概要
1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。街は動きを止め、人々はオブジェへと姿を変るなか、そこでは異形の怪物「シャドウ」がはびこっていた。それらに対抗できるのは、ペルソナという特殊な力を持つ者だけ。
私立月光館学園に転校してきた結城理はペルソナの力に覚醒し、同じペルソナ使いたちで構成された特別課外活動部へと引きいられる。彼らは影時間の真相に迫るべく過酷な戦いに身を投じていく。
登場人物・キャラクター
結城理 (ゆうきまこと)
¶4月から「☆月光館学園」高等部に転入してきた高校2年生。学生寮での暮らしを始めてすぐに、謎の怪物「シャドウ」の襲撃を受け、それがきっかけで特殊能力である「ペルソナ」の力に覚醒する。幼いころに事故で両親を失い、親族に引き取られて育ったが、10年ぶりにかつて暮した街に戻ってきた。
岳羽ゆかり (たけばゆかり)
月光館学園高等部2年生。結城理のクラスメイトで、同じ寮に住む少女。勝気だが明るい性格で、誰からも好かれるタイプ。過去に起こった事故で父親を亡くしており、その真相を調べるために入学、特別課外活動部に参加した。
桐条美鶴 (きりじょうみつる)
月光館学園高等部3年生。大企業「桐条グループの令嬢」にして、学園では生徒会長を務める。頭脳明晰で生徒たちからの人望も厚く、特別課外活動部では部長としてリーダーシップを発揮する。
荒垣真次郎 (あらがきしんじろう)
月光館学園高等部3年。近寄りがたい雰囲気を醸し出す強面の少年。もともと特別課外活動部のメンバーだったが、ある事件をきっかけに退部し、戦線を離脱する。学校をサボりがちで、かつての仲間だった真田明彦や桐条美鶴とも距離をおいている。
シャドウ
『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』に登場する怪物。1日と1日の狭間に存在する影時間にあらわれる謎の敵。彼らは様々な能力・姿を持つ。「シャドウ」に対抗できるのは、特殊能力ペルソナを持つ者だけである。
伊織順平 (いおりじゅんぺい)
月光館学園高等部2年生。結城理のクラスメイトで、特別課外活動部のムードメーカー的存在。明るくお調子者の性格で、仲間たちから冷ややかな態度を取られがちである。
特別課外活動部 (とくべつかがいかつどうぶ)
『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』に登場する組織。特殊能力ペルソナ使いで構成され、謎の怪物シャドウの討伐を目的とする集団。月光館学園においては部活動という体裁をとっている。 部長は桐条美鶴。
エリザベス
夢と現実、精神と物質の狭間にある「ベルベットルーム」の案内人。エレベーターガールのような格好が特徴的。詳細な素性は一切不明。
真田明彦 (さなだあきひこ)
月光館学園]高等部3年生。桐条美鶴とは中等部からの付き合いで、ボクシングで鍛えた拳を武器に2年前からシャドウと戦っている。ストイックに力を求め、日々のトレーニングを欠かさない。
イゴール
『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』の登場人物夢と現実、精神と物質の狭間にある「ベルベットルーム」の管理者。長い鼻と白髪が特徴的。詳細な素性は一切不明。
山岸風花 (やまぎしふうか)
月光館学園高等部2年生。優しくおっとりとした性格。ある晩、影時間にのみ出現する巨大な建造物「タルタロス」に迷いこんでしまったが、その事件をきっかけにペルソナ能力を覚醒させた。以降特別課外活動部に加わり、情報収集・分析役を担うようになる。
月光館学園 (げっこうかんがくえん)
主人公結城理らが通う私立学園。初等部から高等部まである。
その他キーワード
ペルソナ
『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』に登場する、謎の怪物シャドウに対抗できる特殊能力。ペルソナ使いは、各人異なった召喚器を用いて、神や悪魔の姿を模した“もうひとつの自分”を召喚しシャドウと戦う。
影時間 (かげじかん)
『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』に登場する、1日と1日の狭間、午前0時から約1時間に存在する時間。街は動きを止め、人々はオブジェへと姿を変えるなか、異形の怪物「シャドウ」がはびこる。
クレジット
- 原作
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「ペルソナ3」
- 監督
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秋田谷典昭
- 脚本
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熊谷純
- 総作画監督
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朝来昭子 , 高橋瑞香
- アニメーション制作
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AIC ASTA