概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
福賀 くるみ (ふくが くるみ)
園教諭にあこがれる優等生だったが、15歳の頃に母親がFXで大敗し、自殺してしまう。この頃から母親が失った2000万円を取り戻そうと考えるようになり、父親に黙ってFXの勉強を開始した。20歳になるとアルバイトで稼いだ30万円を元手にFXを始め、3か月で180万円の利益を得るも、強制ロスカットから逃れるために父親のタンス預金300万円を持ち出したことがバレてしまい、FX引退を宣言した。その後、趣味を見つけてFXへの未練を断ち切ろうとするも、一攫(いっかく)千金の快感を忘れられず、再びFXに手を染めてしまう。また、知識レベルは投資に造詣の深い小金萌智子も認めるレベルながら、損切りに踏み切れなかったり、衝動的に買い増したりと危ういところがある。ハイレバレッジが実現する海外のFX業者を選ぶなどギャンブラー気質な一面があり、萌智子からひそかに「強欲の雌豚」と揶揄(やゆ)されている。
小金 萌智子 (こがね もちこ)
新都大学に通う女子。ミディアムヘアにしている。年齢は20歳。スタイル抜群で、谷間の見えるVネックワンピースを身につけている。かわいいものが大好きで、白猫を飼っている。高校生時代から株式投資の経験を積んでおり、相場観に優れている。荒れた相場を好んでいるが、損切りの判断が早く、FXで築いた資産は1000万円を超える。ウソをつくことに抵抗がなく、相手と意見が食い違っても適当に話を合わせるなど、外面が非常にいい。趣味は投資家ブログの閲覧で、大金を溶かした見知らぬブロガーに心にもない応援コメントを送るなど、他人の不幸を楽しんでいる節さえある。投資仲間の福賀くるみに対しても、値動きの激しいリスキーな通貨の全力買いをうながしたり、300万円の個人的な融資を申し出たりと、過激な提案ばかりしている。くるみがFXの引退を宣言した際には、FX初心者、山師芽吹の指導を押し付けることで相場を見る習慣を継続させ、くるみがFXに復帰するよう仕向けた。
クレジット
- 原作
-
でむにゃん
書誌情報
FX戦士くるみちゃん 7巻 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉
第1巻
(2021-07-21発行、 978-4046806680)
第2巻
(2022-01-21発行、 978-4046810403)
第3巻
(2022-08-23発行、 978-4046816221)
第4巻
(2023-02-21発行、 978-4046822758)
第5巻
(2023-07-22発行、 978-4046827036)
第6巻
(2024-03-23発行、 978-4046834232)
第7巻
(2024-09-21発行、 978-4046839398)