オバケのQ太郎と親友大原正太(正ちゃん)を中心に、彼らの隣人やオバケたちが繰り広げる友情や騒動を描いた、1話完結型のギャグ漫画。本作の制作はスタジオ・ゼロ雑誌部が担当しており、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろうの絵柄が混在しているのが特徴。1960年代に「オバQブーム」と呼ばれる社会現象を起こすまでの人気作品となる。この時のエピソードは短編『スタジオボロ物語』として漫画化されている。その後、1971年に『新オバケのQ太郎』が連載、1973年には、登場人物の大人になった姿を描いた短編『劇画・オバQ』が発表されている。