概要・あらすじ
更衣小夜(きさらぎさや)は父更衣唯芳(きさらぎただよし)が神主を務める浮島神社で生活をしている。元気でスポーツ万能の高校2年生。仲間たちの前では遅刻が多い天然ボケ的なおっとりとした姿を見せている彼女だが、実は、父の命令で古きものと1人で戦い倒し続けていた。
しかし、その背後には巨大な組織の陰謀が蠢いていた。実は、小夜と唯芳は2人とも記憶を完全に書き換えられていた。小夜たちは激しい戦いと悲しい結末へと巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
更衣 小夜 (きさらぎ さや)
躓いて転んだり、おっとりとした高校2年生の女の子。スポーツは万能。しかし、彼女には裏の顔があった。浮島神社の神主を務める父の指示で、古きものを夜な夜な退治していたのだ。父を愛し、健気に戦う彼女だったが、実は、記憶を上書きされていた。 更衣小夜という今の記憶は作られたものだった。彼女は全幅の信頼を寄せていた父の後輩、七原文人に裏切られてしまう。そして、自分の本当の記憶を取り戻し、巨大な敵に立ち向かっていく。
求衛 ねね (もとえ ねね)
求衛ののと双子の姉妹。小夜のクラスメイト。小夜の事が大好きという役を演じている。同じタイミングで喋ったりと場を盛り上げる役割。
古きもの (ふるきもの)
『BLOOD-C』に登場する異形の化け物。過去昨では、翼手(よくしゅ)と呼ばれていた存在。本作では古きものと呼ばれている。
筒鳥 加奈子 (つつとり かなこ)
小夜の担任教師。実は、文人に利用されている科学者。小夜にまつわる秘密を研究している。
鞆総 逸樹 (ともふさいつき)
小夜のクラスの委員長。授業中のノートをとってあげたりと小夜にはいつも優しく接する。
七原 文人 (ななはら ふみと)
本作品のキーマン的存在。小夜の父唯芳の高校時代の後輩という位置づけ。神社の前にある喫茶店のマスター。小夜に朝食などを、好意で食べさせている。しかし、その正体は小夜の力を利用しようとする巨大な組織の陰謀を実行する実力者である。 常にクールで沈着冷静。
時真 慎一郎 (ときざね しんいちろう)
無口で男らしい小夜のクラスメイト。不良っぽい雰囲気で小夜と仲良くするが、それもメインキャストとしての演技でしかなかった。
網埜 優花 (あみの ゆうか)
小夜のクラスメイト。心根の優しい少女。クラス委員的な存在で、小夜にいつも小言をいっている。
更衣 唯芳 (きさらぎ ただよし)
小夜の父としての記憶を埋め込まれている。昔、死んだ小夜の母の事も作られた記憶で、小夜に対する愛情すらも作られた物なのか定かでない葛藤の中で戦っていく。性格はまじめで誠実。
その他キーワード
メインキャスト
『BLOOD-C』に登場する小夜を取り巻く人々の事。筒鳥加奈子、時真慎一郎、網埜優花、求衛ねね、求衛のの、鞆総逸樹の小夜のクラスメイトと担任をメインキャストという。 巨大組織が小夜を実験するにあたって、違和感なく生活をサポートする役割を果たす為の存在。