みきもと凛の代表作の一つ。現代日本の高校を舞台に、優等生の女子高校生、日奈々と国民的スーパースター、楓の恋愛を描いた物語。楓が映画撮影で日奈々の高校を訪れたことをきっかけに、二人は運命的な出会いを果たすが、楓の元恋人である女優、柊の登場により関係が複雑化する。また、日奈々の幼なじみの彰が日奈々への思いを告白するなど、複数の恋愛関係が交錯し、加えて芸能界特有の恋愛への制約が二人の関係に影響を与えていく。本作は、芸能人と一般人という異なる立場のキャラクター同士の恋愛を軸に、シンデレラストーリーの要素を現実的な設定のもとで構築した恋愛少女漫画。日奈々が内心に抱える平凡さへの劣等感と理想の恋へのあこがれという心理的葛藤が繊細に表現されている。また、芸能界の裏側やスケジュール管理の厳しさが現実的に描かれており、現代日本の高校生活と芸能界の仕組みが詳細に構築された世界設定の中で、芸能人と一般人の関係性における社会的制約やメディアの影響力が物語の重要な要素として組み込まれている。講談社「別冊フレンド」2015年5月号から2020年8月号まで連載。実写映画(劇場)が2019年12月6日に公開された。