Re:ゼロから始める異世界生活 第三章 Truth of Zero

長月達平の同名小説のコミカライズ作品第三弾。突如異世界に召喚されたナツキスバルが、異世界で出会った美少女エミリアを守るため、死に戻りの能力を駆使して数々の困難に立ち向かう姿を描いたバトルアクション。「月刊コミックアライブ」2015年7月号から連載の作品。

正式名称
Re:ゼロから始める異世界生活 第三章 Truth of Zero
原作者
長月 達平
作画
ジャンル
転生
レーベル
MFコミックス アライブシリーズ(株式会社KADOKAWA)
関連商品
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あらすじ

第1巻

突如異世界に召喚されたナツキスバルは、死に戻りの能力を駆使し、エミリアを守り、辛くも王都における戦いを制した。この戦いで負傷したスバルは、傷を癒すためにロズワール・L・メイザースによってロズワール邸に運び込まれる事となった。それから数日後、スバルのもとにエミリアが王位継承戦に参加するという報せが届く。スバルはエミリアの晴れ舞台に同伴しようとするが、そんな彼に対しエミリアは戦いの傷が癒えていない事を指摘。こうしてスバルは、ロズワール邸に仕える双子メイドの一人であるレムと共に、留守番を言い渡されるのであった。

第2巻

エミリアの言いつけを破り、ナツキスバル王位継承戦の会場へと乗り込んだ。そんなスバルを尻目に、王位継承戦の演説タイムは続いていく。演説は進み、ついにエミリアの演説タイムを迎えるが、会場の民衆はエミリアの容姿がかつて世界の半分を破滅へと誘った「嫉妬の魔女」に似通っている事に気づき、しばしの沈黙に包まれるのであった。

第3巻

ロズワール邸へ一時帰還するエミリアと別れ、王都に残る事となったナツキスバルは、クルシュ・カルステンの屋敷で治療を受けながらもヴィルヘルム・ヴァン・アストレアに剣の指南を受けていた。しかしそんなある日、スバルと行動を共にしていたレムのもとに、ロズワール邸に滞在するラムから、共感覚で危険を察知する信号が送られてくる。レムの報告を受けてエミリアたちの危機を察したスバルは、彼女がいるメイザース領へと向かう。

第4巻

メイザース領へ向かう最中、ペテルギウス・ロマネコンティとその部下たちによって囚われの身となってしまったナツキスバルを助けようと、レムはペテルギウスが待つ巣へと向かった。しかしたび重なる戦闘の末、満身創痍だったレムは、ペテルギウスによって殺されてしまう。死に戻りにより呆然としていたスバルは、レムが殺される光景を見て意識を覚醒。同時に、ペテルギウスに対し激しい怒りを募らせる。

第5巻

二度の死に戻りを経たナツキスバルの一行は、再びメイザース領へと向かっていた。多くの犠牲を出しながらも、ようやくロズワール邸に着いたスバルは、事情を説明するため、エミリアとの会談の場を持つ。しかし、自身の持つ死に戻りの能力について説明しようとした途端、スバルは目の前でエミリアを死なせてしまうのだった。

第6巻

レムの助言を受けたナツキスバルは、エミリアを守るための協力を得ようと、クルシュ・カルステンに交渉を持ち掛ける。長い交渉の末、スバルは白鯨の出現場所および出現時刻をクルシュに教え、クルシュ陣営による白鯨打倒を条件にエミリアたちを守るため、クルシュ陣営の援軍協力を取り付けるのであった。

登場人物・キャラクター

ナツキ スバル

コンビニ帰りに異世界に召喚された少年。黒髪のショートカットで目つきが悪い。異世界に降り立って初めて手を差し伸べてくれた少女エミリアに対し好意を抱いている。異世界の住人ではないため、戦闘技術や魔法の知識では劣るものの、謎の魔女に見初められ、死んだら特定のポイントまで時間が巻き戻る死に戻りの能力を身につけた。この能力を駆使し、最悪の歴史や事象を塗り替えては定められた運命に抗い続けていく。 王位継承戦の際は、エミリアの言いつけを破り、彼女の側で彼女を支えようと自らを「騎士」と自称した。

エミリア

銀髪のハーフエルフの少女。精霊術師。王位継承戦の候補者の一人でもある。お人好しで面倒見がよく、自分のために何かと無茶をしてしまいがちなナツキスバルを気にかけている。契約精霊であるパックとは仲がよく、「リア」と呼ばれている。ほかの王位継承戦の候補者とは異なり、騎士を従えず単身で王位継承戦に臨む。

レム

ロズワール邸に仕える双子メイドの妹で、青い色の髪をしている。ナツキスバルに強い信頼と好意を寄せている。何でも器用にこなし、家事はもちろん、気づかいや交渉事などにも精通している。一方で、何かと早とちりしがちなのが玉に瑕。「鬼」の末裔であり、怒りに我を忘れた際には額から角を生やし、重い鉄球を振り回しながら戦う。

ラム

ロズワール邸で仕える双子メイドの姉で、ピンク色の髪をしている。毒舌家で、メイドながら家事全般が苦手。「鬼」の末裔ではあるものの、幼少時代に魔女教の襲撃を受けた際に角を失ってしまったため、現在は本来の力を出し切れずにいる。

フェルト

王位継承戦の候補者の一人である少女。貧民街育ちで、主にスリや盗みを生業としていた。かつて王都でナツキスバルたちと共に殺し屋エルザと死闘を繰り広げたあと、スバルの救援で現れた剣聖ラインハルトの手によって、王位継承戦の候補者の一人に推薦され参加する事となった。

ロズワール・L・メイザース

ルグニカ王国貴族の男性。黒髪でピエロの化粧と間延びした話し方が特徴。王国有数の魔法使いでもあり、双子メイドのラムとレムが仕えるロズワール邸の主人でもある。王位継承戦の際には、騎士の代わりに付き添ってエミリアの演説に立ち会う。

ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア

カルステン邸でクルシュ・カルステンの執事を務める白髪の男性。先代の剣聖にして妻でもあったテレシア・ヴァン・アストレアを殺した白鯨を討伐する事を悲願として掲げ、日々戦っている。ちなみに魔法などを使わず、純粋な剣術のみで先代の剣聖を上回るほどの剣の実力を持つ。

ラインハルト

当代の剣聖である赤髪の男性騎士。王都でその名を知らぬ者はいないといわれるほどの有名人で、たぐいまれな剣の実力を持つ。フェルトが竜の巫女を資格を持っている事を知ってからというもの、フェルトの意思を無視して王位継承戦に出馬させた。そのため成り行きでフェルトの騎士を務める事となった。

ユリウス・ユークリウス

アナスタシア・ホーシンの騎士を務める紫髪の男性。騎士団内においては、近衛騎士団団長のマーコスに次いで序列が高く、「最優の騎士」と評されるほどの実力者。王位継承戦の最中、ナツキスバルが騎士を愚弄したうえに詐称までした事に怒りを覚え、木刀を用いての模擬戦を申し込む。

プリシラ・バーリエル

王位継承戦の候補者の一人である女性。金髪で、堂々とした性格をしている。チンピラに絡まれていたところ、ナツキスバルが機転を利かせ助けに入るも、助けを無用とばかりにスバルを投げ飛ばした。一つ一つの発言が高飛車な事から、周囲からは反感を買っている。

アル

騎士の兜をつけたプリシラ・バーリエルの騎士を務める男性。王都ではぐれたプリシラをエミリアと探していたところでナツキスバルと出会った。スバルと同じく18年前に異世界へ召喚され、その頃、片腕をなくした過去を持つ。境遇が似通っている事からスバルを兄弟と呼ぶ。

アナスタシア・ホーシン

くせの強い関西弁風の「カララギ弁」を扱う紫髪の女性。王位継承戦の参加者の一人。持ち前の交渉術を活かし相手を言葉巧みにあやつる。たび重なる交渉で儲けを出すにつれて欲深さが増し、結果的にはカララギの一大勢力ホーシン商会を率いる会長にまで実力で昇りつめた。結果、カララギを掌握するだけでは飽き足らず、王位継承戦に参加する事となった。

クルシュ・カルステン

凛とした騎士としての佇まいを備えた緑髪の女性。王位継承戦の参加者の一人。カルステン公爵家当主としての顔を持ちながらも、騎士として最前線で自ら部下の指揮を執る実力者。お勤め騎士のフェリックス・アーガイルを脇に抱えながらも剣の腕は騎士よりも高い。

フェリックス・アーガイル

クルシュ・カルステンの騎士を務める茶髪の少年。そのかわいらしい見た目からたびたび性別を間違われている。騎士ではあるものの、ほかの騎士とは違って剣の腕はからっきし。しかしその代わりに回復魔法を得意としており、王都内でも優秀な回復魔法の使い手の一人としても知られている。

ロム爺

フェルトたちが暮らす貧民街にある盗品蔵の主。チンピラに追われていたナツキスバルたちと偶然再会し、彼らを助けた。フェルトを孫のように可愛がっており、過去の戦いで負った傷が快復してからというもの、さらわれたフェルトを探し王都まで出向いてきている。

オットー・スーウェン

自前の竜車を携えた銀髪の行商人の男性。ナツキスバルが王位継承戦後、エミリアの待つメイザース領へ向かうため、雇った行商人でもある。臆病な性格もあって、メイザース領に向かう道中白鯨と邂逅してからというもの、同乗したスバルを地面に打ち捨て身代わりにして逃げようとした。

ペテルギウス・ロマネコンティ

魔女教大罪司教「怠惰」担当の魔女教徒である緑髪の男性。初見殺しの「見えざる手」を扱い敵を翻弄する。魔女の存在に心酔しており、限られた者だけが感じ取れる魔女の「瘴気」を追ってメイザース領へ向かうナツキスバルを誘拐した。

テレシア・ヴァン・アストレア

先代の剣聖である赤髪の女性騎士で、故人。かつてヴィルヘルム・ヴァン・アストレアとの一騎打ちに破れ、ヴィルヘルムを自身の夫に迎えた。しかし剣聖として任を受けて、白鯨討伐に向かった際に命を落とした。

パック

エミリアの契約精霊で、「永久凍土の終焉の獣」という異名を持つ。エミリアの親代わりとして、リアの愛称で呼び親しんでは何かと世話を焼いている。エミリアのそばにいる事が自身の存在理由と考えているため、エミリアが死んだ際は、世界を滅ぼさんと氷で世界全土を覆いつくそうと行動した。

白鯨

空に浮かぶ魔獣。先代の剣聖であったテレシア・ヴァン・アストレアが命を落とすきっかけともなった魔獣で、ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアが仇と目する相手。ナツキスバルたちがメイザース領に向かう道中、彼が漂わせる魔女の「瘴気」に引かれ、突如として姿を現した。

場所

ロズワール邸

ロズワール・L・メイザースが暮らす屋敷。双子の姉妹であるラムとレムがメイドとして仕えている。客として王位継承戦の候補者であるエミリアとナツキスバルが寝泊まりしている場所でもある。

ルグニカ王国

ナツキスバルが異世界に召喚された際、降り立った場所。その昔、当時の国王であるファルセイル・ルグニカが神龍ボルカニカと盟約を交わし、街の繁栄を助けてもらった伝承が残る「親竜王国」であり、長い歴史を誇っている。現在ルグニカ王国には後継ぎとなる人物がおらず王位が空席となったため、王位継承戦が開かれた。

イベント・出来事

王位継承戦

ルグニカ王国で開催された時期王位候補者を決めるための催し。その昔、当時の国王であるファルセイル・ルグニカが神龍ボルカニカと盟約を交わされた盟約によって、ドラゴンに支えられ国の繁栄を助けられてきたが、ナツキスバルが異世界に降り立つ半年前に、王族が流行り病により亡くなったため、王位を継ぐ人物を決めるために開かれた。

その他キーワード

死に戻り

戦闘技術や魔法の知識には長けていないナツキスバルが、異世界に降り立ってから唯一身につけていた能力。自身が死ぬと特定のポイントまで時間が巻き戻り、その過程で起こった出来事などがすべてリセットされるという効果がある。その際、使用者であるスバルのみが記憶を引き継ぐため、以前と違った行動を取って都合のいい未来を勝ち取る事ができる。 ただしその強大すぎる力の代償として、ほかの者にその事をしゃべろうとすると死の危険に襲われ、時には、その事実を知った相手を無差別に殺してしまう事もある。

クレジット

原作

キャラクター原案

大塚 真一郎

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