概要・あらすじ
天性の跳躍力を持つ主人公の立花茜とバスケ一家で育ったエリートの柊仁成は、中学校最後の試合で出会う。その後、偶然にも同じ高校に入学した二人は、各々の理由で高校ではバスケを続けるつもりはなかったが、互いに呼応するように再びバスケットボールに引き込まれていく。二人は才能をぶつけ合いながらもバスケットボールを通じて人間的に成長していく。
登場人物・キャラクター
立花 茜 (たちばな あかね)
国府津高校の1年生。喧嘩っ早く、非常に飽きやすい性格。そのせいか、天才的なバスケットボールの才能を持っていながら、「バスケよりも面白いことがある」と言ってやめてしまう。その後、高校に進学すると、当初はカレー部に入部するが、偶然同じ高校に入学していた柊仁成がバスケットボールをしている姿を目撃し、触発される。
柊 仁成 (ひいらぎ ひとなり)
国府津高校の1年生。父親は、バスケの名門校顧問、兄は大学の有名選手と、バスケのエリートとして育てられてきた。しかし、人の為にバスケをやる事に反発しやめてしまう。高校進学後はどの部にも所属しなかったが、立花茜の姿に喚起され、バスケ部に入部する。
芳川 菫 (よしかわ すみれ)
立花茜とは幼馴染で、いつも一緒にいる。バスケをやっている立花茜が好きで、高校進学後も、バスケ部に入るように説得している。
堀井 美加 (ほりい みか)
立花茜と芳川菫とは中学校からの親友。同じ高校に入学している。ダイエット目的で、芳川菫と共に女子バスケに入部している。
柊 拓也 (ひいらぎ たくや)
柊仁成の兄。大学バスケの有名選手で、高校生からは憧れの的となっている。才能を持ちながらバスケを真面目にやろうとしない弟に辟易している。
柊 賢人 (ひいらぎ まさひと)
柊拓也、柊仁成兄弟の父親。バスケの名門校、葉山崎高校の男子バスケットボール部顧問。兄のような一流選手に育てたいと思うあまり、柊仁成に厳しく接してしまう。
峰藤 京子 (みねふじ きょうこ)
国府津高校男子バスケットボール部の顧問。ド派手な格好を好み、生徒からは「ミネフジコ」と呼ばれている。過去には柊仁成の家庭教師を務めていたこともある。
金本 浩二 (かねもと こうじ)
国府津高校男子バスケットボール部の副キャプテン。顧問の藤峰京子からはキャプテン代理と呼ばれており、お茶汲みなどの雑務を任されている。
平本 実 (ひらもと みのる)
葉山崎高校男子バスケットボール部部員。ミニバス時代には柊仁成と共にプレイしている。一年生ながら186cmの長身で、センターを任される実力を持つ。
場所
国府津高等学校 (こうづこうとうがっこう)
神奈川県の公立学校。近隣には施設が整った私立高校があり、バスケ部の実力は高くない。カレー部なる部活も存在している。
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