逃亡急行

逃亡急行

篠原千絵が手掛けるアクション・サスペンス。作者自身がスイスへ取材に赴き、スイスの風景や氷河特急の描写が細やかに描かれている。1995年の「プチコミック」4月号に掲載された作品で、巻末には作者のスイスレポートも収録されている。

概要・あらすじ

雑誌社に入社して一年の日向菜摘は、少しでも早く一人前の記者となるため、スクープを狙っていた。そんなある日、殺人現場に遭遇した菜摘は、血の付いたシャツを着てナイフを持った男に遭遇する。男は菜摘を脅し、匿うよう指示する。その男、野々村悟は宝石商の池上緋紗子にはめられて辞職させられた元刑事だった。無実を主張する悟の話を聞いた菜摘は、事件の真相をスクープするため、逃亡した緋紗子を追う悟に同行を申し出る。

登場人物・キャラクター

日向 菜摘

都内で一人暮らしをしている、駆け出しの雑誌記者。一人前の記事を一日でも早く書くため、日々スクープを探しながら奮闘しており、スクープに結び付きそうな事件を見かけると持ち前の行動力を発揮する。恋愛や結婚よりも仕事第一。

野々村 悟

殺人現場で池上緋紗子の陰謀で濡れ衣を着せられ、捕まりそうになったところを、日向菜摘に会い脱出した元刑事。ある事件の真相を追ううちに罠にはめられて刑事を退職している。その後は単独で事件の真相を追っていた。

池上 緋紗子

表向きの顔は宝石商を営む女性経営者。しかし、実は2年前に起きた密輸事件の中心人物。密輸で得たお金で店を拡大していたとされるが、証拠不十分で逮捕に至らなかった。クラウスを使い、野々村悟を狙う。裏金をスイス銀行に預けるため、スイスへ向かう。

クラウス

池上緋紗子に協力している、金髪で容姿端麗な暗殺者。日本語も話すことができる。野々村悟を追って日本の空港に現れた。日向菜摘と悟の命を執拗に狙い、スイスまで追いかける。

場所

ツェルマット

池上緋紗子の別荘があるスイスの都市。氷河急行(グレッシャー・エクスプレス)の終点駅でもある。緋紗子は氷河急行で麻薬の取引をし、そのままツェルマットまで向かっていた。周りには氷河(クレバス)が多く危険な場所である。

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