殺人よこんにちは

殺人よこんにちは

父親の突然の死によって莫大な遺産を相続した進藤夕海子、そしてその母親である進藤麻子の周囲で、陰謀と殺人事件が繰り広げられていく。赤川次郎による同名の小説を漫画化したサスペンスミステリー。「なかよし」昭和58年7月号から10月号にかけて連載された作品。

正式名称
殺人よこんにちは
原作者
赤川 次郎
作者
ジャンル
サスペンス
レーベル
講談社コミックスなかよし(講談社)
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概要・あらすじ

突然、進藤夕海子の父親が亡くなった。莫大な遺産を相続した夕海子は、母親の進藤麻子と家政婦の八重子とともに、夏休みを別荘で過ごすことにした。麻子はそこに年下のハンサムな男性、金沢周一を招いて彼と結婚することを夕海子に告げる。別荘には他にも夕海子の友達の秋津美香や、金を貸してほしいと夕海子の叔父である進藤政夫が訪れる。

やがて別荘の近くの海で、夕海子たちは女性の水死体を発見する。その女性は金沢の元妻だった。犯人は一体誰なのか、夕海子の推理が始まる。

登場人物・キャラクター

進藤 夕海子 (シンドウ ユミコ)

中学生の女の子。年齢のわりにしっかりしていてあまり感情的にならず、どんな時にも冷静でいつも落ち着いている。母親である進藤麻子と金沢周一の付き合いをあまり快く思っていないが、そのことを態度にはあまり出さない。

進藤 麻子 (シンドウ アサコ)

進藤夕海子の母親。まだ若くて美人なうえに、夫の急死で莫大な遺産を相続した。いかにもお金持ちのマダムで、気まぐれで周囲を振り回す。夫が亡くなって1か月後には、早くも金沢周一という男性と結婚を前提に付き合い始めるなど、不審な点が多い。

金沢 周一 (カナザワ シュウイチ)

進藤麻子の恋人。性格も明るく顔もハンサムだが、少々気取ったところが鼻につく男性。細かいことによく気がつくマメなタイプで、サービス精神も旺盛。その女性扱いの上手さで、麻子を満足させようと尽くしている。

宮脇 巽 (ミヤワキ タツミ)

進藤夕海子の別荘の近くに住んでいる少年。昨年、岩に挟まって溺れかけていた時に、夕海子が助けを呼んだことで危うく命拾いしたことがある。それ以来、命の恩人である夕海子に感謝しているとともに、恋心も抱いている。

秋津 美香 (アキツ ミカ)

進藤夕海子のクラスメイトの少女。無邪気で夢見がちな、苦労知らずのお嬢さまタイプ。年上の男性に憧れる傾向があり、金沢周一にほのかな想いを寄せている。

八重子 (ヤエコ)

進藤夕海子の家で住み込みで家政婦の仕事をしている女性で、顔にそばかすがある。しっかり者で、進藤麻子の代わりに家事全般をこなし、夕海子の世話も焼いている。実は進藤政夫の恋人。

進藤 政夫 (シンドウ マサオ)

進藤夕海子の叔父で、夕海子の父の弟。お金にだらしないくせに新しい事業を起こしては失敗して借金を作り、いつも金に困っている。進藤麻子に何度も借金を申し込む。

島田 依子 (シマダ ヨリコ)

金沢周一の離婚した元妻。進藤夕海子の別荘のある駅前の交番で、赤いワンピースを着た姿を目撃されていたが、その後海で水死体として発見された。検死の結果、絞殺されたことが判明する。

広瀬 (ヒロセ)

中年の男性警察官。進藤夕海子が死体の第一発見者になった事件について調べている。夕海子の観察力を高く評価しており、調査の進捗状況をもらしては、夕海子からも情報を得ようとする。

市村 亮子 (イチムラ リョウコ)

デパートの女性店員。水泳が得意で、学生の頃は県大会に出たこともある。島田依子殺害に何らかの形で関わっていたことが進藤夕海子と宮脇巽に知られるが、自宅で何者かに刃物で刺されて死亡する。

夕海子の父 (ユミコノチチ)

進藤夕海子の父親。仕事を生きがいとする会社経営者で、年の半分は海外に出掛けており、日本にいる間も家にはほとんど帰ってこなかった。心臓の持病があり、発作により突然死した。

クレジット

原作

赤川 次郎

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