あらすじ
第1巻
高校進学のお祝いに祖父から魔術書をもらった魔女見習いの星野いちかは、魔術書の研究と解析のために学校に魔術研究同好会を作り、放課後になると友達の日下部ナギサと高城怜といっしょに活動していた。ある日、いちかは泥で作った巨大なゴーレムを動かす魔法を試すと、ゴーレムは無事に動き出す。しかし途中でゴーレムは制御不能に陥り、怜に襲いかかるのだった。(1発目!「ゴーレム召喚♪」。ほか、6エピソード収録)
登場人物・キャラクター
星野 いちか (ほしの いちか)
私立長閑学園に通う女子高校生。魔法を使える素質があり、高校進学のお祝いに祖父からもらった魔術書の研究と解析をするために魔術研究同好会を作る。魔法の腕前は見習いということもあってまだまだ未熟で、魔法が失敗して騒動をよく起こしている。そのため教師やクラスメートからは、トラブルメーカーと認識されている。魔法で失敗しても落ち込まず、知らない魔法も積極的に試そうとするなど、前向きで向上心にあふれる性格をしている。
日下部 ナギサ (くさかべ なぎさ)
私立長閑学園に通う女子高校生。星野いちかとは小学校からの友達で、いちかが作った魔術研究同好会にも所属している。感情をあまり表に出さない落ち着いた性格で、やや毒舌家なところがある。学園祭では個人で占いの出し物をやるほど占いが大好き。
高城 怜 (たかぎ れい)
私立長閑学園に通う女子高校生。星野いちかに頼まれて魔術研究同好会に所属するようになったり、家では弟に夕食を作ったりと面倒見が非常にいい。見た目はギャルでヤンキーっぽいが、いちかや日下部ナギサよりも常識人。二人の言動にツッコミを入れることが多い。また制御不能となったゴーレムに襲われたり、胸を大きくしてもらおうとして全身を大きくされるなど、いちかの魔法の失敗で騒動によく巻き込まれる。