雨と君と

雨と君と

雨のある日、小説家のお姉さんは1匹の捨て犬を拾うが、それはどこから見てもたぬきだった。お姉さんとたぬきのなんでもない日々を描いたハートフル日常コメディ。緻密な絵でたぬきのかわいらしさと、情緒豊かに描かれた何気ないほのぼのとした日常が楽しめる。もともとは二階堂幸がTwitterで公開していた4ページ漫画で、講談社「週刊ヤングマガジン」2020年38号から連載の作品。「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門で第4位に選出。

正式名称
雨と君と
ふりがな
あめときみと
作者
ジャンル
動物・ペット
 
日常
レーベル
KCデラックス(講談社)
巻数
既刊6巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

お姉さん (おねえさん)

小説家を生業とする女性。冷静沈着な性格をしている。本名は不明。長身で黒髪をショートカットにしている。容姿端麗で、見た目がそっくりな双子の弟がいる。現在は家族と離れて一人暮らしをしていたが、ある雨の日、たぬきを拾って飼い始める。フリップを使って意思疎通してくるたぬきを「芸達者な犬」と思っており、徹頭徹尾犬扱いしている。なお、「たぬき」の写真を見た時は、ちゃんとたぬきと認識したが、君はなぜか犬であることをアピールしている。あまり感情を表に出すことがなく、口数も多くないが、それは感情を言葉にすると違和感を感じるからであり、実は感受性は豊か。季節のうつろいを全身で感じるのが好きで、君とよくいっしょに散歩している。

(きみ)

お姉さんが拾ったたぬき。どこからどう見てもたぬきだが、お姉さんをはじめ周囲の人たちは「犬」だと思っている。お姉さんから、「犬」「君」と呼ばれている。頭が非常によく、人間の言葉を理解してフリップに文字を書いて意思疎通する。獣医の男性や一部の人たちは正体を察しているが、そのことをツッコまれそうになるとフリップを出して犬アピールするため、犬とカンちがいされている。手先が器用で、フォークを使ってケーキを食べることもできる。ちなみにお姉さんはそんな器用すぎる君を見ても、芸達者な犬だと思い込んでおり、特に違和感を抱いている様子はない。

書誌情報

雨と君と 6巻 講談社〈KCデラックス〉

第1巻

(2021-03-05発行、 978-4065225837)

第2巻

(2021-09-06発行、 978-4065247495)

第3巻

(2022-03-04発行、 978-4065270523)

第4巻

(2022-09-06発行、 978-4065290682)

第5巻

(2023-05-08発行、 978-4065313787)

第6巻

(2023-12-06発行、 978-4065339329)

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