おそとにでようよ雨やんだら

おそとにでようよ雨やんだら

都内のペットショップが舞台。お酒を飲んだ人間と会話ができる、主人公のカワウソの「雨やんだら」と、店員やペットたちが織りなす動物コメディ。生体販売されている身でありながら、店の事務室に引きこもり、欲望のままにダラダラ過ごす「雨やんだら」の、天然でズレたキャラクターが、毎回珍騒動を巻き起こす。小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」2019年第15号より連載を開始。

正式名称
おそとにでようよ雨やんだら
ふりがな
おそとにでようよあめやんだら
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物・ペット
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概要・あらすじ

都内某所のペットショップ。新人店員としてこの店にやって来た後藤が驚いたのは、販売されている身でありながら、事務室に引きこもるカワウソ「雨やんだら」がいること。そしてこのカワウソは、なんと飲酒している人間と話ができるのだ。店長代理の春森さくらは、毎日の過酷な業務の癒やしを、雨やんだらに求めている。就業後に酒を飲み、事務室でカワウソと話すことが唯一の楽しみなのだ。そんなわけで、雨やんだらは甘やかされ、事務室で欲望のままにダラダラ過ごしている。後藤は、なんとかカワウソを事務室から出し、店で生活させて飼い主を見つけてあげたいと考える。散歩に誘ったり餌で釣ったり、さまざまな方法を試すが、ことごとく失敗。雨やんだらが引きこもり生活をやめることはなかった。

登場人物・キャラクター

雨やんだら (あめやんだら)

都内のペットショップで生体販売されているカワウソ。性別はオスで、お酒を飲んでいる人間と話ができるという特技を持つ。また、ほとんどの動物と話をすることができ、異種間の通訳をするが、大切なことを伝えないので、いつもトラブルの原因になる。名前の由来は、彼の口癖からで、何かにつけて「雨やんだらやる」と言っていたから。

春森 さくら (はるもり さくら)

都内のペットショップの店長代理。お団子ヘアが特徴の女性。本当は接客業が苦手で、毎日ヘトヘトに疲れる癒やしを、カワウソの「雨やんだら」に求めている。酒を飲んで雨やんだらと話し、そのまま事務室で眠ってしまうこともしばしば。

後藤 (ごとう)

都内のペットショップの新人店員。メガネをかけたまじめな青年。事務室で暮らす、カワウソの雨やんだらを、なんとか店の所定の位置に置こうと努力するがことごとく失敗。店に出すことで、彼の飼い主を見つけてあげようという優しい気持ちだが、雨やんだらはずっと店にいたいと考えているので、大きなお世話のようである。

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