夢と現実を行き来できる夢使いたち。彼女らは神話や心理にまつわる事件を、夢の中で自在にイメージを具現化させ、戦いながら解決していく。「虹の卵」編、「鉱物の聖母」編、最終話の「影の女」の三部で構成されている。同作者の『ディスコミュニケーション』にも本作の登場人物、三島塔子、三島燐子、橘一が登場しているが、「イメージを具現化する」という基本設定は同じものの、夢の扱い方、生い立ちなどは全く別で、パラレルワールドになっている。『アンパンマン』のドキンちゃんなど、他の作品のパロディが、舞台の「童遊斎おもちゃ店」などに数多く盛り込まれている。