概要・あらすじ
恐竜が生きる竜の世界で、少年ユタは一流の竜使いを目指していた。さまざまな事件に巻き込まれながらも、故郷に帰って来たユタ。しかし、竜の世界制服を企む冥王軍が、五国に攻撃を仕掛けてきた。「降臨の地への鍵となる竜の言葉を解する者」という伝説の少年ユタは、あるゆるところから狙われるのだった。
登場人物・キャラクター
ユタ・パイ・ロン (ゆたぱいろん)
山王国の辺境、ナーガ出身で、竜に関する知識が豊富。また、竜の言葉を解するため、各国からその身を狙われている。亡き父は竜使いとして、先代の海王に仕えてきた。
バーン・アム・ブラウン (ばーんあむぶらうん)
禁制区域の竜を扱う凄腕の竜騎士(ドラゴンスレイヤー)。冥王軍と戦闘中の雷竜党に傭兵として入り戦う。
ルル・リック・ハルド (るるりっくはるど)
ヴァジェトの孤児院にいた少女。施設を脱走してきた。姉のように慕っているアンを訪ねる。
アン・ジュラム・イルナ (あんじゅらむいるな)
竜使いの少女。ヴァジェトの住人だったが、フィルたちとともにユタ救出に加わり、行動をともにする。
フィル・ティップ・エト (ふぃるてぃっぷえと)
ユタの幼なじみ。ユタを救出するために、原国に行く。擬人(ヒトモドキ)の恐ろしさをよく知っている。
ランス
残虐な冥王軍の擬人(ヒトモドキ)。高い知性と戦闘力を持つ。ユタを捕らえる任務のため、彼を追っている。
フリード・リックフェン (ふりーどりっくふぇん)
原国の最凶とうたわれた闘竜士。「串刺し公(ザ・インペイラー)」「狂乱の貴公子」の異名を持つ。逃亡したユタとパウルスの捕縛命令を受け、彼らを追っている。
パウルス・エレノ (ぱうるすえれの)
原国の王都の最強闘竜士。「射手(サジタリウス)」の異名を持つ。弓の名手。海王国の特殊任務で、ユタの警護をしている。
フック・ザ・スカーフェイス (ふっくざすかーふぇいす)
経験豊富な竜使い。過去に左腕を竜に食いちぎられ、義手。バーンとともに雷竜党に傭兵として雇われている。
ゴッロ・フリギオ (ごっろふりぎお)
冥王軍で数々の武勲をあげた軍人。擬人(ヒトモドキ)で、劣化して容貌が変わってしまった。
テトリ
ユタを捕らえるよう命じられた冥王軍の擬人(ヒトモドキ)。ランスとともに行動する。人間の肉が好物。
ジサマ
ユタが子どもの時から飼われているパキケファロサウルス。ユタとは心の中で会話することが出来る。頭突きが得意。
ナノチビ
ナノティラヌスの子ども。親兄弟が死んでしまったため、ユタが育てている。ユタのことを親だと思っている。