赤ずきんチャチャ

魔法の国にあるうらら学園を舞台に、魔法使いのたまごのチャチャと、その仲間達による楽しい日々を描いた学園ギャグ漫画。後に続編となる『赤ずきんチャチャN』が刊行された。

正式名称
赤ずきんチャチャ
ふりがな
あかずきんちゃちゃ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社) / 集英社文庫 コミック版(集英社)
巻数
全9巻完結
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あらすじ

第1巻

ある日、もちもち山に住む世界一の大魔法使い、セラヴィーは、うりずり山の魔女、どろしーに小さくなる魔法をかけられ、誘拐されてしまう。セラヴィーを助けるため、魔女見習いのチャチャは、一番の友達であるオオカミ人間のリーヤと共にうりずり山へと向かう。そこでチャチャはセラヴィーのテレパシーを受け取り、どろしーに奪われたセラヴィーの大事な人形、エリザベスを探し始める。途中、どろしーと遭遇したチャチャが魔法対決を繰り広げる中、リーヤがエリザベスを発見。これにより、セラヴィーは元の大きさに戻って自分の力を取り戻す。さらにその時、チャチャの失敗魔法が炸裂。どろしーを、彼女の住んでいたお城もろとも爆破するのだった。(第1話「赤いずきんの魔法使い・チャチャ登場の巻」)

飛行訓練をしていたチャチャは、セラヴィーに魔法の検定試験を行うと告げられた。その方法は鬼ごっこで、師匠であるセラヴィーを捕まえて、魔法の国へ連れていければ合格というものだった。それだけを告げると、セラヴィーはあっという間にほうきに乗って飛び去ってしまう。一人残され途方にくれるチャチャだったが、そこに同じく検定のため、師匠であるどろしーを捕まえなくてはならないしいねが通りかかる。二人はリーヤの嗅覚を頼りに、師匠を探す旅に出る事を決意する。(第2話「もちもち山の筋肉大魔神!? の巻」)

弟子達と同じように、セラヴィーとどろしーも共に行動をしていた。そんな中、どろしーは、スキを見てセラヴィーを倒し、自分が世界一の大魔法使いになろうと目論んでいた。その頃、師匠を探すチャチャ達三人は、漂ってきたいい匂いにつられて、一軒の家にたどり着く。そこはお菓子魔女のクリームの家だった。そこでチャチャは、自分がお菓子作りの達人として知られるセラヴィーの弟子である事を知ったクリームから、美味しいお菓子を作ってみるように命令されてしまう。(第3話「お菓子魔女のクリームざんす!? の巻」)

海にやって来たチャチャとリーヤ、しいねの三人は、チャチャの魔法でボートを出し、離れ小島にいる師匠達のもとへ向かう。しかし途中でボートが転覆し、リーヤが海底に沈んでいってしまう。それを見掛けた人魚のマリンは、リーヤに一目惚れ。彼を助け、頭を打ったせいで記憶喪失になってしまったリーヤに、自分はリーヤの恋人だと噓を教える。そこへリーヤを探してチャチャがやって来る。リーヤとただならぬ関係にありそうなチャチャを邪魔だと感じたマリンは、自分に思いを寄せる海坊主を利用してチャチャをやっつけようとする。だがその頃、リーヤは、離れ小島にいたセラヴィーに記憶喪失を治してもらっていた。(第4話「プリティーな人魚マリン登場!? の巻」)

セラヴィーは、消えてしまったお気に入りの人形、エリザベスを、必死で探していた。その頃、セラヴィーを追っていたチャチャ達は、リーヤが辿った匂いから、マリンが持ち去ったエリザベスにたどり着く。チャチャ達はマリンからエリザベスを取り戻す事に成功するものの、誤ってエリザベスの首を折ってしまい、運よく通りかかった人形師のコペットじいさんにエリザベスを直してもらう事にする。コペットじいさんの人形屋敷は特殊な空間で、そこでは人形が動いたり話したりする事ができる。そこへセラヴィーがやって来て、無事に修復されたエリザベスと再会。そしてセラヴィーは、チャチャ達一行に、エリザベスにまつわる秘密を語り始める。(第5話「わしは人形屋敷のコペットじいさんじゃ!! の巻」)

第2巻

ある夜、リーヤしいねと共に野宿していたチャチャは、通りかかったマリンと共に吸血鬼のきゅーちゃんにさらわれてしまう。乙女の生き血を吸おうとするきゅーちゃんに対し、チャチャは魔法で反撃するが、失敗ばかりでうまく倒す事ができない。なんとかして逃れようとする二人の前に、怪力で壁を壊したリーヤが現れる。しかし狼に変身していたリーヤはかわいい子犬にしか見えず、完全に油断したきゅーちゃんはリーヤに倒されてしまう。(第6話「世界一かっこいい吸血鬼きゅーちゃんだぞ! の巻」)

冬になり、寒い季節になったものの、役に立つ魔法を使えないチャチャとしいねは、不便な生活をしていた。ある日、リーヤが必死で冷たい川の中から取った魚を、ミケネコ博士の機械の燃料として取られてしまう。ミケネコ博士はお詫びにご馳走すると約束して、自分の研究所へ三人を連れて行くが、内心では自分の発明の実験台として利用しようとしていた。次々とひどい目に遭わされ、とうとう怒った三人は機械を壊して逃げだしてしまう。機械を壊されたミケネコ博士は、巨大なメカ・ニャンダバーZの試運転も兼ねて三人を攻撃するが、チャチャが魔法で返り討ちにする。そしてクリスマスの夜、降りしきる雪にテントの中で凍えていた三人に、セラヴィーが快適に過ごせる家をプレゼントするが、それはミケネコ博士の発明品なのだった。(第7話「天才科学者・ミケネコ博士の登場だにゃー! の巻」)

魔法使いの検定中、セラヴィーとどろしーはそれぞれの弟子であるチャチャ、しいねから共に逃げていたが、世界一の大魔法使いの座を奪おうと企む双子の魔法使いであるカンカンとランランが現れた。カンカンとランランはまず、チャチャやリーヤ、しいねに近づき、若返りの薬を飲ませ、赤ちゃんになったチャチャとリーヤ、しいねは意識は元のままであるものの、魔法を使えず、言葉を話す事すらできない。セラヴィーとどろしーは気づかず、カンカンとランランに差し出された飲み物を飲んでしまう。リーヤが邪魔したおかげで若い頃に戻っただけで済んだセラヴィーとどろしーだったが、魔法の力が半減してもなお最強のセラヴィーはカンカンとランランの攻撃を余裕でかわし、焦ったカンカンとランランはチャチャとしいねを誘拐して逃走する。(第8話「双子の魔法使いカンカン・ランランが来た! の巻」)

若返りの薬のせいで赤ちゃんの姿にされたチャチャとしいねは、カンカンとランランに誘拐され、アジトに連れてこられてしまう。スキを見て逃げ出した二人は、年増やしの薬を手に入れるために奔走していた。一方、セラヴィーとどろしーは赤ちゃんのリーヤを連れてチャチャとしいねの救出に向かっていた。その頃、チャチャは年増やしの薬を手に入れたが、薬の成分はお酒と類似しており、それを飲んだチャチャは酒乱のように魔法を使いまくり、反対にしいねは泣き上戸になってしまう。チャチャのめちゃくちゃな魔法でカンカンとランランがアジトもろとも壊滅された、セラヴィーとどろしーとリーヤが到着する。1本だけ無事だった年増やしの薬を無理やりリーヤに飲ませたセラヴィーは、元の姿に戻れなくなった事をむしろ喜ぶが、チャチャとリーヤとしいねは二日酔いに苦しむ事となってしまう。(第9話「年増やしの薬をさがせの巻」)

子供の姿になったままのどろしーのスキを見つけて捕まえる事ができたしいねは、魔法使いの検定に合格する事ができた。どろしーが元の姿に戻るためには、ウレシ草という薬草がどうしても必要であり、どろしーは必死に探していたが見つからない。ウレシ草を隠し持っているセラヴィーに出すように要求すると、セラヴィーは、チャチャが自分を捕まえられたらウレシ草をあげると約束し、逃げてしまうのだった。ウレシ草を手に入れるために、どろしーも協力し、あらゆる作戦を練ってセラヴィーを捕まえようとするが、すぐに見破られてしまう。ついに直接対決をする事になったチャチャとセラヴィーだったが、まったく歯が立たなかった。ひとまず戦いを終えて四人で楽しく食事をしているところを、ひとりぼっちのセラヴィーが屋根の上からのぞいていると、屋根が壊れて落ちてしまい、セラヴィーは煮込みうどんをかぶってしまう。魔法で冷やそうとしたチャチャはセラヴィーを氷漬けにしてしまい、見事捕まえる事ができた。(第10話「チャチャVSセラヴィー最後の対決!? の巻」)

検定に合格したチャチャとしいねは、魔法の国で魔法免許証を手に入れる。次に学問を身につけさせようと考えたセラヴィーとどろしーによって、チャチャとしいねとリーヤはセラヴィーとどろしーの母校であるうらら学園に入学する事になる。三人は同じ1年バナナ組に入り、怖い顔で鞭を振り回すが実は優しい先生、ラスカルのもとで勉強する事になった。クラスにはチャチャと同じく魔法使いである黒ずきんのやっこという女の子がいた。彼女は世界一の大魔法使いであるセラヴィーの事を尊敬しており、男性としても惚れていた。そして嫉妬の気持ちから、チャチャに対して激しいライバル意識を抱いていた。どちらがセラヴィーの弟子に相応しいか、やっこはチャチャに魔法勝負を挑む。最初はやっこの方が優勢だったが、チャチャが魔法で出したセラヴィーの顔面に怒られたやっこは泣き出し、負けてしまう。(第11話「黒ずきんのやっこ登場の巻」)

第3巻

人魚のマリンリーヤを追いかけてうらら学園に転校して来た。1年りんご組に入る事になったマリンは、どうにかしてリーヤの気持ちを自分に向けようと、やっこに頼んで高額なホレ薬を売ってもらう。しかしリーヤになかなか薬を飲ませる事ができずにマリンが困っていると、やっこが高額な請求の代わりに給食に混ぜる事を引き受ける。リーヤにだけ惚れ薬を盛るつもりが、何も知らないラスカルによって給食全体に混ぜられてしまう。そうとは知らないマリンのもとに、リーヤがやって来て告白するが、しいね、ラスカル、そしてチャチャまで、次々とバナナ組のクラスメイト達がマリンを取り合い、争いに発展してしまう。バナナ組のクラスメイト達は当の本人であるマリンまで巻き添えにして、お互いに倒し合う。最後に残ったのはチャチャとリーヤで、チャチャによる魔法攻撃で別のクラスの人達や、学校まで倒壊させてしまう。セラヴィーのもとへと送られてしまう。(第12話「初対決! リーヤVSチャチャの巻」)

バナナ組の担任であるラスカルが交通事故に遭ってしまい、1日だけ学校をお休みする代わりに、雪女のおゆき先生がやって来た。おゆき先生は気が弱く、気持ちが高ぶると体温の調節ができなくなってしまうという特徴があった。季節は夏であるにもかかわらず、ちょっとやそっとの事で動揺するおゆき先生は、そのたびに教室に雪を降らせ、チャチャとやっこのケンカでは猛吹雪を起こしてしまう。そしてりんご組のマリンが乱入し、止めるおゆき先生に食ってかかると、先生はとうとう耐えきれなくなり、クラスの子供達を心の異次元にふっ飛ばしてしまう。おゆき先生の心の中は氷と猛吹雪の世界であり、チャチャ、リーヤ、しいねはなんとかして本体に近づこうとするが、寒さでみんなが次々と倒れてしまう。魔法でペンギンを出したチャチャはクラスメイトに擬態させて、おゆき先生を慰める。そして次の日、大ケガをおして学校に現れたラスカルだったが、バナナ組のクラスメイト達はみんな、風邪を引いて学校を休んでいた。(第13話「寒さ爆発! 雪女のおゆき先生登場の巻」)

臨海学校で海へやって来たうらら学園の生徒だったが、リーヤとしいねは猛毒を持つ一つ目クラゲに刺されてしまう。放っておくと死に至るほどの猛毒を治すには、星の入江に咲くナオリ草を煎じて飲ませるしかないのだが、星の入江には女の妖怪が住んでいるという噂だった。しかしチャチャ、マリン、ラスカル、そしてクラスメイトのお鈴はリーヤとしいねのためにナオリ草を取りに行く。星の入江に現れた女の妖怪は、かつてマリンがふった相手である海坊主の妹、海坊子で、マリンに対して復讐したいと狙っていた。そして、ナオリ草には毒消しのほかにもう一つ、好きな人にあげると両思いになるという効果がある事を告げる。それを陰からこっそり聞いていたマリンは、先回りしてナオリ草を摘み取り、自分の分以外はすべて処分する。しかし逃げようとするところを海坊子に見つかり、ナオリ草を海に落としてしまう。海坊主の仲裁で海坊子の攻撃は止まり、1本だけ海の底から見つけたナオリ草によって、リーヤとしいねは一命を取りとめる。しかし海坊子が拾ったもう1本のナオリ草を巡って、チャチャ、マリン、お鈴、そして海坊子の女同士の醜い争いは続く。(第14話「海の怪物・海坊子登場の巻」)

うらら学園りんご組の担任であるバラバラマンが、リーヤとお鈴を自分のクラスにほしいと、ラスカルに対して、クラス対抗で何かを勝負して買った方が、負けた方のクラスの生徒をもらえるという制度「花いちもんめ」を申し込む。花いちもんめは3日後の運動会で行われる事になり、リーヤとお鈴を取られてはたまらないとチャチャ達は闘志を燃やす。しかしなかなか決着がつかず、すべては最終種目である騎馬戦に託されたが、魔法でも道具でも使ってOKのルールのため、試合は大混戦になってしまう。リーヤをりんご組に入れたいというマリンの執念で、りんご組が優勢になったものの、スキを見てチャチャが応酬し、バナナ組が勝利を飾る。生徒を手放す事になってしまったバラバラマンをなぐさめようとしたリーヤだったが、バラバラマンはバラ人間なためトゲ肌で、抱きしめられたリーヤは痛い目に遭ってしまう。(第15話「うらら学園大運動会の巻」)

仕事で帰りが遅いセラヴィーに頼まれたどろしーが、チャチャとリーヤとしいねを連れて買い物をした帰り道、リーヤがリムジンにはねられてしまう。車から降りて来たどろしーそっくりな女性は、姉であるどろしーを見つけて驚く。どろしーそっくりな女性はドリスと名乗り、久しぶりに会った姉とチャチャ、リーヤ、しいねを屋敷に招く。ドリスはセラヴィーに片思いしており、セラヴィーのそばにいるどろしーを目の敵にしていた。食事をふるまったドリスは、屋敷の用心棒達にどろしーをやっつけるように命令し、自分はどろしーに変装してチャチャ達と共にセラヴィーのそばで暮らそうと企んでいた。まんまと捕まってしまったどろしーは牢に入れられ、ドリスはチャチャ達を連れ帰ろうとするが、リーヤの嗅覚によってすぐに正体を見破られてしまう。しかしそこに現れたのは、変装して用心棒として屋敷で働いていたセラヴィーであった。抱き着いてくるドリスを殴り飛ばしたセラヴィーを見て、チャチャ達はセラヴィーを偽物なのかと疑うが、実はドリスは女性ではなくおかまで、どろしーの弟だった。(第16話「どろしーの妹!? ドリス登場の巻」)

かくれんぼをしていたしいねは、図書館の本の魔法陣から出て来た悪魔のキューピッド、きゅーぴふぇるにのり移られてしまう。きゅーぴふぇるはヒマつぶしにチャチャに対するしいねの思いを叶えてやろうと、キューピッドの矢でチャチャを狙うが、そのたびにリーヤ、マリン、やっこなどの邪魔が入ってしまう。しいねの様子がおかしい事に気づいたチャチャ達は、しいねの身体からきゅーぴふぇるを追い出すが、きゅーぴふぇるは次にリーヤの身体に入り込んでしまう。しかしリーヤは力は強いものの、不器用過ぎて矢が扱えず、ボールを見ると狼に変身してしまうため、きゅーぴふぇるは次にバラバラマンの身体に入り込む。最後にラスカルの身体に入り込んだきゅーぴふぇるに狙われ、万事休すと思われたが、そこへ園長のウララが現れてチャチャ達を救出する。ウララの中にはきゅーぴふぇるの奥さんが入っており、きゅーぴふぇるは奥さんに怒られながら帰って行く。(第17話「悪魔のキューピッド・きゅーぴふぇるちゃん登場の巻」)

第4巻

世界一の大魔法使いであるセラヴィーのもとには挑戦者が絶えないが、中には魔法とはまったく関係のない勝負を挑んでくる者も多い。だが、オールマイティな才能を持つセラヴィーはそれらもすべて倒していた。お正月のある日、カルタ王カータンがカルタ勝負を挑んでくる。家事で忙しいセラヴィーに代わってチャチャリーヤしいねがカルタ対決をする事になるが、実力もさる事ながら、カータンは汚い手を平気で使ってくるうえに、ほかの人が取った札まで横取りするのだった。魔法を使って倒そうとするチャチャ達だが、そのすきを見せないままカータンの一方的な試合は続き、とうとう最後の1枚になってしまう。これまでカータンの取った札を奪おうと、チャチャ達は魔法で攻撃し、泥仕合の様相を呈してくる。そのすきに、散らかった部屋を片付けていたセラヴィーがカータンの隠してあった札を取り、セラヴィーは戦わずして勝負に勝つ事となる。(第18話「カルタ王カータン登場の巻」)

セラヴィーとどろしーは幼なじみの仲で、セラヴィーはその頃からどろしーに片思いしており、結婚の約束まで交わしていた。ある日、セラヴィーの家の屋根裏で、セラヴィーが作った魔法アイテムで遊んでいたチャチャ、リーヤ、しいねは、過去の姿が映る鏡を見つける。自分達が生まれる前の時間にダイヤルを設定したチャチャ、リーヤ、しいねは、鏡の世界に入り込んでしまう。そこは過去の世界であり、おりしもどろしーが世界一の魔法使いになるために家出をするところに遭遇したチャチャ達は、セラヴィーに頼んで元の世界にもどれるように頼みに行く。しかしその時代、まだセラヴィーは魔法使いではなかった。世界一の魔法使い、ピカポンに弟子入りするためにヤホホ山に向かったどろしーを追いかけて、チャチャ達とセラヴィーはヤホホ山へ向かう。どろしーの持ってきたお金を目当てに弟子入りを認めたピカポンは、どろしーを実験材料にしようと考えていた。そこに現れたチャチャ達はピカポンに勝負を挑むが、怒り狂ったピカポンにあっけなく敗れてしまう。(第19話「魔法使いセラヴィー誕生秘話の巻」)

どろしーを助けるために、チャチャはセラヴィーに魔法を教えるが、セラヴィーはあっという間にチャチャを超える魔法が使えるようになる。オールマイティな天才であるセラヴィーは、天才であるがゆえにすべての分野でどろしーを凌駕してしまい、負けず嫌いのどろしーに嫌われてしまっていた。囚われているどろしーを探そうと、変装して侵入したセラヴィー達は正体がばれてしまい、怒り狂うピカポンによって魔法攻撃を喰らうが、それをお手本にしてセラヴィーは何倍も威力が上の攻撃で応酬する。お互いの目くらましの攻撃でピカポンとセラヴィーの動きが止まった一瞬のスキに、どろしーが魔法攻撃でピカポンにとどめをさし、どろしーは世界一の魔法使いに認定される。しかし次の瞬間、どろしーはセラヴィーが魔法で出した巨大な祝福の花束に潰されてしまい、セラヴィーが世界一の魔法使いに認定される事となった。そして魔法対決の最中にセラヴィーが出した鏡によって、チャチャ達は元の世界に戻る事に成功する。(第20話「どろしー救出作戦の巻」)

うらら学園で進級テストが行われる事になり、生徒達は緊張しながらもテストに挑む。まずはかくれんぼでラスカルを見つけた生徒達は、順番に試験を受けて行った。問題はかなり易しいのだが、チャチャ、お鈴マリン、そしてリーヤ達は試験に落ち、追試を受ける事になってしまう。追試はバラバラマンが行ったが、チャチャ、お鈴、マリン、リーヤはまたしても落ちてしまう。そこへオレンジ組の担任の先生、まやちょんが現れ、ラスカルの甘さを指摘する。ラスカルとは後日決着をつける事を要求したまやちょんは、生徒達に勝負を挑む。まやちょんから問題を奪い、やっと及第したチャチャ達だったが、リーヤだけはまたしても追試に落ちてしまい、ラスカルは徹夜でリーヤのために追試を続ける。徹夜明けのラスカルはチャチャ、リーヤ、しいねを連れてまやちょんとの待ち合わせの場所へ行くが、おめかししてお弁当を持って現れたまやちょんが、チャチャ達の姿を見て慌てて立ち去ってしまう姿を見て、決闘ではなくデートの申し込みだったという事に気づく。(第21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」)

2年生に進級したチャチャとリーヤ、しいねは、課外活動としてぶつどう動物園へ見学へ行く。次の日から開園予定のぶつどう動物園に、特別招待されたうらら学園の2年生だったが、そこには園長の田中と、田中そっくりのアンドロイド、ドウ君がいるだけだった。ドウ君と握手したチャチャ達は、なんと動物に変身してしまう。実はドウ君の製作費が高すぎたため、動物園に動物を仕入れる費用がなくなってしまったため、チャチャ達を動物園の動物にしようと考えたのだ。ドウ君と握手したせいでただの動物になったチャチャは魔法を使う事ができず、檻に入れられたまま途方にくれているうちに夜になってしまう。しかしプレーリードッグに変身させられたしいねは檻の外に通じる穴を掘り、チャチャ、リーヤ、しいね、やっこの四人は元の姿に戻るヒントを求めてドウ君を探す。田中だと思った相手が実はドウ君だったのだが、そのショックでドウ君は善の心に目覚め、田中を動物に変身させると、自分が園長になって後日、ぶつどう動物園をオープンするのだった。(第22話「動物園で大騒動の巻」)

チャチャとリーヤとしいねは、賞品欲しさにスケート障害物レースに出場する事になる。出場する選手の中にはラスカルやバラバラマン、園長先生、やっこ、お鈴、マリンなど、うらら学園の生徒が大勢いる中で、レースはスタートする。しかしチャチャとリーヤとしいねはスケートは初めてで、三人はスクラムを組む形で滑り始める。雪女が凍らせた川がレース場になっているので、途中には岩だらけの急流地帯や滝などがあり、選手は次々と脱落していく。チャチャ達は力を合わせて難関を突破していくが、ゴール直前でやっこが仕掛けてあった爆弾が爆発し、氷が割れて選手は次々と冷たい川に転落。セラヴィーが魔法で彼らを救い出したが、一番にゴールした苦労もむなしく、レース自体が中止になってしまう。(特別編「チャチャのスケート障害物レースの巻」)

第5巻

うらら学園の2年生は、鍾乳洞の見学に来ていた。リーヤマリンに突き落とされ、鍾乳洞の中の川を流されてしまう。たんこぶだらけでのびていたリーヤを救助したのは、鍾乳洞の地底に住むにゅうにゅうという怪物だった。にゅうにゅうはリーヤを自分の子供だと勘違いし、リーヤを助けに来たチャチャしいねラスカルバラバラマンから逃げるため、洞窟の奥へとリーヤを連れて行ってしまう。必死で追いかけるチャチャ達から逃れるため、にゅうにゅうはリーヤを守りながら必死で逃げるのだった。やっとにゅうにゅうを捕まえてリーヤを取り戻したチャチャ達は、うらら園長によって保護されていたにゅうにゅうの子供を戻してやり、一件落着する。(第23話「鍾乳洞の怪物にゅうにゅうの巻」)

ある日、突然魔法が使えなくなってしまったどろしーは、髪の毛の色が金髪に戻ったまま、いつもの黒髪に変えられなくなってしまう。セラヴィーは大好きな金髪のどろしーを見て狂喜乱舞するが、どろしーは絶望のあまり錯乱してしまう。どろしーの魔法を封じたのは、実はかつてセラヴィーに世界一の魔法使いの座を奪われたピカポンだった。本当は、魔法が使えなくなる薬によってセラヴィーの魔法を封じて、再び世界一に返り咲こうとしたのだが、その薬を飲んでしまったのがどろしーだったのだ。逃げ出したピカポンを追いかけたチャチャとリーヤとしいねは、魔法で雲を集めて入道大魔神にしたピカポンに対抗し、自分達も入道大魔人を作り出してピカポンを倒す。一方、薬の効果が切れたどろしーは、勝手に婚姻届けを出そうとしたセラヴィーに対して激怒する。(第24話「殿、再び…の巻」)

チャチャの誕生日のために、以前からせっせとおこずかいを溜めていたリーヤは、プレゼントを買いに街へ出かける。一方、すっかりチャチャの誕生日の事を忘れていたしいねは、おこづかいがまったく残っていなかった。焦るしいねは、言葉巧みにリーヤを誘導し、リーヤの持っているお金を利用して増やし、二人からの連名でいいプレゼントを買おうと提案する。しかしどの作戦も失敗に終わり、元あったお金すらなくなってしまう。そして次の日、姿を見せないリーヤとしいねに腹を立てていたチャチャだったが、実は二人はチャチャへのプレゼントのために徹夜で大きなちぎり絵を完成させていた。(特別編「チャチャのバースデープレゼントの巻」)

うらら学園の2年生は、カレー湖のほとりでキャンプをしていた。楽しく過ごしたチャチャ達だったが、寝る直前に園長であるウララから聞いた、殺人鬼ジェイションの噂を聞いて震えあがってしまう。夜、トイレに行きたくなってしまったチャチャとお鈴は、やっこを連れてトイレに行くが、そこにお面をかぶって斧を持った男、ジェイションが現れる。逃げる三人はチャチャの魔法やお鈴の忍法、やっこの魔法薬でジェイションを攻撃するが、キャンプ場は破壊されつつもジェイションはまったく動じず、三人を追いかけ続ける。助けを呼ぼうと三人は近くの民家に飛び込むが、たくさんのお面と斧が飾られていたその小屋は、ジェイションの家だった。こうして三人はとうとうジェイションに捕まってしまうが、実はジェイションはただの口下手なお面マニアのきこりであり、拾ったやっこのイヤリングを届けようとしていただけだった。(第25話「キャンプ場にジェイションあらわるの巻」)

やっこがセラヴィーの事を好きになったのは、まだ幼い頃の事だった。魔法薬に使う薬草を取りに、おじいちゃんと共に山に行ったやっこは、おじいちゃんとはぐれてしまう。探しているうちに、おねしょをした事で怒られて泣いている幼い頃のしいねに出会う。次に、狂犬病予防接種から逃げまどい、大泣きをする幼い頃のリーヤに出会う。次に、畑で掘った芋を収穫しては落として転がす事を延々と繰り返す幼い頃のチャチャに出会う。その後、山道で足を滑らして崖に落ちたやっこに優しく声を掛け、迷子のおじいちゃんを保護してくれたセラヴィーに、やっこは一目惚れしてしまい、現在に至るのだった。(特別編「やっこ、恋の瞬間の巻」)

どろしーからおもちゃを買ってあげると買収され、チャチャとしいねとリーヤは色々な手段を使ってセラヴィーを泣かせる作戦を立てる。しかしどれも失敗に終わり、驚かして泣かせようと考えた三人は、セラヴィーを背後から強く突き飛ばす。セラヴィーを泣かせる事ができたが、同時にセラヴィーが作っていたケーキを落としてしまい、どろしーもろとも一同で涙にくれるのだった。バラバラマンはトゲ肌体質のせいで人に触れる事ができず、何にでも穴を空けてしまう自分の体質に悩んでいた。世界一の魔法使いであるセラヴィーに作ってもらったとげを抑える薬を飲むが、笑うと元に戻るという制約にしばられ、どんよりと暗く落ち込む。そこをチャチャ達に励まされ、喜びと共にトゲ肌も復活してしまう。(第26話「チャチャのステキな休日の巻」)

世界一の魔法使いのセラヴィーが風邪を引いてしまった。安静にしようと思ったセラヴィーだったが、お見舞いにやって来たチャチャ、リーヤ、しいねが引き起こすアクシデントによって、ゆっくり過ごせずに病状は悪化するばかり。役に立たない自分達の代わりに、どろしーに看病を頼みに行ったチャチャ達だったが、セラヴィーの不調を聞いたどろしーは、セラヴィーを負かして世界一の魔法使いになるチャンスとばかり、戦いを申し込みに行く。ひとしきり戦ってどろしーを倒したセラヴィーはほどよく汗をかき、風邪を吹き飛ばす事に成功。しかしチャチャ達が作ったまずいおかゆによって、今度はお腹を壊してしまう。(特別編「セラヴィー先生カゼをひくの巻」)

うらら学園の学園祭でダンスパーティーが行われる事になり、チャチャとリーヤは当然のようにパートナーを組む。一方、チャチャを取られた悔しさでいっぱいのしいねは、リーヤの無神経な言葉にイライラしてしまい、つい魔法でリーヤをお風呂で氷漬けにしてしまう。そのせいで風邪を引いてしまったリーヤは学園祭に行く事ができず、しいねとチャチャがパートナーになる。しかし、あきらめきれないリーヤは無理やり布団から抜け出し、学園祭に参加しようとするが、学校に着くなり倒れてしまう。保健室に運ばれたリーヤは、顔色が悪く不気味な雰囲気を持つよしこ先生の看病を受けるが、不気味な看病のため気が休まらない。なんとかして保健室を抜け出そうと試みるリーヤだったが、よしこ先生の妨害に遭ってしまう。保健室にお見舞いに来たチャチャとしいねは、リーヤが実際以上に重篤だと勘違いし、誤解したまま立ち去った二人を追いかけたリーヤは、止めようとするよしこ先生もろとも階段から落ちてしまい、二人はなかよく入院するはめになったのだった。(第27話「リーヤのパーティー大作戦の巻」)

第6巻

ちょっとしたケンカでどろしーを怒らせてしまったセラヴィーは、巨人に頼まれて小さくなる薬を作っていたところ、うっかりこぼして自分が小さくなってしまった。チャチャしいねに元の大きさに戻る薬を頼んだセラヴィーは、リーヤと共に庭へ材料の薬草を取りに行くが、そこにはまだセラヴィーに対して怒りをあらわにするどろしーがいた。どろしーに見つかってしまったセラヴィーは、とっさに人形になりすますが、小さくなってしまったセラヴィー本人だと知ったどろしーは怒りながら追い回す。どろしーの家の中に入り込んだセラヴィーは、勝手にどろしーの部屋に入り込み、隠し扉を発見する。そこには、セラヴィーが今まで誕生日などでどろしーに送ったプレゼントが、大切に保管されているのだった。チャチャ達のもとへ戻ろうと天井裏を移動していたセラヴィーは、お風呂の水の中に落ちてしまい、溺れてしまうが、どろしーに助けられ、二人のあいだに温かい気持ちが通うのだった。そして、チャチャ達が作った魔法薬は失敗作で、セラヴィーは今度は巨大になってしまう。(第28話「スモールセラヴィー大ピンチの巻」)

魔法の国にあるもみじ学園は超エリート校でありながら、うらら学園が次々と有名人を輩出している事に焦りを感じていた。学園長のウララに強烈なライバル心を抱くもみじ園長は、うらら学園の秘密を探ろうと考え、スパイとしてポピィを送り込む。ポピィは超能力を使って相手の心を読み取ろうとするが、ウララ、ラスカル、チャチャ、リーヤ、しいねもみな裏心はなく、学園にはなんの秘密もないのだった。成果が得られずに焦ったポピィは、超能力の存在を明かし、魔法を使って自分を捕まえてみろと挑む。三人はポピィの超能力に翻弄されるが、チャチャが巨大なパックマンで学校ごとポピィを捕まえる事に成功。これまで孤独に生きてきたポピィにとって、チャチャ達は初めての友達になり、ポピィはそのままもみじ学園のスパイをやめて、正式にうらら学園に転校する事になる。(第29話「もみじ学園からの刺客あらわるの巻」)

食いしん坊で大食漢のリーヤは、このままではリーヤの祖父のような筋肉大魔神になると、しいねから指摘される。おりしもリーヤの兄達から届いた年賀状の写真には、大男であるリーヤの祖父と同じくらい大きくなった兄弟の姿が映っていた。チャチャとつり合いが取れなくなるほど大男になりたくないと思ったリーヤは、食べる事を我慢するが、つらくてしかたがない。しかしセラヴィーに、兄達よりも小食な事を指摘されて安心したリーヤは、これまで通りお腹いっぱいご飯を食べるのだった。(特別編「くいしんぼリーヤの危機の巻」)

うらら学園に寝返ったポピィに対して恨みを持つもみじ園長は、殺し屋のじーさまとばーさまを雇ってポピィを殺そうと企む。しかしじーさまは耳が遠く、ちょっとボケていて、年のせいで身体が思うように動かない。狙われているとは知らないポピィは、自分が住んでいるテントを訪ねて来たチャチャとリーヤとしいねと走り回って遊ぶ事で、じーさまの狙撃をかわす。その後も別の方法でポピィを殺そうとするたびに、しくじってしまうじーさまとばーさまは、自分達の正体を明かして正攻法で殺そうとするが、ポピィの超能力で返り討ちに遭ってしまう。しかし誤って毒の吹き矢を飲み込んでしまった二人はポピィの超能力に助けられ、なおかつ借金を肩代わりしてもらったため、すっかりポピィに魅了され、殺し屋を廃業してしもべになる。(第30話「ポピィに迫る怪しい影の巻」)

10年間ほったらかしだった、うらら学園のにわとり小屋の掃除をする事になったラスカル、チャチャ、リーヤ、しいね、ポピィ、お鈴の六人は、巨大なにわとり小屋を訪れる。そこには巨大なにわとり達がおり、その中でも一番大きな金のとさかを持つ正五郎というオスのにわとりは、かつてうらら学園の生徒だったラスカルに対して恨みを抱いていた。その当時ガキ大将だったラスカルは、凶暴な正五郎から子分を守るために戦い、負かしていたのだった。チャチャの魔法やしいねの魔法弾、お鈴の忍術も効かず、ポピィの超能力で小屋の外に逃げたチャチャ達だったが、にわとり達は小屋を壊して出て来てしまった。しかし外に出たとたんに小さくなったにわとりを見て、にわとり小屋に魔法がかけてあると気づいたチャチャ達は、にわとり小屋を壊して正五郎にやられる直前だったラスカルを助ける。実は魔法は幼い頃のセラヴィーがかけた事が判明し、責任を取ってセラヴィーが正五郎を引き取る事になったのである。(第31話「にわとり小屋の秘密の巻」)

うらら学園にまた進級試験の季節がやって来た。今回の試験は、音楽、習字、家庭科、技術、美術のうちどれか一つでも合格点を取ればよい、というシステムで、特別講師を雇ってあった。張り切って試験を受けようとしたチャチャ、リーヤ、しいねだったが、音楽の特別講師はかつて戦った双子の魔法使いランランとカンカン。三人に恨みを持っていたため、不合格にさせられてしまう。習字の講師はカルタ王カータン、家庭科の講師はお菓子魔女のクリーム、技術の講師はミケネコ博士であり、やはり三人がかつて戦って倒した相手だったため、恨まれていて合格させてもらえない。残った美術も、講師が吸血鬼のきゅーちゃんだと聞き、絶望的になるチャチャ達だったが、ラスカルの入れ知恵で正体がばれないように変装して試験を受ける。なんとか合格はしたものの、女装した姿をほかの生徒達に見られてしまったリーヤとしいねは、赤っ恥をかいてしまう。(第32話「またまた進級試験だあの巻」)

しいねのパパのアクセスとしいねのママは、病弱なしいねを田舎のきれいな空気で健康に育てるために、かつてうりずり山に住んでいたどろしーに預けた過去があった。しかししいねに会いたいと願うアクセスは、耐えきれずにうりずり山を訪れる。そこでしいねが魔法の国へ引っ越した事を知ったアクセスは、しいね達が住む家のにゃんこハウスへ向かうが、世界一の魔法使いを狙う刺客、そしてどろしーのストーカーと勘違いしたセラヴィーによって、ひどい目に遭わされてしまう。その後、アクセスはしいねに会うためうらら学園まで訪ねて行くが、しいねとはすれ違い、遅くなってにゃんこハウスに戻って来たところで、やっとしいねと再会するのだった。ここでアクセスはうれしさのあまりしいねを強く抱きしめすぎ、骨を折って瀕死の状態にしてしまう。結局しいねのママによって、アクセスは無理やりしいねから引き離されてしまう事となる。(第33話「しいね涙の再会!? の巻」)

第7巻

リーヤからの手紙を読んで、いつもリーヤの境遇をうらやましいと感じていたリーヤの兄、サナエは、夜寝ているリーヤをこっそり洞窟に閉じ込めて、自分がリーヤになりすます。成長期で急に背が伸びたと偽るサナエをチャチャしいねはいぶかるが、リーヤではないという証拠がつかめないまま、いっしょにうらら学園に登校する。サナエの様子を見て、チャチャ達はますます偽物だという確信を強めていくが、このままチャチャを自分のものにしたいと考えたしいねは、偽物のリーヤを本物だと言い張るのだった。学校生活を満喫していたサナエのもとに、洞窟から脱出して来たリーヤが抗議に来て、二人は取っ組み合いになる。しかし二人の兄、タカノが今度はリーヤになりすまし、学校生活を満喫する。さらにその兄、さらにその兄、というように、リーヤの生活をうらやましいと感じていた兄達がリーヤになりすまし、とうとうリーヤの偽物は家よりも大きいサイズになってしまう。(第34話「リーヤのほんものは誰だ!? の巻」)

うらら学園3年オレンジ組の担任であるまやちょんは、ラスカルの事が好きなのだが、思いを伝えられないでいる。そんなある日、まやちょんは両親から見合いを勧められてしまう。無理やり結婚させられないためにも、まやちょんはラスカルに告白して恋人になろうと考える。しかし普段のあまのじゃくな性格が邪魔をして、素直に気持ちを伝えられない。あの手この手で思いを伝えようとしても、そのたびに邪魔が入り、ラスカルが生徒ばかりをかわいがる事に嫉妬心を燃やしたまやちょんは、やけくそな気持ちになってお見合いを承諾してしまう。しかし、まやちょんが何度かなにかを伝えようとしていた事を気にかけていたラスカルは、チャチャ達から知らせを受けて、まやちょんの気持ちには気づかないまま、お見合いを中止させに行く。(第35話「まやちょんのお見合いの巻」)

山で毛皮屋のおやじが仕掛けたワナにはまってしまったリーヤは、危うく殺されて皮を剝がれそうになった時に、無敵超人ドルフィンガーにカッコよく助けられる。ドルフィンガーの魅力にすっかり骨抜きになったリーヤは、ドルフィンガーともう一度会いたいと願い、うらら学園の中を探し回る。4年キウイ組のヒーロンは自分よりも大きな身体のイルカ、みっきーとつねにいっしょにいるイルカ好きだが、泣き虫でメンタルが弱かったため、ドルフィンガーではないと判断したリーヤは、しいねの提案で、あえて危険な目に遭う事でもう一度ドルフィンガーに助けてもらおうとする。毛皮屋で再びおやじに捕まったリーヤを見て、空飛ぶみっきーに乗ったヒーロンが助けたいという気持ちを爆発させて、合体してドルフィンガーというもう一つの人格を誕生させるのだった。こうして、リーヤはドルフィンガーに弟子入りを許されたが、元に戻ったヒーロンとみっきーには、変身中の記憶は残っていなかった。(第36話「無敵超人ドルフィンガー登場! の巻」)

もみじ学園のもみじ園長は、裏切り者であるポピィの事を倒そうと、何度も刺客を送り込んでは全滅させられていた。ある日、集団で襲ってきた刺客を徹夜で倒したポピィの前に、睡魔にしてスイマーのすいまーという刺客が現れる。すいまーは、相手を眠らせて二度と目を覚まさせなくするという術を使うのだった。ただでさえ徹夜明けのポピィはあやつられて眠りそうになるが、チャチャ、リーヤ、しいねの三人に助けられる。なんとかしてポピィを寝かせないようにしようとするチャチャ達だったが、すいまーは追い払っても何度でも現れ、ポピィを眠らせようとする。怒ったチャチャ達がすいまーの顔に油性で落書きし、ポピィを含めてみんなで爆笑すると、術が効かなくなったすいまーは逃げ出すのだった。(第37話「またしても刺客あらわるの巻」)

ある真夜中、しいねは狼の姿のリーヤをおんぶひもで背負い、寝ているチャチャのほっぺにキスをすると、夜の街を散策に出かけた。忍者の修行をしているお鈴のほっぺにキスをして、ラスカルの家を訪ねてほっぺにキスをし、ポピィのテントに侵入してほっぺにキスしようとしたしいねだったが、飛び起きたポピィに止められる。そこへセラヴィーとどろしーがやってきて、しいねが寝ぼけて歩き回る習性があるという事を説明する。完全に目を覚ましたしいねだったが、自分が夢遊病である事は認めずに、すべてをリーヤのせいにする。(特別編「しいね、大活やくの巻」)

リーヤが自分の本物の両親と思い込んでいた狼の人形が、セラヴィーの家で洗濯されて干されているところを見てしまったリーヤは、衝撃を受ける。実はリーヤが本物の両親と思い込んでいたのはただの人形であり、本当の両親はリーヤが赤ん坊の時に死んだ、とセラヴィーが話しても信じようとしないリーヤは、チャチャとしいねと共にもちもち山の祖父のところへ行く。祖父や兄から、両親は狩りの途中で底なしと言われる深い谷に落ちて亡くなったと聞かされ、リーヤは泣きながら墓参りをする。すると谷の底から何年もかけて這い上がって来たリーヤの両親が現れた。母親に抱っこされて嬉しそうなリーヤの様子を見て、チャチャとしいねは様子を見に来たセラヴィーやどろしーと共ににゃんこハウスに戻る。しかし翌日、リーヤは両親と共に暮らすのではなく、にゃんこハウスに帰って来る。(第38話「パパ ママに会いたいの巻」)

今から何年も前の事、世界一になったばかりのセラヴィーは、毎日のように刺客に命を狙われていた。オールマイティの天才であるセラヴィーは、刺客が使う攻撃魔法を瞬時に物まねし、何倍もの威力にして返す事で世界一の座を守っていたが、それ以外の魔法はまったく知らず、子守りのアルバイトをして生計を立てていた。そこへやって来た女性の魔法使いが、行方不明の夫と子供を探してほしいという依頼をしてくる。女性が使う魔法を見よう見まねですぐにマスターし、しかもあっという間に女性よりも上達してしまうセラヴィーは、預かっている赤ちゃんのリーヤを連れて女性の夫と子供を探し始める。しかし女性の夫は買い物に行っていただけであり、女性の子供はまだ赤ちゃんのチャチャだった。こうしてセラヴィーはチャチャの母親に弟子入りし、魔法を教えてもらう事になったのである。(特別編「セラヴィー先生のそのまた先生!? の巻」)

魔法の国で犬足カゼという病気が流行してしまった。かかってしまうと、普通の風邪の症状に加えて、足が犬のようになってしまい、声も犬の鳴き声になってしまう。セラヴィー、チャチャ、リーヤ、しいねもかかってしまい、うらら学園の生徒達も全員かかってしまったので学園閉鎖。先生達も全員、街のほとんどの人がかかってしまっていた。その脅威の蔓延力により、薬局では風薬が売り切れ、病院には長蛇の列ができてしまっていた。一人だけ元気などろしーは、山で薬草を取ってきて薬を作り、帰り道に一人テントで犬足カゼに苦しむポピィを連れて戻るのだった。自分自身の健康管理にも余念がないどろしーの献身的な看病により、チャチャ、リーヤ、しいね、ポピィは無事回復。だが、ちっとも安静にせずにふらふらしていたセラヴィーだけはどんどん犬足カゼをこじらせ、ついには顔面まで犬になってしまう。(第39話「犬足カゼ大流行の巻」)

第8巻

しいねチャチャに対する恋心を応援しようと考えたしいねの父親、アクセスは、邪魔者であるリーヤを引き離すため、食べ物やおもちゃなどで釣って、チャチャとしいねを二人きりにしようとする。だが、嫌がるリーヤを無理やり引き留めようとしているうちに、アクセスは誘拐犯と間違えられてしまう。(第40話「アクセスのラブラブ大作戦の巻」)

魔法の国に寒い冬がやって来たため、ポピィは以前から誘ってくれていたラスカルのアパートに居候させてもらう事にした。しかしラスカルに片思いしているまやちょんから嫉妬心を燃やされ、いっしょに遊びに来たチャチャ、リーヤ、しいねと共にポピィはラスカルの家を出る事にしたのだった。そんなポピィを見たバラバラマンが自分の家に誘ってくれたが、喜びのあまり頭の薔薇を咲かせ過ぎてしまったバラバラマンは、家の中が薔薇だらけになり、住めなくなってしまう。次に誘われたうらら園長の家は落ち着かず、結局ポピィはチャチャ達の住むにゃんこハウスに同居する事が決定する。(第41話「ポピィのお引越しの巻」)

しいねは人の耳掃除をするのが大好きで、いつも愛用している耳かき棒、綿棒、ピンセット、懐中電灯を持ち歩いているが、リーヤやチャチャ、セラヴィー達にはいつも断られてしまう。どろしーは耳かきをさせてくれたものの、掃除したばかりで汚れていなかったため、しいねは満足できなかった。耳掃除させてくれる人を探しに街に出たしいねは、お鈴マリンやっこに声をかけるが、断られてしまい、ラスカルの耳はやはり耳掃除好きなまやちょんに取られてしまう。そんな中、家に戻ったしいねは昼寝しているリーヤの耳を勝手に掃除し始める。これによりリーヤは耳掃除のし過ぎによる激痛に苦しむ事になってしまう。(番外編「耳かき大好きしいねの巻」)

ある冬の日、リーヤが庭で小人のような妖精の男の子を捕まえた。チュチュリーというその妖精は、妖精国から妖精バレエの素晴らしさを広めるために、踊りながら旅をしていたのだが、悪い魔法使いによって小さな身体にされてしまったのだという。事情を聞いたどろしーが元の大きさに戻る魔法薬を作る事を引き受けるが、そのあいだに、チャチャやリーヤ、しいね、ポピィからされた行為に恨みを抱いたチュチュリーは、元に姿に戻った途端に、リーヤ、しいね、ポピィに妖精バレエの術をかけて無理やり踊らせる。自ら望んでバレエに参加したチャチャも含めて踊っているところへ、買い物に行っていたセラヴィーが戻って来る。実はチュチュリーの術によりバレエを無理やり踊らされた人達からの依頼を受けて、身体が小さくなる魔法をかけたのはセラヴィーであった。こうしてチュチュリーは、セラヴィーの魔法で再びバレエを封じられてしまう。(第42話「妖精チュチュリーの大冒険の巻」)

気弱な泣き虫少年のヒーロンと、目つきが悪い強気なイルカのみっきーは、合体する事で無敵超人ドルフィンガーに変身し、困っている人達を助けていた。ある日、ヒーロンは一人前の人魚になるためにマーマン昆布を取りに行くという儀式を恐れ、みっきーとケンカしていた。事情を聞いたチャチャとリーヤ、しいね、ポピィはヒーロンといっしょにマーマン昆布をいっしょに取りに行く事にする。みっきーの陰ながらのサポートによりマーマン昆布を手に入れるが、そこに潜伏していた巨大なタコにチャチャ達が殺されそうになってしまう。ヒーロンとみっきーが変身してドルフィンガーになり、マーマン昆布を食べてパワーアップして、巨大タコを倒す。変身が解けたあと、ヒーロンの姿はこれまでの人魚ではなく半魚人の姿になっており、喜ぶヒーロンとみっきーのかたわら、チャチャ達は複雑な気持ちになる。(第43話「ヒーロン先輩の大冒険の巻」)

狂犬病予防接種を怖がり、命がけで逃げ続けるリーヤは、セラヴィーに叱られてもへっちゃらだったが、チャチャに嫌われるのが嫌さに、一人で病院へ行く事を決意する。しかし動物病院の受付には、うらら学園の保健のよしこ先生にそっくりな妹のよしみがおり、しかも医者はサルだった。慌てて逃げようとするリーヤだったが、無理やり抑えつけられてしまい、注射を打たれて大泣きしながら、様子を見に来たチャチャ達と共に家路につく。そこに入れ替わりに戻って来たのは本物の医師で、目の悪いよしみは気づかなかったが、リーヤに注射をしたのは白衣を着たサルのさくぞーだったのだ。何の薬を打たれたかわからないリーヤは、具合が悪くなってしまう。(第44話「リーヤは注射大キライ!! の巻」)

チャチャ達は4年生に進級し、うらら学園には新入生がやって来た。やっこの弟、やん太は人見知りで、姉であるやっこのそばを離れようとせず、お鈴の弟、鈴之助はシスコンで、姉が大好きすぎるあまり周囲に敵意を向け、マリンの妹、ナミは一目惚れしたポピィに猛アピールをするため、4年バナナ組の教室に居座ろうとする。1年さくらんぼ組のクラス委員長をしているチュチュは、マシンガンを乱射して全員をおとなしくさせ、教室に戻す。(第45話「新入生がいーっぱいの巻」)

バナナ組に行こうと、すぐに教室を脱走するやん太、鈴之助、ナミへの対策として、チュチュは学校中にトラップを仕掛けた。だがそのトラップは、間違えてチャチャとリーヤ、しいね、ポピィを捕まえるように設定されていた。ケガをせず無事に学校の外に出るためには、チュチュの出す質問に答えていくしかなく、チャチャ達は個人情報に関する質問に答えながら、トラップを避けて少しずつ移動していく。だがそんな中、今気になる異性という最後の質問に、ポピィだけが答えられずにいた。実はこのトラップの正体は、新入生がチャチャ達のプロフィールを知るためのものだったのだ。そして最後まで秘密になっていたポピィくんの密かな想い人とは、どろしーの事だった。(第46話「チャチャの妹・チュチュ大せんぷうの巻」)

セラヴィーは、チャチャやリーヤ、しいね、ポピィに囲まれ、大好きなどろしーのそばで暮らす今の状況にとても満足していた。魔法だけでなく、すべてにおいてオールマイティで、性格も温和なセラヴィーだったが、実は彼がものすごく寂しがり屋だという話をどろしーから聞いたドリスは、大好きなセラヴィーを自分のものにするために一計を案じる。セラヴィーが大嫌いになってしまう魔法薬を入れたケーキをプレゼントし、どろしーとチャチャ、リーヤ、しいね、ポピィに食べさせたのだった。その結果、どろしーはしいねを連れて出て行く事を決め、チャチャもリーヤも自分の家に帰る事に、ポピィは以前のテント暮らしに戻る事にして、セラヴィーの前からいなくなってしまう。孤独になったセラヴィーを陰ながら見ていたドリスはチャンスとばかりセラヴィーに駆け寄るが、タガが外れたセラヴィーは無理やり全員を連れ戻し、ほかに行く場所をなくすために世界中を破壊しようと考える。ドリスは慌てて全員に中和剤を飲ませ、セラヴィーを元の温和な性格に戻す。(第47話「セラヴィーっていい人? 悪い人? の巻」)

ポピィに片思いをするナミは、ポピィの好物である卵焼きを作って喜ばせたいと考えるが、うまく作る事ができない。やん太に頼んでやっこに作り方を教わろうとするが、怪しげな魔法薬を入れるレシピで、作る気にはなれないのだった。次に鈴之助に頼んでお鈴に教わろうとするが、忍者流の作り方は目にもとまらぬ速さなため、見る事さえできないのだった。チュチュから料理の名人であるセラヴィーを紹介されたナミは、不在であるセラヴィーの代わりに教えようとしたチャチャの料理の爆発のせいで、ふっ飛ばされてしまう。木の上で泣いていたナミを、通りかかったポピィが助け、卵焼きを焼いてなぐさめる。(第48話「ナミのラブラブ? アタックの巻」)

ある日、にゃんこハウスに動物病院の医師と、看護師であるよしみがやって来て、以前リーヤに怪しい薬を打ったサルのさくぞーが脱走し、リーヤに注射をするために現れるかもしれないと警告をする。さくぞーはリーヤが一人でいるところに現れ、注射をしようと忍び寄るが、チャチャ、しいね、ポピィ、セラヴィー、どろしーの前では完璧に隠れてしまう。そのため、リーヤが幻覚を見ているのだと誤解され、誰も信じないどころか、リーヤが異常なまでに怖がりである事を笑うのだった。リーヤは一人だけさくぞーの気配を感じながらも、誰にも信じてもらえず、疲れ果てて寝入ってしまう。そこへ注射器を持ったさくぞーが現れるが、チャチャ達が現れてさくぞーを捕獲。これまでの事はさくぞーを油断させるための作戦だったと知ってリーヤは安心するが、油断してさくぞーに近づき過ぎた結果、注射を打たれてしまう。(第49話「注射ザルが来たぞー! の巻」)

第9巻

うらら学園の校庭でチャチャ達が野球をしていたところ、リーヤの打った球が空を飛んでいたUFOを撃ち落としてしまう。UFOの中からはチュチュそっくりのへロリン星人が大挙して現れ、うらら学園の校庭で修理をする事になる。チャチャはチュチュがへロリン星人の群れに紛れ込まないように、さくらんぼ組へ保護しに行くが、UFOからはぞくぞくとへロリン星人が降りてきて、とうとうチュチュとはぐれてしまう。チュチュを助けようとしたポピィはへロリン星人に珍しがられた結果もみくちゃにされ、リーヤとしいねも危険な目に遭う。やがてへロリン星人達は修理が終わったUFOに戻っていき、チュチュもいっしょに連れて行かれそうになってしまう。リーヤが再び撃ち落とそうと投げたボールも避けられてしまうが、旅行のクーポン券を持っていなかったチュチュはUFOから降ろされる事となった。しかしリーヤの投げたボールは今度は別のUFOに当たってしまい、中からリーヤそっくりのホロホロ星人が出現する。(第50話「宇宙人来襲の巻」)

以前、もみじ学園からの刺客としてやって来た睡魔にしてスイマーであるすいまーが、チャチャ、リーヤ、しいね、ポピィに復讐するために再び姿を現した。以前よりレベルアップしたすいまーによって眠らされたチャチャ達と、偶然通りかかったどろしーは夢の中ですいまーに無理やり遠泳をさせられ、苦しめられる。しかしすいまーの術には、夢に連れ込む相手に添い寝しなければならず、そのあいだは完全に無防備になってしまうという弱点があった。結局すいまーはセラヴィーに弱点を突かれて退治されてしまう。(第51話「すいまー再登場の巻」)

サンタクロースの存在を唯一信じているリーヤは、本当はサンタなどいないのだと知らされてショックを受ける。しかし、それを偶然聞いていた本屋のおじいさんは、リーヤ達に対してサンタクロースの実在を保証する。実はそのおじいさんはサンタクロースで、毎年抽選で五人の子供にのみプレゼントを届けていたのである。そしてクリスマスの夜、サンタクロースのおじいさんは本屋の店員のトナカイと共に、にゃんこハウスを訪れる。こっそり侵入したサンタクロースだったが、寝ぼけたしいねに驚かされ、それによって起きてしまったポピィに超能力で攻撃されたりと、散々な目に遭ってしまう。(第52話「サンタクロースがやってきたの巻」)

ある日、チャチャ達のもとにセラヴィーそっくりの天使のセシルが訪ねて来る。セシルは、自分そっくりなセラヴィーが悪魔の性格をしている事が許せずに、成敗しようとやって来たのだった。しかし実力が互角な二人は、あらゆる方法で競い合っていても決着がつかず、時間ばかりが過ぎてしまう。そこへ、セシルの妻、どりまーとと子供達が現れる。どりまーは金髪のどろしーそっくりで、子供達はチャチャ、リーヤ、しいね、ポピィにそっくりだった。最終的に、家族に囲まれた幸せそうなセシルに対する、嫉妬の気持ちから繰り出したセラヴィーのパンチにより決着がつくものの、心の中でセラヴィーは、決定的に負けた気持ちになっていた。(第53話「天使がまい降りた日の巻」)

セラヴィーが留守のあいだに魔法薬の棚で探し物をしていたしいねが、誤って水晶玉を落として割ってしまった。セラヴィーからの報復を恐れて、しいねは一部始終を目撃していたリーヤを連れて家出をする。追いかけて来たセラヴィーから逃げるために、しいねは実家に逃げ、父親であるアクセスは力づくでセラヴィーを食い止める。次に二人はリーヤの実家であるもちもち山に逃げ、両親や兄がセラヴィーを力づくで止めているあいだに、チャチャの実家へ逃げる。しかし仕掛けられた罠にはまり、とうとうセラヴィーに捕まってしまう。実はセラヴィーが追いかけていたのはしいねではなく、おたふくかぜにかかっていたリーヤであった。結局しいねはリーヤにおたふくかぜをうつされ、二人なかよく寝込む事になってしまう。(第54話「逃げろ! しいねの巻」)

うらら学園の3年生がスキーにやって来た山には、「バケだるまに注意」という看板があった。バケだるまというのは、たぬきのように人間に化けて人を化かす妖怪のようなものだが、顔だけしか化けられず身体は雪だるまのままなので、普通の人は騙されない。しかし、スキーをしていてみんなとはぐれてしまったチャチャとリーヤは、友人に化けたバケだるまに立て続けに騙されてしまう。そのあまりの騙されっぷりにバケだるま達は感動し、二人を表彰してお宝まで授与するのだった。(第55話「スキー場のバケだるまに気をつけろの巻」)

もみじ学園からの刺客、アンドロイドの市松がうらら学園に転校生としてやって来た。クラスメイト達の前でいきなり首が取れてしまい、アンドロイドである事がばれてしまったり、自分に課せられた使命や攻撃予定を自分から語ってしまったりと、間抜けっぷりを見せる市松は、ポピィを襲うがさっぱりうまくいかない。ロケットパンチで両腕がなくなってしまい、混乱して自分が何者であるかもわからなくなった市松の身体には、実は爆弾がセットされていた。しかし、ポピィの念力で爆弾部分だけを壊してもらって命を救われた市松は、ポピィと同じくうらら学園に寝返る事を決意する。(第56話「ロボット刺客登場の巻」)

ある日、リーヤが一人で理由も言わずに泣いているところを発見したチャチャは、リーヤを泣かせた犯人をつきとめようとする。まずは昨日リーヤの楽しみにしていたプリンを落としたしいね、次に勘違いでお仕置きしたどろしー、お仕置きをやりすぎてしまったセラヴィーを順番に疑ったが、いずれもリーヤを泣かせた犯人ではなかった。逃げだしたリーヤを魔法を使って力づくで止めたチャチャだったが、その勢いでリーヤを悩ませていた虫歯が抜けて、一件落着する。(第57話「だれがリーヤを泣かせたの!? の巻」)

にゃんこハウスに遊びに来た市松が、にゃんこハウスに隠されていた便利機能の存在に気づく。実はにゃんこハウスには、呼ぶだけで出てくる便利な機能がたくさんついていたが、チャチャ達は使いこなせていなかったのである。電話、自動掃除機、ステレオなどの機能に加えて、ついにはにゃんこハウス自体が宇宙船になって宇宙を旅する事までできた。だが燃料切れにより、にゃんこハウスは宇宙空間で立ち往生してしまう。(第58話「にゃんこハウスの秘密をさぐれの巻」)

ある日、リーヤがにゃんこハウスに帰って来ると、そこには檻に入ったさくぞーがいた。セラヴィーとどろしーはお出かけ、チャチャとしいねは掃除当番と日直でまだ帰宅しておらず、因縁のさくぞーと二人きりになってしまったリーヤは恐怖におびえる。さくぞーに勝手におやつを食べられてしまい、怒り狂ったリーヤはさくぞーに攻撃をするが、返り討ちに遭う。しかし力では負けないと、一対一で真剣に戦った末に、二人は互いの事を認め合うのだった。だが、さくぞーは実はメスであり、さくぞーの中に芽生えたのは友情ではなく愛情であった。(特別編「リーヤとさくぞーの果てしない戦いの巻」)

怖い映画を見てしまったセラヴィーとどろしーは、怖すぎて一人でお風呂に入れず、寝る事もできなくなってしまった。騒がしくした事でチャチャ達に叱られ、自分達の家に戻った二人だったが、怖くて眠れず過ごしているうちに停電になってしまう。そんな中、セラヴィーとどろしーはお互いのもとに駆けつけるが、相手に驚いて気絶してしまう。(スペシャル編「今夜は眠れないの巻」)

自分も魔法使いになりたいと言い出したチュチュに、チャチャが魔法を教える事になった。しかし、魔法をうまく使えないたびに爆弾で解決しようとするチュチュに対し、チャチャは魔法を伝授する事を早々にあきらめる。そして、彼の爆弾魔としての未来を応援する。(特別編「チュチュの魔法使い入門の巻」)

第10巻

ある日、買い物から帰って来たチャチャリーヤしいねポピィセラヴィーどろしーの前にセラヴィーの父親、リザードが現れ、いっしょに暮らしたいと願い出る。だが、リザードは少女の姿をしているが、実は251歳のトカゲ男であり、人とトカゲ以外の動物はなんでも口に入れてしまうという困った悪癖の持ち主だった。これに関し、リザードはリーヤを食べないように約束したものの、彼が訪れて1週間目にリーヤが行方不明になってしまう。疑いをかけられたリザードは怒って家を飛び出すが、その途中、山の中で古井戸に落ちてしまって出られないでいるリーヤを発見。無事に彼を救助したものの、その場面を見たセラヴィー達にまたも疑いをかけられてしまう。(第59話「セラヴィーのお父さんは女の子!? の巻」)

マリンがリーヤからネックレスをプレゼントされたと聞き、チャチャは嫉妬心を燃やすが、リーヤに尋ねても知らないという。一度はリーヤを信じたものの、続けてマリンに、リーヤから薔薇の花束をもらったり、食事に誘われたと聞いたチャチャは、嫉妬のあまりリーヤを疑ってケンカになってしまう。反省したチャチャはリーヤに謝ろうとするが、今度はマリンとリーヤが海でデートすると聞いて嫉妬心を爆発させる。しかし、マリンとデートをしていたのはリーヤそっくりの兄、サナエであった。(第60話「プレイボーイ犬リーヤの巻」)

アンドロイドの市松が作った変身装置によって、ポピィは強制的にほほえみ戦士エガオンに変身させられてしまう。その後、凶暴で巨大なウサギが手に負えずに困っているナミを助けた事で、ポピィはナミやリーヤから熱狂的に応援されるようになる。ポピィは二度と変身したくないと思いつつも彼らの期待を裏切れず、これからもほほえみ戦士エガオンとして活躍するはめになってしまう。(第61話「ほほえみ戦士エガオンの正体は!? の巻」)

リーヤが買ったジュースから缶ジュースの精が飛び出し、どんな願いでも三つだけ叶えてくれるという。チャチャ、しいね、ポピィはこのチャンスを大切に使わせようとするが、リーヤはジュースやたこ焼きなど、食べ物に変えて終わってしまった。しかし夜になって、次はリーヤが開けたアイスからアイスの精が出現。しいね、チャチャ、ポピィのみならず、セラヴィー、どろしーまでもが、リーヤの権利を譲ってほしいと争い始める。(第62話「リーヤの願い事はなーに? の巻」)

エガオンソーセージの当たりくじで、ほほえみ戦士エガオンとの1日デート券を当てたリーヤは有頂天になっていた。エガオンの役目を押しつけられたポピィは当初拒絶していたが、喜んでいるリーヤをがっかりさせるのは忍びなく、仕方なくエガオンとしてリーヤとデートをする。丸1日リーヤの願いに応え、あげくリーヤが作ったマズいお弁当を無理に食べたポピィは後日、食あたりで寝込んでしまう。(第63話「ほほえみ戦士エガオン、リーヤとデート!? の巻」)

セラヴィーがなぜ異常なまでの寂しがり屋なのか、その原因を探るため、どろしー、チャチャ、リーヤ、しいね、ポピィの五人は魔法の鏡を使って過去の世界に来ていた。幼いセラヴィーは育ての親である父親がトカゲ男であるため、冬眠中は一人ぼっちで過ごしていたのだった。しかし突然押しかけて来たどろしー達に、幼いセラヴィーは強い警戒心を抱く。あきらめて帰る事にしたどろしーは、その前に、トカゲ男の父親、リザードと楽しくクリスマスを過ごせるよう、セラヴィーにスーツ型のサウナをプレゼントするのだった。その頃、元の世界では、クリスマスに一人ぼっちにされたセラヴィーが孤独に悲しんでいた。(第64話「ハッピー! ラッキー! クリスマスなのだーの巻」)

うっかり雪の女王の城を壊してしまったリーヤの兄、サナエは、怒った雪の女王に追いかけ回され、リーヤを身代わりに差し出してしまった。リーヤを助けるため、ポピィやチャチャ、しいねが雪の女王に挑むが、ことごとく返り討ちにされてしまう。そんな中、リーヤが雪の女王に事の真相を明かし、サナエといっしょに頭を下げる。(第65話「雪ってだーい好きの巻」)

ほほえみ戦士エガオンとして活躍するポピィの前に、魔界から魔王の平八が現れた。平八の目的は魔法の国を手中におさめる事だったが、まじめに仕事をするつもりはなく、父親である魔界の大魔王をどうにかしてごまかす方法を探していた。そこで平八は、エガオンに邪魔をされているせいで野望が進まない、という言い訳の口裏を合わせてほしいと、ポピィに相談を持ち掛ける。頼みを聞かなければエガオンの正体をばらすと脅され、ポピィは仕方なく平八に協力する事になる。(第66話「エガオン、エガオン 僕らのエガオンの巻」)

チャチャがセラヴィーに7段飾りのお雛様を買ってほしいとねだるが、リアルな人形はあまりかわいくないと、セラヴィーに却下されてしまう。どろしーの実家にある豪華100段飾りのお雛様を譲り受けたものの、大きすぎて家に入らず、魔法で小さくしたらしたで、くしゃみをしただけで飛び散らせてしまう有様。市松や平八、アクセスの尽力も実らず、チャチャは望むお雛様を手に入れる事ができずにいた。そんな中、チャチャの実家にお雛様がある事が判明する。(第67話「ほしい、ほしい? おひなさまの巻」)

狂犬病の予防接種を終えたリーヤは、また動物病院からサルのさくぞーが逃げ出したと聞き、怯えて一睡もできずにいた。次の日、寝不足から教室で寝てしまったリーヤの前に、ラスカルに扮したさくぞーが現れる。リーヤをさらって結婚しようとするさくぞーは、バラバラマンや保健室のよしこ先生に扮して、リーヤを取り戻そうとするチャチャ、しいね、ポピィを攻撃。結局、飼い主であるよしこ先生が愛の頭突きと説教でさくぞーの暴走を止めるが、そのせいでケガをしたよしこ先生は入院する事になってしまう。そして、よしこ先生が退院するまでのあいだ、さくぞーはにゃんこハウスで預かる事になってしまう。(第68話「春はやっぱり怖いのダーの巻」)

孫がセラヴィーに夢中な事に嫉妬したやっこのおじいちゃんのやじろべーは、やっこが大切にしているセラヴィーのポスターに鼻水をつけた事で、やっこから嫌われてしまった。そんな中、やっこに好かれるためにセラヴィーを真似したらどうか、というリザードのアドバイスを受けたやじろべーは、セラヴィーの話し方や仕草などを真似し、セラヴィーと同じ服と髪型にする。だが、彼を迎えに来たやっこはそれを見て凍りつき、そのまま一人で帰ってしまう。(特別編「頑張れ!! やっこのおじいちゃんの巻」)

第11巻

子供達のあいだで、泣き虫病という病気が蔓延した。暗く悲しい気分になって泣くのが止まらなくなり、しかも最後には虫になってしまうという恐ろしい病気だが、少しでも笑わせる事ができればたちどころに治るという。そんな中、チャチャリーヤしいねポピィが泣き虫病にかかってしまう。チャチャ達の笑いのツボを知るセラヴィーどろしー平八により三人は快復するものの、ポピィの事はどうやって笑わせればいいかがわからず、セラヴィー、どろしー、平八は頭を悩ませる。(第69話「“泣き虫”には気をつけろ!? の巻」)

公園にあるベルルチカの泉にコインを投げ入れたリーヤは、ベルルチカから魔法のステッキをもらったが、それによって魔法少女に変身させられてしまう。性別まで変えられてしまったリーヤは、元に戻るためにはほかの誰かに代わりに魔法少女になってもらうしかないと聞かされ、しいねに魔法のステッキを渡す。その後、魔法ステッキは平八、ポピィを経由し、続いて留守にしていたチャチャの代わりにどろしーの手身に渡った。そして、これにより金髪の魔法少女になったどろしーの姿を見て、セラヴィーがおかしくなってしまう。セラヴィーから逃げるうちに、どろしーはチビでハゲの人生に悩むおじさんと出会う。(第70話「“魔法の美少女”いっ~ぱい!? の巻」)

南の国に行ってしまったドルフィンガーが、再び魔法の国に帰って来ると聞いたポピィは、これでエガオンを卒業できると期待する。だがそれを面白く思わない市松は、ドルフィンガーの正体であるヒーロンみっきーを攻撃しようとする。これに対抗するため、ドルフィンガーとエガオンが共に戦う事となった。しかし、夢のコラボレーションを目の当たりにしたリーヤが、興奮のあまり自分で敵をやっつけてしまう。結局、ドルフィンガーは1日遊びに来ただけで、夢の国をエガオンに託して帰ってしまい、リーヤとポピィはそれぞれ別の理由で嘆き悲しむ。(第71話「ドルフィンガーふたたびの巻」)

もみじ学園から刺客のムッシュー・セミョールというセミ男がやって来て、ポピィに呪いの樹液をかけた。こうしてセミ男の呪いにかかったポピィは、昼も夜も休む事を許されずに鳴き続けなければならなくなってしまった。呪いを解くためにはムッシュー・セミョールと鳴き声対決をし、声の大きさで勝たなくてはならないという。ポピィではまったく歯が立たず、チャチャ、リーヤ、しいねも惜敗。そんな中、対決そのものを放棄した平八が、ムッシュー・セミョールも足元に及ばないほどの大声を出せる事が発覚。ムッシュー・セミョールは平八の弟子となる。(第72話「恐怖の刺客現れるミーン!? の巻」)

どろしーの後輩で、死神をしているアルミが、にゃんこハウスに死んだ人の魂を迎えに行くと聞き、どろしーは慌ててしまう。買い物をしていたポピィを保護し、風邪で病院にかかっていたリーヤには無理やり注射を打ってもらい、川遊びをしていたしいねを保護して家に戻ったが、チャチャが喉に飴玉を詰まらせた事に肝を冷やす。しかしそこに現れたアルミから聞いた情報から、全員が死ぬと勘違いしたどろしーは、落ちて来た隕石を魔法弾で遠ざける。しかし隕石はにゃんこハウスではなくセラヴィーの家に落ちて来たものであり、しかもアルミは動物専門の死神であり、金魚の魂を迎えに来ただけであった。(第73話「ニャンコハウスに危機せまる!? の巻」)

両親に頼まれて山からリーヤの様子を見に来たサナエは、マリンに苛められて泣いているリーヤを見て情けなく思い、山に連れ帰ろうとする。サナエの前で強くてかっこいい姿を見せようとするリーヤだったが、マリンを男らしくきっぱりふろうとするがうまくいかず、保健室のよしこ先生さくぞーを目の前にしてパニックを起こし、リザードと命を懸けた鬼ごっこをしても、泣いて逃げ回るだけだった。サナエに強制的に山へ戻されるリーヤだったが、目の前でサナエが毛皮屋のおやじに銃で撃たれた事に奮起し、一人で銃を持った数人をやっつけてしまう。サナエはリーヤを見直し、山に戻って家族達にリーヤの活躍を報告する。(第74話「リーヤ、山に帰る!? の巻」)

チャチャ、リーヤ、しいね、ポピィは相次いで陶器を割ってしまった事から、物の大切さを知るために、セラヴィーに花瓶に変身させられてしまう。割れないように慎重に行動するチャチャ達だったが、やっこの祖父、やじろべーや平八、市松の暴挙によりそれぞれの身体が欠けたり、ひびが入ってしまう。さらにチュチュの爆弾により、チャチャ達の身体は粉々になってしまう。その後、元の身体に戻ったチャチャ達は、割れ物の気持ちを痛感。以降、にゃんこハウスでは割れ物の使用が禁止となった。(第75話「壊れものに注意の巻」)

平八の家で遊んでにゃんこハウスに帰って来たポピィは、へそに目玉がくっついている事に気がついた。セラヴィーとどろしーによると、それは「目べそ」といって、隠し事をたくさん持っているとかかる子供の病気だという。ポピィは目べそを治すために、リーヤ、しいね、チャチャの秘密を話すが、一向に治る気配がない。ほほえみ戦士エガオンの正体が自分だという秘密だけは守り抜きたいポピィは、目べそを治す事をあきらめるが、そこに平八が現れ、ポピィのへそにくっついた目玉を回収する。これは目べそではなく目虫という平八のペットで、実はセラヴィーはその事を最初から知っていたのである。(第76話「それぞれの秘密の巻」)

久しぶりに実家に里帰りしたポピィは、両親からまだ赤ん坊のなるとを押しつけられてにゃんこハウスに戻って来た。育児疲れで寝不足なポピィに代わって、チャチャ、リーヤ、しいね、セラヴィー、どろしーはなるとの世話を買って出るが、なるとは超能力を持っており、理屈が通じないため、好き放題に暴れては周囲を振り回す。家の中で暴れたあげく、外に出て行ってしまったなるとを、満身創痍になりながら追いかけるチャチャ達は、ポピィを育てた両親の大変さを痛感する。(第77話「ポピィのおみやげの巻」)

真夏を迎え、ポピィはほほえみ戦士エガオンの衣装が暑すぎて倒れてしまう。平八と市松が協力して夏用のスーツを作ったものの、恥ずかしすぎるそのデザインに、ポピィは夏のあいだずっと仮病を使い続ける事となる。(番外編「真夏のエガオン…危機一髪!! の巻」)

ほほえみ戦士エガオンの大ファンであるリーヤは、ピンチに陥ったエガオンを助けるために突き飛ばした時のあざが、ポピィの背中についている事に気づき、エガオンの正体を確信する。しかし正体がばれるわけにいかないポピィは、どろしーのメイク道具で人相を変えた顔をリーヤに見せ、事なきを得た。(番外編「エガオンあせる!? の巻」)

第12巻

バレンタインデーが近づいてきたある日、チャチャマリンやっこナミお鈴らは好きな男の子のハートを射止めるチョコレートを作るために材料を集めていた。犬の涙がほしくてリーヤをいじめたり、魔法使いの髪の毛が欲しくてしいねの髪の毛を抜いたり、とかげのしっぽがほしくて冬眠中のリザードのしっぽを切ったりと、目的のためには手段を択ばない女の子達は、あかちゃんの爪を求めてなるとに忍び寄る。リーヤ、しいね、ポピィに責められてもむしろ居直る女の子達は、今年は手作りチョコよりも、好きな人の年の数だけ一口チョコを渡すのが流行だと聞き、すぐにくら替えして事なきを得る。(第78話「お楽しみチョコレートの巻」)

うらら学園を卒業したチャチャ、リーヤ、しいねの三人は、正義の隊員の募集要項を見て、勇んでエントリーする。うらら学園で行われた試験会場に多くの人が集まる中、チャチャ達は筆記試験を通過し、体力テストである相撲に挑む。お鈴と対戦したしいねは勝利したものの、リーヤは変装して潜り込んだ平八にあっさり負けてしまう。(第79話「チャチャの新たな出発!? の巻」)

対戦相手であるマリンとの相撲で、お互いがボロボロになるまでやりあったあげく、チャチャは勝利をつかむ。一方、リーヤは犬の部門で正義の隊員に合格し、チャチャ、リーヤ、しいねは全員合格を果たす。実は正義の隊員募集の主催者は、長官を務める市松であった。そのため、ポピィはほほえみ戦士エガオンとして、隊員達の教官になる事を義務づけられてしまう。(第80話「チャチャの新たな出発!? (続き)の巻」)

チャチャ、リーヤ、しいね、平八は、「貴方のマジカルレンジャー」という正義の組織のレインボー小隊に配属され、優れた隊員になるための訓練を受ける事になった。訓練内容は、ポピィが遠隔操作する人形を見つけ出して捕獲するというものだったが、チャチャ達は、すばやいうえに動きが予測不能で、何より見た目が怖い人形に翻弄され、なかなか捕まえる事ができない。連日厳しい訓練を課されるチャチャ達は、ヒーローへの道の厳しさを思い知らされる。(第81話「マジカルレンジャー出動の巻」)

訓練を経たチャチャ、リーヤ、しいねは正義の味方としてやる気充分だったが、敵が現れない事には活躍の場がない。そこで市松はもみじ学園のもみじ園長を挑発し、決着をつけようと考えた。敵が送り込んで来たアンドロイドのもみじ園長をなると、平八に倒されてしまったチャチャ達は、今度は巨大戦闘ロボに乗ったもみじ園長に立ち向かい、力を合わせて撃破。巨大戦闘ロボが倒れた勢いでもみじ学園の校舎が潰れ、もみじ園長の企みも、もみじ学園そのものも、終焉を迎える。(第82話「ドタバタもみじ学園の巻」)

リーヤを食べようとした事でセラヴィーからこんこんと叱られたリザードは、拗ねて家出をしてしまう。そんな中、チャチャ、リーヤ、しいね、平八に出動要請がかかる。現場に向かったチャチャ達は、そこでリザードを含む拗ねた老人の集団が、派手なシルバーカーを押しながら道を歩いている姿を目撃する。老人達は近所の塀にいたずら書きをしたり、信号を無視して大通りを練り歩いたりと迷惑をかけていたが、チャチャ達は平八の指示に従って老人達の気の済むようにと、混乱を避けるために交通整理のみを行う。自分達の勝利に喜ぶ老人達はそれからも街を練り歩いたが、無理がたたって翌日にはほとんどの者が入院してしまう事となる。(第83話「すねたご老人に注意!? の巻」)

チャチャ、リーヤ、しいね、平八、ポピィ、なるとは、会社の慰安旅行でミステリーバスツアーに参加した。実はこのミステリーバスツアーに参加した者は、誰一人帰って来ておらず、その秘密を探るのが今回のチャチャ達の任務であった。今にも倒れそうな運転手と、異様な雰囲気のバスガイドによって、バスは危険な道を進んでいく。困難の中、ボロボロになったバスがようやく到着したのは農場で、そこではこれまでミステリーバスツアーに参加した人達が、自給自足しながら迎えを待っていた。(第84話「恐怖のバスツアー!! の巻」)

最近、魔法の国を騒がせている人さらいマニアの変態が、レインボー小隊のチャチャ、リーヤ、しいね、平八、なるとに予告状を出してきた。捕まえてやろうと息巻いていたチャチャ達だったが、リーヤ、しいね、チャチャが逆に捕まり、恥ずかしい恰好でさらしものにされてしまう。次のターゲットである平八となるとの弱点がつかみにくいと判断した人さらいは、平八を買収してなるとを連れ出し、同時に恥ずかしい恰好でさらしものにする。しかし平八はさらしものになりながら、同時に商店街のビラを配るというアルバイトをこなしていた。その姿に怒って出てきた人さらいは、チャチャ達に捕まってしまう。(第85話「人さらいで恥さらし!! の巻」)

マジカルレンジャー達のあいだに、合体マジカルロボができるという噂が駆け巡った。全部で七つある小隊すべてにロボを支給されるとは考えにくい、と考えたマジカルレンジャー達は、長官である市松に対して賄賂を贈って印象をよくしようとする。しかし市松によれば、全員がパイロットとしてロボが一人1台支給され、デザインも自由に要望を受け付け、さらにそれらのロボが合体して巨大マジカルロボになるのだという。(第86話「合体ロボをわが手に! の巻」)

巨大マジカルロボの敵として、市松が魔界から悪の魔獣を呼び寄せた。マジカルレンジャーは、それぞれが担当するパーツを動かして巨大マジカルロボを操作。チャチャ達レインボー小隊はパーツを動かす事はできないが、最終兵器としての役割を担う事となった。敵の魔獣は強く、巨大マジカルロボもまったく歯が立たない。かくして、レインボー小隊の最終兵器が使われる事になったが、これは自らが爆弾となって敵に体当たりする特攻兵器であった。チャチャ達は一人一人が爆弾になって魔獣に襲い掛かる。危険を察した魔獣は魔界に向かって逃げ出すが、爆弾には追尾システムがついており、チャチャ達は魔獣を追って魔界へ行ってしまう。(第87話「とびだせ秘密兵器!! 巻」)

第13巻

不発弾だったため一人だけ発射されなかった平八の案内で、ポピィは魔界の出入り口まで向かった。そこへ平八の父親である魔界の大魔王が泣きながら現れ、それに引きずられてチャチャリーヤしいねなるとも戻って来る。漫画マニアの大魔王は、大切にしていた漫画を妻に捨てられた事にショックを受けて、家を飛び出して来たのだった。悲しみに我を忘れて暴走する大魔王のせいで、破滅の危機に瀕する魔法の国だったが、チャチャ達は漫画で気をそらして彼を海に誘導する事に成功。頭を冷やした大魔王は、平八の城の地下にまだ漫画がある事を思いだすが、実はこの漫画は、平八がゲームを収納するためにすべて売られたあとだった。それを知った大魔王は再び暴れだしてしまう。(第88話「オレの本がないぃ~!! の巻」)

平八は、大魔王を鎮めるためにまんが図書館へ連れて行き、ポピィと共に売ってしまった漫画を買い戻しに行く。そのあいだ、チャチャ、リーヤ、しいねは大魔王を見張っていたが、大魔王はあっという間に漫画を読み、とうとう最後の1冊になってしまう。すべて読み終わったらまた暴れ出してしまうと焦るチャチャ達だったが、大魔王は最後の1冊を先にリザードに取られてしまう。リザードは見た目はかわいい美少女だが、中身は253歳のトカゲ男のおじいさんで、しかも冬眠明けなのでいつもよりもうろくしていた。意外と気の長い大魔王は、リザードの世話を焼きながら辛抱強く待っていたが、リザードはあまりにも読むのが遅く、耐えきれずに漫画を取り上げようとする。そこへセラヴィーが現れてリザードをたしなめるが、大魔王はセラヴィーの顔を見て驚愕する。(第89話「救世主、現る!? の巻」)

大魔王が取り出した妻の写真は、セラヴィーとそっくりだった。実はセラヴィーは大魔王の長男で、生まれたばかりの時に、大魔王がセラヴィーを連れて魔法の国にマンガを買いに来た際に、漫画に夢中になり過ぎて、そのままうっかり置き去りにしてきた赤ん坊であった。翌日、セラヴィーのもとに大魔王の子供達が訪ねて来る。だが、問題が一つあり、本来はセラヴィーと平八を含めて八人兄弟のはずが、合計で九人になっていたのである。その中には、世界一の魔法使いの座を狙った偽物が潜り込んでおり、セラヴィーが容赦なく偽物を叩きのめす姿を見た兄弟達は、セラヴィーを大魔王の後継者と認めて帰っていく。(第90話「仲良くしようぜ! 兄弟の巻」)

最近まったくほほえみ戦士エガオンに会えていない事を悲しんだリーヤは、わざと車道に飛び出してピンチを作り、エガオンに救ってもらおうとする。ポピィはエガオンに変身してリーヤを諫めるが、そこで自分が車にひかれてヘルメットが取れ、正体がばれてしまう。病院に運ばれたポピィは、恥ずかしさのあまり全員の前から消えようとするが、力ずくで止められた際に頭を打ち、記憶喪失になってしまう。自分が誰なのかわからなくなってしまったポピィに対し、平八はアイドル歌手と偽って歌って踊らせたり、ダジャレを言わせたりしてもてあそぶ。そんな中、密かに思いを寄せるどろしーに恥ずかしい現場を見られたショックで、すべてを思い出したポピィは、これからもエガオンとして魔王である平八を退治する事を誓う。(第91話「笑って!! エガオンの巻」)

いつものようにセラヴィーにプロポーズされたどろしーは、勝負をしてセラヴィーが勝ったら結婚、しかし負けたらセラヴィーが魔界に帰るという賭けを申し出る。勝負は鬼ごっこで、今回はチャチャがどろしー、しいねがセラヴィーを捕まえ、先に捕まった方が負けというルールになった。どろしーは事前に噂を広め、自分の味方をしてくれそうな人達にセラヴィーを妨害するように頼んでいたが、彼らの妨害行為はまったくとんちんかんなもので、かえってしいねの足を引っ張るのだった。一方のチャチャは、リーヤが自分よりもほほえみ戦士エガオンの方が好きだという事に腹を立て、嫉妬のあまり勝負を忘れてしまう。(第92話「人生最大のバトル!? の巻」)

リーヤのヒーロー好きに嫉妬心を燃やすチャチャは、かつてないほどに怒っており、勝負の事をすっかり忘れていた。一方のしいねも勝負を忘れ、チャチャの心の隙間に入り込もうとチャンスを狙っていた。しかし、チャチャに怒りをぶつけられたリーヤは、落ち込んでそのまま行方不明になってしまう。チャチャ、しいね、セラヴィー、どろしーも勝負を忘れて必死に探すが、リーヤは見つからない。それから1週間後、廃人のようになってしまったチャチャの前に、リーヤがひょっこり帰って来る。実はリーヤは、大魔王に教えられて魔界のドラゴン山に登り、一番高価な宝石を発掘してきたのだった。その宝石をチャチャに贈り、リーヤはプロポーズをする。安心したところで一同は勝負を思い出すが、その時、結果はすでに出ていた。(第93話「2人はどーなる? の巻」)

勝負の結果は、ほんの12秒差でどろしーの勝利となった。セラヴィーは抵抗しながらも、大魔王や兄弟達に拘束されて約束通り魔界に帰っていく。それから2か月後、寂しさからすっかりやつれてしまったセラヴィーのもとに、ケンカ相手がいなくてさびしさを覚えたどろしーが現れる。そこへ大魔王がセラヴィーの好みのタイプを考慮した金髪たてロールの女の子達を連れて現れる。彼女達に心惹かれるセラヴィーに怒ったどろしーはその場を飛び出し、セラヴィーはあわてて彼女を追う。一方、魔界のどこかに行ってしまったなるとを探すため、ポピィとチャチャ、リーヤ、しいねも冒険の旅に出る。(最終話「ついに決着!? の巻」)

登場人物・キャラクター

チャチャ

赤い頭巾がトレードマークの魔法使いのたまごの少女。金髪をツインテールにしている。召喚魔法を使うほか、ほうきによる飛行もできる。一方、師匠であるセラヴィーの方針で攻撃魔法は使えない。魔法の腕は未熟で、大失敗することもしばしば。赤子のころから育てられてきたセラヴィーを親のように思っている。 明るく元気な性格で、語尾に「なの」を付ける言葉遣いが特徴。もちもち山の小さな家に住んでいたが、一人前の魔法使いになるため魔法の国にあるうらら学園に入学した。

リーヤ

チャチャの幼馴染みの少年。狼男の血筋を持つ家族の末っ子。後ろで一つに結んだ髪型が特徴。自分の体よりも大きい岩を持ち上げるほどの力持ちだが、頭は悪い。チャチャの師匠であるセラヴィーとも顔見知りで、魔法のアイテムをもらうことも。チャチャのことが好きで、いつも行動を共にする。 反面、同じくチャチャに好意を寄せるしいねとは恋敵の関係。チャチャからもらった髪ゴムは特にお気に入りで、常に身につけている。

しいね

どろしーの弟子であり、生真面目な性格の少年。優秀な魔法使いで、変身や飛行、攻撃といったひと通りの魔法を扱える。チャチャに一目惚れしてから、行動を共にするように。体が弱かったため、自然の中で育ったほうがいいという親の考えのもと、山に住んでいるどろしーに預けられた。 言葉遣いは礼儀正しいが、自己紹介するとき、自分の名前に「ちゃん」を付けたりと独特の話し方をする。子供の頃から禿げることを恐れており、魔法で育毛剤の開発に挑戦。

セラヴィー

チャチャの師匠である世界一の魔法使い。また、チャチャの保護者という側面も持つ男性。穏やかな性格だが、どろしーと子供の頃にした結婚の約束を忘れないなど、執念深い面も。さわやかな風貌で、誰に対しても好印象を与えるが、実際は極度の寂しがりや。寂しくなると、愛用の人形と腹話術で会話する。

ポピィ

テレポートや透視、空中浮遊などができるエスパー少年。頬の渦巻き模様が特徴。普段は無表情で、感情を表に出すことはほとんどない。うらら学園をライバル視するもみじ学園からスパイとして送り込まれた人物。しかしそこでチャチャ達と仲良くなり、結局うらら学園に居着くようになる。

どろしー

しいねの師匠である魔法使い。プライドが高く、セラヴィーに対して対抗意識を持っている。反面、セラヴィーから執着されていることも自覚しており、それを見越した嫌がらせをすることも。短気で怒りっぽいところもあるが、クセの強い周囲の人物の中では常識的な考えの持ち主。しいねに対しては愛情を持って接しており、必要があればしっかりと叱ることもある。

ウララ

チャチャたちが通ううらら学園の園長。大きな目が特徴で、のんびりとした性格の女性。いつもドレスを着ており、白髪を後ろで束ねている。魔法使いとしての能力は非常に高い。自宅には七人姉妹に七人兄弟の夫、七匹の犬がいて、全員同じように目が大きい。

ラスカル

うらら学園のバナナ組教師でチャチャの担任を務める。熱血漢で、生徒を守るための鞭を常に所持し、興奮すると鞭を使いたがる。また、公私を問わずリーダーシップを発揮。ボサボサとした長髪で、常に右目が隠れている。上着はつねにシャツ一枚というシンプルな服装を好む。

やっこ

チャチャと同じうらら学園バナナ組の生徒。魔法に関する薬やアイテムを作ることを得意とする。セラヴィーに恋をしており、チャチャを恋敵として見ている。妄想癖があり、セラヴィーのことで妄想にふけることもしばしば。マントと一体になった黒頭巾を身にまとっている。 髪の毛は紫で、紫色のものを好む傾向にある。

マリン

うらら学園りんご組に通う人魚の女の子。尾びれを乾かすと足に変わり、足に水をかけるとまたひれに戻る。リーヤに恋をしており、チャチャを恋敵としてライバル視。しかし、リーヤが狼男であることに気付いておらず、狼になった状態のリーヤをいじめることも。髪はピンクで、水色の髪飾りをしている。

お鈴 (おりん)

桃ん賀忍法の使い手の少女で、身体は小さいが身体能力は高い。ちょっぴり天然なところもあるのがお茶目。料理は上手だが、忍者流の方法しかできないため、ほかの人は真似できない。しいねに密かな片思いをしている。

バラバラマン

うらら学園のりんご組教師。興奮すると頭からバラの花が咲く。逆に気分が落ち込むとらバラの花は枯れてしまう。また、身体のいたるところにトゲがあるトゲ肌の持ち主。この体質を気にしており、セラヴィーに治療を頼んだこともあった。いつも笑顔を絶やさず、物腰柔らかな性格。

まやちょん

うらら学園のオレンジ組教師。ラスカルの幼なじみで、好意を寄せている。男勝りな性格で、思ったことをすぐ口にしてしまう。かなりの武闘派で、喧嘩っ早い。カンフー胴着を好んで着用。髪の色は紫でツインテールの三つ編みにしている。

海坊主 (うみぼうず)

海に住む妖怪だが、気は優しい。マリンに片思いをしている。

海坊子 (うみぼうこ)

海坊主の妹で、海に住む妖怪。自慢の兄をふったマリンに対して恨みを抱いている。

きゅーちゃん

城に住んでいる吸血鬼の男性で、若い女の子の生き血が大好き。リーヤに敗北して以来、自分の美のセンスに自信をなくすが、その後復活する。美的センスは極めて特異で、人とズレている。

ミケネコ博士

危険な機械を発明してはチャチャ、リーヤ、しいねで試そうとするマッドサイエンティストの男性。息子の宮本くんはうらら学園のバナナ組に所属するチャチャ達のクラスメイト。

ピカポン

セラヴィーの前に世界一の魔法使いだった男性。実は長髪なのにてっぺんハゲな事が悩みで、普段はカツラをかぶっている。ヤホホ山に住んでいるのだが、その山を訪れて無事に戻ったものはいないと言われている。性格が悪く、計算高い。

ドリス

どろしーの弟なのだが、セラヴィーに片思いをしており、いつも女装しているオカマ。顔はどろしーにそっくりで、金髪のカツラを被っている。セラヴィーに猛アタックをするも、オカマゆえに嫌われている。セラヴィーを振り向かせるために、時々汚い手を使う。

チャチャの母 (ちゃちゃのはは)

チャチャとチュチュの母親で、セラヴィーにとっては魔法を教わった師匠。髪は金髪で、性格もどろしーに似ており、サバサバしている。

リーヤのおじいさん

リーヤの祖父。筋肉質な巨体の持ち主。もちもち山の岩場に住んでいる。白い口髭がトレードマークで、山できこりの仕事をしている。

サナエ

リーヤにとって一番近い年齢の兄。リーヤよりかなり背が高いが、顔はリーヤにそっくり。マリンに片思いをしており、リーヤの境遇をうらやましく感じている。

アクセス

しいねの父親。騎士をしており、いつも重厚な鎧を身にまとっている。怪力の持ち主で、すぐに暴走してしまう性格のせいでトラブルを引き起こす。しいねを溺愛している。

やじろべー

やっこの祖父で、ちょっとボケており、いつも鼻を垂らしている。やっこの事をとてもかわいがっており、やっこがセラヴィーにあこがれている事にやきもちを焼いている。

よしこ先生 (よしこせんせい)

うらら学園の保健室の女性の先生。顔色がいつも青く、病弱だが力持ちで、有無を言わせない迫力がある。その薄気味悪さと不可解な行動で、保健室を訪れた者を不安に陥れる。さくぞーの飼い主でもある。

さくぞー

よしこ先生に飼われているサル。よしこ先生が病弱で入院がちなので、動物病院に預けられる事が多い。檻を抜け出しては、獣医の先生の真似をしたがる。実はメスで、リーヤとの壮絶な戦いの果てに、リーヤの事が好きになってしまう。

ヒーロン

うらら学園に通う男の子で、チャチャ達よりも1学年先輩。泣き虫で、ちょっとした事ですぐに泣いてしまうのだが、みっきーと合体して変身する事によって、無敵超人ドルフィンガーとして悪者と戦う事ができる。

みっきー

ヒーロンの友達で、空を飛ぶイルカ。顔に傷があり、目つきも鋭く、図体もでかいが態度もでかい。いつもヒーロンの味方で、時には厳しい事も言うが、過保護なくらいヒーロンを心配している。

チュチュ

チャチャの妹で、チャチャ達の入学から3年後にうらら学園に入学してきた。目が細いため表情からは何を考えているのか読み取りにくいが、爆弾を作るのが好きで、いつもトラブルを引き起こす。さくらんぼ組でクラス委員長をしている。

ナミ

マリンの妹で、ポピィに一途な片思いをしている。姉のマリンと違って性格はよく、礼儀正しく、良識家なところがある。同じクラスのチュチュと仲がいい。

やん太 (やんた)

やっこの弟で、極度の人見知りで甘ったれ。身体が小さいので、いつもやっこのマントの中に隠れている。なにかにへばりつくのが上手で、小さくて軽いのでへばりつかれた人が気づかないほど。

鈴之助 (りんのすけ)

お鈴の弟で、極度のシスコン。お鈴の事が大好きで、お鈴の事を守ろうとしながらお鈴に甘えている。お鈴が他の人に取られないか心配している。

なると

ポピィの年の離れた弟。両親が育児放棄したため、ポピィが育てる事になった。まだ赤ん坊ながらも超能力があり、顔はポピィそっくりで目つきが鋭い。気に入らない事があると超能力を使って暴れるので、ポピィしかなだめる事ができない。

もみじ学園長 (もみじがくえんちょう)

魔法の国の超エリート学園・もみじ学園の校長を務める男性。有名人を多く輩出するうらら学園に対して一方的なライバル意識を持っている。ポピィをはじめ、たくさんのスパイや刺客をうらら学園に送り込んで探ろうとするが、どれも失敗に終わる。最後は自分が巨大なロボットに乗って戦うが、チャチャ達に倒されてしまう。

市松 (いちまつ)

もみじ学園からポピィ抹殺の命令を受けてうらら学園に潜入してきたアンドロイド。うらら学園に寝返り、その後ポピィを強制的にほほえみ戦士エガオンにさせたり、正義の味方であるレンジャー部隊を募集し、その長官になる。

リザード

セラヴィーの育ての親で、赤ん坊のセラヴィーが木の根元で泣いているところを保護し、そのまま育てた。見た目はきれいなお姉さんだが、正体は251歳のトカゲ男。人間とトカゲは食べないが、それ以外の動物はなんでも食べてしまう。

平八 (へいはち)

魔界の大魔王の8番目の息子。大魔王から魔法の国を手に入れるという使命を受けているが、ゲームマニアなためまじめに仕事をしようとしない。面白い事に目がない性格だが、飽きっぽく、新しいゲームを買うためのお金を稼ぐためにアルバイトをかけもちしている。

大魔王 (だいまおう)

魔界に突如出現した、邪悪な存在。王国を襲い、チャチャの両親を石像にするが、自らも魔法の国の王宮であるマジックキャッスルに、チャチャの祖父である ジーニアスによって封印された。王家の血を引くチャチャの存在を知り、刺客を差し向ける。

大魔王 (だいまおう)

魔界の大魔王で、平八の父親。漫画マニアで、15万冊もの貯蔵があったのだが、世界征服をサボっていたため妻の逆鱗に触れて捨てられてしまう。光速のスピードで漫画を読む事ができる。

集団・組織

うらら学園 (うららがくえん)

『赤ずきんチャチャ』の舞台となる学園。魔法を教える学校であり、チャチャは一人前の魔法使いになるために入学した。また、リーヤやしいねといった仲間たちも同学園に通っている。園長はウララ。教員としてラスカル、バラバラマンらが勤めている。クラスはバナナやオレンジなど、果物の名前を採用。

その他キーワード

エリザベス

いつもセラヴィーが抱えている金髪たてロールの女の子の人形。しゃべっているかのように見えるのは、すべてセラヴィーの腹話術。実はモデルはどろしーの幼い頃の姿。

アニメ

赤ずきんチャチャ

魔法の国の王家の血を引く少女チャチャは、この世界一の魔法使いセラヴィーに見守られながら成長し、一人前の魔法使いになるべく、魔法学校のうらら学園に行くことになった。王家に呪いをかけた大魔王は、その血を滅... 関連ページ:赤ずきんチャチャ

書誌情報

赤ずきんチャチャ 全9巻 〈集英社文庫 コミック版〉 完結

第1巻

(2006年1月発行、 978-4086184175)

第2巻

(2006年1月発行、 978-4086184182)

第3巻

(2006年3月発行、 978-4086184199)

第4巻

(2006年3月発行、 978-4086184205)

第5巻

(2006年5月発行、 978-4086184212)

第6巻

(2006年5月発行、 978-4086184229)

第7巻

(2006年7月発行、 978-4086184236)

第8巻

(2006年7月発行、 978-4086184243)

第9巻

(2006年8月発行、 978-4086184250)

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