はまじあきの代表作。現代日本を舞台に、極度の人見知りである高校1年生の女子、後藤ひとりが、偶然の出会いからバンド活動を始め、音楽を通じて成長していく物語。東京都下北沢のライブハウスを中心とした、高校生によるロックバンド活動を軸に展開される。天才的なギターの腕を持ちながら、極度の人見知りで友達も作れずにいたひとりは、ある日、伊地知虹夏に声をかけられ、彼女のバンド「結束バンド」にサポートギターとして加入する。そしてひとりは、山田リョウや喜多郁代といったメンバーと共にバンド活動を行う中で、人間的に成長すると同時に、ほかのメンバーたちに音楽面で大きな影響を与えていく。本作は、ロック音楽をテーマにした日常系青春コメディ4コマ漫画。女子高校生の日常を描いているが、学園生活よりもライブハウスでのバンド活動に重点が置かれている。作中では、4コマ漫画の枠組みを活用した表現技法が用いられており、特に重要な場面ではコマ割りを破る演出が採用されたり、ひとりの内向的な性格とほかメンバーの積極性との対比を強調するため、極端な表現や妄想シーンが多用され、コメディ色が強い。一方で、音楽演奏シーンでは動的な描写により、ライブの臨場感が表現されている。現実の東京都下北沢周辺を舞台としており、実在するライブハウスをモデルにした施設も登場する。また、バンド活動に伴う金銭的な制約やノルマ制度、楽器の購入といった現実的な問題も描かれている。芳文社「まんがタイムきららMAX」2018年2月号から4月号までゲスト掲載されたあと、同誌2018年5月号から連載。2019年に「次にくるマンガ大賞 2019」コミックス部門第8位を獲得。テレビアニメ第1期が2022年10月から放送。第2期が2025年2月に制作発表。テレビアニメ版の総集編となる劇場版アニメが2024年6月と8月に前後編で公開された。