概要・あらすじ
時は19世紀末のイギリス。裏社会で起こった厄介事を手段を問わず解決するファントムハイヴ家。その現当主であるシエル・ファントムハイヴは、悪魔と契約を交わし、驚異的な力を持つに至る。
そしてもう一人、悪魔と契約を交わした者がいた。名門貴族トランシー家の当主アロイス・トランシーである。トランシー家とファントムハイヴ家、その両家が接触したとき、ふたりの黒執事による激しい戦いの幕が切って落とされる。
登場人物・キャラクター
セバスチャン・ミカエリス (せばすちゃんみかえりす)
日常的に執事に求められる仕事はもちろん、主人のシエル・ファントムハイヴの要求には全て完璧に答える。正体は悪魔で、シエル・ファントムハイヴとは契約を交わしている。
アロイス・トランシー (あろいすとらんしー)
生後間もなくさらわれて行方知れずとなるが、漆黒の執事クロード・フォースタスを引き連れ、突如イギリスに現れ、トランシー家を相続、当主になる。
メイリン
ファントムハイヴ家で働く女中。極度の遠視とドジの合わせ技でさまざまなトラブルを起こす。訛りの抜けないしゃべり方も特徴のひとつ。狙撃主として一流の腕を誇る。
シエル・ファントムハイヴ (しえるふぁんとむはいゔ)
12歳という年齢でファントムハイヴ家の当主を務める。前作『黒執事』での戦いで人間としての命を失い、悪魔となりファントムハイヴ家を去るが、セバスチャン・ミカエリスとともに帰ってくる。
フィニアン
ファントムハイヴ家で働く庭師。しかし庭の木を全て枯らせてしまうほど手先が不器用。すさまじい怪力は過去に受けた人体実験によりもたらされたもの。
タナカ
ファントムハイヴ家で働く家令。先代当主であるシエル・ファントムハイヴの父の代から仕える古株。
ハンナ・アナフェローズ (はんなあなふぇろーず)
長い銀髪と褐色の肌が印象的な女性。トランシー家に仕えるたったひとりのメイド。
クロード・フォースタス (くろーどふぉーすたす)
アロイス・トランシーに絶対の服従を誓う漆黒の執事。
バルドロイ
ファントムハイヴ家で働く料理人。しかし料理の腕は壊滅的で、まともな料理を作れたことがない。かつては兵士としてさまざまな戦場へと従軍した。
クレジット
原作
黒執事 (くろしつじ)
13歳にして名門貴族、ファントムハイヴ伯爵家の当主を務め、天才実業家としての顔も持つシエル・ファントムハイヴと、その執事であるセバスチャン・ミカエリスが、舞い込んでくるさまざまな事件に挑み、解決してい... 関連ページ:黒執事