青色図書館

青色図書館

本とは縁のない生活をしていた女子高生と、アルバイト先の私設図書館館長との淡いラブストーリー。「ララDX」2003年11月号から2005年7月号にかけて不定期に掲載された本編の他、描き下ろしのあとがきと、マンガができるまでや近況を書いた柱ページが収録されている。

正式名称
青色図書館
ふりがな
あおいろとしょかん
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

12,000円のワンピースに一目ぼれした朝比奈麻衣(ヒナ)は、好条件のアルバイトの張り紙を見つける。早速応募した仕事先は、本をこよなく愛する若き館長が営む私設図書館だった。館長の下籠谷莕(先生)と触れ合ううち、ヒナは少しずつ本や先生に心惹かれていく。

登場人物・キャラクター

朝比奈 麻衣 (あさひな まい)

声が大きく元気いっぱいな15歳の女子高校生。友人や青色図書館の常連からは「ヒナ」という愛称で呼ばれる。純文学はあまり得意ではなく、もともとはそれほど読書好きというわけでもなかった。下籠谷莕や図書館を利用する人々と触れ合ううちに、本を大切に思うようになっていく。

下籠谷 莕 (しもこもりや あさぎ)

「私設青色図書館」の2代目の館長を務める22歳の青年。大学生の頃に書いた小説で賞を取り、これまでに2冊の本を出版している。現在は、館長の仕事の他、作家としても活動し、雑誌連載を数本抱えている。

樹霊 (こだま)

作家としての下籠谷莕の担当編集者の男性。25歳の苦労人。下籠谷との親し気な様子を見た朝比奈麻衣(ヒナ)に、当初は下籠谷の恋人と誤解されていた。下籠谷には丁寧な言葉遣いで話すが、ヒナにはぞんざいな口調を使う。

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