アニメ化されていない、オススメのバトルマンガ7選!72 Pt.

現在、年間で約200本のアニメ作品が放送されている。しかし、アニメ放送していない＝つまらない作品というわけではない。今回は、2017年時点でアニメ化されていない作品の中からオススメのバトルマンガを7本ご紹介!

ある日を境に特殊な力を使えるようになった高校生「叶太輔」が、同じく力に目覚めた者たちとの戦いに挑んでいくSFバトル作品。任意の空間を隔離する「空間隔離」や契約を破ると命を奪われてしまう「死神の約束」など、作中に登場する能力は多種多様で、作中では幾重もの白熱したバトルが描かれている。また「太輔」らが能力を手に入れたの時を同じくして起きた集団自殺の謎など、ミステリー要素も多分に含んだ作品で、今もなお、幅広い読者層から高い支持を集めている。

『ONE PIECE』でお馴染みの「尾田栄一郎」が手がけた短編集『WANTED!』。全5話が収録されており、どれもド派手なアクションシーンと人の繊細な心の変化にスポットを当てた魅力溢れる作品である。短編集のため、いづれも本作にて完結しているところもうれしい。また、収録されている「ROMANCE DAWN(ろまんす だうん)」というタイトルの話は、『ONE PIECE』の前身となった作品なので要チェックだ。

武芸者が己の強さを競い合う「海原藩」を舞台に、少年剣士「黒鉄我間(くろがね がま)」の戦いの日々を描いた時代劇バトル作品。「我間」自身は最も王道の武道と言える剣士。しかし、弓、槍、体術などのお馴染みの武術に加え、薙刀や鎖鎌といった他の作品ではあまり見かけない武器を使った刺客も多数登場するので、「次の敵は一体どんな相手だ!?」と「我間」と同じ目線で展開を楽しむことができる。そんな武器の豊富さに加えて個々の技の解説も丁寧なので、バトルに関する新しい発見や知識を手いれられるかもしれない。

「ダーウィンズゲーム」のスタートボタン、それを押した時がデスゲームの始まりだった――。何気なく友人から招待されたソーシャルゲームを始めたはずが、いきなりパンダの着ぐるみに襲われたり、鎖を振り回す少女に追われたりで全く意味がわからない! 謎のゲーム「ダーウィンズゲーム」と高校生「須藤要」をめぐる、SFバトルマンガだ。たとえゲームの世界観が現実に起きるという設定に新鮮味を感じなくとも、次々と襲いかかってくる試練に相対する「要」の日々はドキドキの連続間違いなし。私たちの私生活にも身近な存在となったソーシャルゲームを舞台に、「要」の非日常的な毎日が今始まる!

周囲から「嘘喰い」と呼ばれる青年「斑目貘(まだらめ ばく)」が挑む、様々なギャンブルが描かれた本作では、「立会人」という高い知力と戦闘能力を兼ねそろえた構成員が多数登場している。「立会人」は賭博組織倶楽部「賭郎(かげろう)」の一員で、モットーは平等な立場からゲームを進行すること。そのために、時には暴力を振りかざすことも厭わないのだが、「貘」の敵も一癖も二癖もある強者ばかり。「貘」のレベルの高い頭脳戦を楽しめつつ、「立会人」らが繰り広げる迫力満点の戦闘シーンを、ぜひ堪能してほしい。