概要・あらすじ
天涯孤独の女子高生・牧原緑は、人類を襲う怪物・特異に襲われたところを、神を自称する少女・ひつじさんに助けられる。意気投合した二人は、特異の撃退を代行する会社「ひつじや」を設立し、特異と戦うことを決意する。
登場人物・キャラクター
ひつじさん
特異に襲われていた牧原緑の前に現れ、彼女を救った。少女の姿をしているが、その正体は太古の昔から特異と戦い続けていた神。宇宙と同時に誕生した究極の存在で、非常に強大な力を持つ。その強大な力の代償として、宇宙中のあらゆる不運と苦痛を背負って戦う使命を負っている。本来名はないが、頭の角の形から牧原緑に「ひつじさん」と呼ばれるようになった。 性格は傲岸不遜かつ負けず嫌いで、子供っぽいところも多い。
牧原 緑 (まきはら みどり)
母親を特異に殺され、父親が借金を残して蒸発した結果、女子高生ながら天涯孤独の身となった。レズビアンであり、同級生の女子に恋心を抱いていたが、告白の結果玉砕してしまう。失意のうちに歩いていたところ、特異に襲われ死を覚悟するが、突如現れたひつじさんに助けられ意気投合。貧乏生活を脱出するため、彼女の力を借りて「ひつじや」を設立する。 性格は図太くてスケベ。
RX-1 ブラックゴート (あーるえっくすわんぶらっくごーと)
アメリカ合衆国が対特異対策のため、ひつじさんを研究して開発したアンドロイド。全身に強力な武装が施されており、ひつじさんをも凌ぐ実力を持つ。
集団・組織
特異 (とくい)
『SCAPE-GOD』に登場する架空の怪物群。はるか古代から存在し、人間を襲う謎の怪物。何もない空間から突然現れる。その正体は完全に不明。特異はそれぞれ違った姿形と性質を持ち、実際の神話や伝説に登場する神・怪物の名称がつけられている。