけた整った黒髪のイケメン。ふだんは物腰柔らかく礼儀正しく、謹厳実直そのものに見えるが、主人である麗子が難事件の捜査に悩んで相談を受けると、執事らしからぬ辛辣な言葉を浴びせたり、慇懃(いんぎん)無礼な態度をとったりすることがある。しかし、その推理力は抜群で、麗子から事件の概要や彼女の的外れな推理を聞くだけで、核心を突く鋭い指摘をし、真相解明へと導いていく。感情をほとんど表に出さず、その経歴や私生活も謎に包まれている。
クレジット
- 原作
-
東川 篤哉







