雑草女

雑草女

山田隆道のエッセイ「雑草女に敵なし! 女性ADから教わったたくましく生きる極意」をコミカライズした作品。現代社会を生きていると直面する悩みとそれに対する回答の1つが、1話ごとに示された形になっている。原作の雰囲気を損なわずに漫画表現ならではのアレンジが加えられており、その仕事ぶりには原作の著書である山田隆道もコミック巻末で絶賛している。「アフタヌーン」2010年4月号から2011年11月号まで連載された。

正式名称
雑草女
ふりがな
ざっそうおんな
原作者
山田隆道
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

過酷な労働環境下で馬車馬のごとく働かされることで知られるテレビ業界のアシスタントディレクターになった坂道久恵。目の回るような忙しさの毎日だが、坂道は持ち前の明るさとポジティブ思考でさまざまな問題を乗り越えていく。

登場人物・キャラクター

坂道 久恵 (さかみち ひさえ)

テレビ局の下請け会社「ホーリーアーツ」に、アシスタントディレクター(AD)として入社した女性。何事も前向きに考え、周囲に流されないマイペースな性格。仕事に関しては非常に頑張り屋だが、整理整頓が苦手で自宅のアパートは足の踏み場がないほど荷物が散乱している。料理は一応できるものの作り方がアバウトなため、「見た目はグロテスクだが味は美味しい」ものができあがる。 ADとして働いている、実在の人物がモデルになっている。

山田 (やまだ)

テレビ局の下請け会社「ホーリーアーツ」に出入りする放送作家の男性。何度もご飯をおごらせられたり、行動にツッコミを入れられるなど坂道久恵に振り回されている。しかし坂道の信念のある言動に気づかされることも多い。原作者の山田隆道がモデルになっている。

その他キーワード

アシスタントディレクター

テレビ番組制作の職種の1つ。「家に帰れない」「風呂に入れない」「満足に寝る暇もない」など劣悪な環境で働き、この世でもっとも過酷な職業の1つといわれている。おもな仕事は雑用。さまざまな道具の手配をしたり、現場では撮影がスムーズに行えるように出演者に演出者の指示を伝えたりしている。社外のあらゆるところに出向く機会が多く、時間を問わず連絡を取る必要があるため携帯電話が必需品となる。

クレジット

原作

山田隆道

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