転生王女と天才令嬢の魔法革命

転生王女と天才令嬢の魔法革命

鴉ぴえろの小説『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のコミカライズ作品。魔法や魔物が存在する異世界を舞台に、文明が発達した世界からの転生者である王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアと、天才令嬢のユフィリア・マゼンタの冒険を描いた王宮百合ファンタジー。奇天烈(きてれつ)なアニスフィアと生真面目なユフィリアの交流に重きが置かれているが、魔物との戦闘や王宮での権謀術数など、ファンタジー作品の王道を踏まえたストーリー展開も見どころとなっている。KADOKAWA「電撃マオウ」2020年9月号から連載の作品。2023年1月にAT-X、TOKYO MXほかでテレビアニメ化。アニスフィア・ウィン・パレッティアを千本木彩花、ユフィリア・マゼンタを石見舞菜香が演じている。

正式名称
転生王女と天才令嬢の魔法革命
ふりがな
てんせいおうじょとてんさいれいじょうのまほうかくめい
原作者
鴉 ぴえろ
漫画
ジャンル
ファンタジー
 
百合
レーベル
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)
巻数
既刊6巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

アニスフィア・ウィン・パレッティア

パレッティア王国の王女。年齢は17歳。明朗快活な努力家で、愛称は「アニス」。白金色のミディアムヘアでアホ毛があり、頭の両側に黒いリボンをつけている。文明の発達した世界からの転生者で、12年前に前世の記憶を取り戻し、魔法で空を飛ぶ夢を思い出す。魂の問題で魔法を使うことはできないが、前世の知識から「魔法科学」を提唱。空を飛ぶ魔道具「魔女箒」を発明し、研究者としての地位を確立した。現在は王位継承権を放棄して離宮で研究に没頭しているが、常人の理解を得られず、異端の天才と評されている。「金級認識票」を所持する冒険者でもあり、魔物と戦う際には、魔力の刃を形成する魔道具「マナ・ブレイド」を使用する。貪欲に素材を求めて魔物を狩る姿から「狩猟の略奪姫(マローダー・プリンセス)」の二つ名でも呼ばれている。ある日、飛行していた際にユフィリア・マゼンタの目の前に墜落。彼女が置かれている状況を察して離宮へ連れ去り、助手に任命した。男性に興味がなく、どうせなら女性を愛(め)でたいと発言して父親を怒らせたことがある。

ユフィリア・マゼンタ

マゼンタ公爵家の令嬢。生真面目な性格をしている。愛称は「ユフィ」。白銀色の長髪を黄色いリボンでハーフアップにしている。あらゆる属性の精霊と適合し、全属性の魔法を使いこなす。また礼儀作法や武芸にも秀でており、「パレッティア王国」の宝とまで評されている。王太子のアルガルドと婚約しているが、政略結婚で互いに思慕の情はない。いずれ王妃となる責任感から、模範的な行動を心掛けていたが、貴族学院で行われた夜会の最中に、アルガルドから身に覚えのない悪行を理由に婚約破棄を告げられてしまう。これは令嬢として積み上げたブランドの失墜を意味していたが、アニスフィア・ウィン・パレッティアの機転により、アニスの離宮に匿(かくま)われ、彼女の助手に就任。そして、「魔法科学」の研究成果をユフィの名義で発表することを許され、名誉挽回(ばんかい)の機会を得た。離宮で暮らし始めて間もなく、アニスから魔剣「アルカンシェル」を賜り、愛用するようになった。

クレジット

原作

鴉 ぴえろ

キャラクターデザイン

きさらぎ ゆり

書誌情報

転生王女と天才令嬢の魔法革命 6巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉

第1巻

(2021-01-27発行、 978-4049136555)

第2巻

(2021-08-27発行、 978-4049138962)

第3巻

(2022-02-10発行、 978-4049142518)

第4巻

(2022-08-26発行、 978-4049145519)

第5巻

(2023-03-27発行、 978-4049148817)

第6巻

(2023-12-27発行、 978-4049154320)

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