GORSE

GORSE

吸血鬼の須郷と女子高生の川上マナは、「共通の記憶」を持ち、ある人を探す旅をしている。伝統あるミッションスクールで起きた、猟奇的な連続傷害事件を知った二人は、事件の真相を求めて調査を始めた。吸血鬼と女子高生が、学園に蔓延(はびこ)る「闇」を解き明かしていくホラーミステリー。徳川トモと田中渉による小説を原作とする。小学館「マンガワン」にて2020年6月26日から10月30日まで配信。

正式名称
GORSE
ふりがな
ごーす
原作者
徳川 トモ
原作者
田中 渉
作者
ジャンル
ホラー
レーベル
裏少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊1巻
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概要・あらすじ

ある夜、女子高生の川上マナは、数人の暴漢に襲われる。そのとき、突然一人の男が現れ、暴漢たちの首を引きちぎり、その生き血をすすった。次は自分の番だと、覚悟を決めるマナだったが、男はやさしい表情で彼女に手を差し伸べてきた。マナはなぜかその男に懐かしさを感じ、体中の細胞が震えるような感覚に包まれた。男の名は須郷。「GORSE」と呼ばれる吸血鬼だった。不思議なつながりを感じた二人は、以来行動をともにするようになる。それからしばらく後、聖清学園というミッションスクールで猟奇的な連続傷害事件が起きた。犯人に関する手がかりはまったくなく、人間の仕業かどうかすらわからない状況で、SNSでは様々な噂が飛び交っていた。そんな状況をよく思わないマナは、聖清学園の事件を調べる決意を固めた。夜、校舎に忍び込んだマナと須郷は、教室で血痕を見つける。須郷は血痕を爪でこすり、わずかに指についた血を舐(な)めた。彼には「血の記憶」を探る特殊能力があるのだ。須郷によると、その血痕からは、ある少女の悲しみが聞こえるという。聖清学園で起きた猟奇的な事件には、いじめによって命を失った少女が関係しているらしい。マナは聖清学園に転校し、潜入捜査を行うことにした。

登場人物・キャラクター

川上 マナ (かわかみ まな)

女子高生。黒髪のセミロングヘアーが特徴。ある夜、暴漢たちに襲われているところを、吸血鬼の須郷に救われる。恐ろしいはずの須郷のことを、なぜか「知っている」と感じる。懐かしいような、体中の細胞が震えるような感覚に囚われたマナは、須郷と行動をともにするようになる。

須郷 (すごう)

「GORSE」と呼ばれる、吸血鬼のような存在。ある日突然、川上マナの前に現れ、彼女の保護者的な存在となる。細マッチョで長身。全体的に黒い服を着ていて、タートルネック、革パンなどが特徴。「血の記憶」を探る特殊能力を持ち、血を舐めるとその血の持ち主の体験を知ることができる。牛乳が大好物。

クレジット

原作

徳川 トモ , 田中 渉

書誌情報

GORSE 1巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2020-09-18発行、 978-4098502561)

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