かっぴーが「cakes」で連載していた同名作品のリメイクで、作画を担当したnifuniのデビュー作。かっぴーは本作が、原作版でカットしたエピソードも加えた完全版だと語っている。凡人ながらも何者かになりたい一人の少年の朝倉光一と、繊細すぎるが故に前に踏み出せない天才少女の山岸エレンの出会いから始まる、広告業界とアート業界を舞台にしたクリエイター群像劇。光一とエレンが高校生だった1998年と、光一が駆け出しのデザイナーとして仕事に苦悩する2008年の、二つの時間軸が交錯しながら進行する。各巻には、登場人物の「人生を変えた映画(好きな映画)」がインタビュー形式で掲載されている。集英社「少年ジャンプ+」2017年44号から2022年44号まで連載。2019年10月実写ドラマ化。