「変身ヒロイン」とは、変身することにより特殊な能力を得た女子主人公のことを指す。今回は、変身して敵に立ち向かっていく戦う変身ヒロインアニメを紹介する。
年齢・性別問わず夢中になってしまう、変身ヒロインアニメを紹介する。
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「変身ヒロイン」とは、変身することにより特殊な能力を得た女子主人公のことを指す。今回は、変身して敵に立ち向かっていく戦う変身ヒロインアニメを紹介する。
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「月野うさぎ」はドジで泣き虫だが、元気いっぱいの中学2年生。ある日、人の言葉を話せる、額に三日月模様を持つ黒猫「ルナ」と出会う。この不思議な黒猫との出会いにより、愛と正義のセーラー服美少女戦士「セーラームーン」へ変身した。彼女は仲間の「セーラー戦士」たちと共に、街を襲う「妖魔」と戦いながら、「幻の銀水晶」と「月のプリンセス」を探すのだが……。本作は、第1シリーズから第5シリーズまで制作されたアニメで、海外での知名度も非常に高い。アニメは原作の少女マンガとは違って大幅にアレンジが加えられ、性別・年齢を問わず幅広い層に反響をもたらした。変身ヒロイン・戦闘美少女といえば、まずこの作品が挙げられるのではないだろうか。1992年から1997年まで放送されたいた本作は、2014年『美少女戦士セーラームーンCrystal』のタイトルで再びアニメ化された。こちらは原作に忠実で、1992年版と比べて視聴してみるのも良いかもしれない。
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「森谷りりか」は「私立白鳩学園」に通う、小学4年生の女の子。彼女は10歳の誕生日に転校していきた「加納望」から、別の宇宙にあるもう1つの地球「クイーン=アース」の守護神で伝説の少女「ナースエンジェル」の生まれ変わりだと告げられる。彼の正体は「クイーン=アース」の戦士「カノン」であり、地球侵略を企む「ダークジョーカー」の野望を阻止するために地球へやって来たのだった。「ナースエンジェル」に変身する「エンジェルキャップ」を託された「りりか」は、「ダークジョーカー」と戦いながら汚染された人々を「緑のワクチン」で浄化し、地球を救う「命の花」探しに奔走する。「戦う看護婦さん」がコンセプトの変身ヒロインアニメだが、こちらは命をテーマにしたシリアスな作風が特徴である。当時、いじめをきっかけに命を断つ人が急増しており、物語の中にはその人たちへ向けたメッセージ性の強い回がある。例え過酷な運命に直面しても、地球を救うために重要な決断をする「りりか」の姿に勇気づけられた視聴者もいたのではないだろうか。
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時は西暦20XX年。世界は「コムネット」と呼ばれるコンピューター網で結ばれ、巨大なホストコンピューター「グロッサー」が管理していた。コンピューターが苦手な中学2年生「春日結」はある日、授業中にパソコンへと吸い込まれ、「IR」(アイアール)と出会う。「IR」は、人間を管理し、世界を支配しようとする「グロッサー」に対抗して作られた制御プログラムだった。「結」は人類を守るため、「コレクター・ユイ」に変身。「IR」の他に存在する「コレクター」を探しながら、電脳世界で起こるトラブルを解決していく。本作は、「NHK」オリジナルアニメの第5作に当たるアニメ。現実世界ではなく、“電脳世界”または“仮想空間”にあたる「コムネット」でキャラクターたちが活躍する。本作が放送されたのは1999年であるため、仮想空間で活躍する変身ヒロインというのは近未来的で斬新だと言える。この独特の世界観には、子どもだけではなく大人も虜になってしまうだろう。
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中学生の「桃宮いちご」は、ごく普通の中学1年生。学園のアイドルのような存在である「青山」に想いを寄せていた。念願叶い彼とデートすることになったのだが、デート当日に突然眩しい光に包まれ、ネコが自分の体に入ってくる夢を見る。以降、眠気に襲われたり、高い所から落ちても綺麗に着地したり、猫のような耳や尻尾が出てくるようになってしまう。実はその力は、地球の動物達に寄生した生物「キメラアニマ」に対抗するために与えられたものだった。「イリオモテヤマネコ」の力が使える「ミュウイチゴ」に変身した「いちご」は、他の4人の仲間を探しながら地球を守るために奮闘する。本作は、『なかよし』で連載されていた少女マンガが原作である。『美少女戦士セーラームーン』のように5人で戦う美少女戦隊もののアニメだ。地球の環境問題やレッドデータアニマルを取り上げ、作品に組み込まれているので、「地球の未来にご奉仕するにゃん」の台詞もぴったりと言える。変身コスチューム以外にもアジトとなるカフェの制服を着ており、その可愛さは女児たちの憧れとなっただろう。
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「ベローネ学院女子中等部」に通う「美墨なぎさ」と「雪城ほのか」は、ある日「ドツクゾーン」の怪物「ザケンナー」に襲われる妖精「メップル」と「ミップル」に出会う。彼らは故郷「光の国」を「ザケンナー」に襲われ、「虹の園」(地球)に逃れてきたのだ。「なぎさ」と「ほのか」は、妖精たちによって伝説の戦士「プリキュア」へ変身する能力を与えられ、「ザケンナー」と戦うことになる。しかし、「なぎさ」はスポーツ万能で活発な女の子、「ほのか」は成績優秀でおっとりとした性格の女の子で、性格も趣味もまったく正反対だった。そんな2人は力を合わせ、「ドツクゾーン」から送り込まれる邪悪な敵に立ち向かう。本作は、2018年現在も続く『プリキュア』シリーズの第1作目にあたる。男児向けのヒーローのように「プリキュア」が格闘による肉弾戦で敵に立ち向かう点は、従来の変身ヒロインでは見られない手法だった。魔法のステッキなどを使わないヒロインたちではあるが、斬新な設定や演出は、視聴者の心を掴んだことだろう。
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ありとあらゆるものを生成できる「空中元素固定装置」。これを開発した「如月博士」は、装置を利用し思いのままに宝石や貴金属を作り出そうと企む犯罪組織「パンサー・クロー」に殺されてしまう。しかし、「空中元素固定装置」は、博士の亡き娘に似せて作ったアンドロイド「如月ハニー」の中に隠されていたのだ。「ハニー」は装置の力を使って愛の戦士「キューティーハニー」に変身し、父親の仇を討つために、組織の刺客たちと戦っていく。本シリーズは、テレビアニメや実写映画化も果たした大人気作。2018年には、原作者の「永井豪」の画業50周年を記念し、『Cutie Honey Universe』のタイトルで放送される予定である。見た目は女子高校生だが、その正体は精巧な少女型アンドロイドという主人公の設定が素晴らしい。本作はインパクトのある主題歌や変身シーン、「ハニー」の七変化など、後の変身ヒロインものに多大な影響を与えたそうだ。
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近未来の日本・東京。人類は、人を飲み込んで炭素の塊へと変える認定特異災害「ノイズ」に脅かされていた。それに対抗出来るのは、聖遺物を歌の力で鎧のように武装化する「シンフォギアシステム」のみだった。主人公の「立花響」は2年前、人気ボーカルユニット「ツヴァイウィング」のコンサート中に「ノイズ」に襲われ瀕死の重傷を負ってしまう。一命を取り留めた「響」は、「ツヴァイウィング」のひとり「風鳴翼」が在籍する「私立リディアン音楽院」の高等科に進学。平穏な新生活を送っていたものの、またしても「ノイズ」に遭遇し追い詰められる。しかし、そんな絶体絶命の彼女を救ったのは、体内に宿った聖遺物「ガングニール」だった。やがて「響」は、この力が2年前に殉職した「天羽奏」から受け継いだものだということを知らされ、「シンフォギア」の適合者「装者」として戦場に立つことになるのだった。本作は、第4期まで製作されたアニメであり、戦闘中でもキャラクターたちが歌っているのが特徴だ。さながらミュージカルのようである。歌もキャラクターたちの心情を表し、物語の進行ともリンクしているところが面白い。
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「一色健次郎」博士による「示現エンジン」の発明により、世界中のエネルギー問題は解決され、人々は平穏な日々を送っていた。中学生の「一色あかね」は、新聞配達で家計を支えながら、しっかり者の妹「もも」と祖父「健次郎」と貧しくも温かな日々を過ごしていた。
しかし、ある日突然「示現エンジン」を狙う謎の敵「アローン」が現れ、世界は危機に襲われる。「あかね」は「健次郎」の指示で、彼が完成させた「ビビットシステム」によって「パレットスーツ」を身にまとい、兵器すら効かない「アローン」に立ち向かうのだった。本作は、「アニプレックス」「電撃G'sマガジン」「A-1 Pictures」によって製作されたオリジナルアニメ。「あかね」や、彼女の親友「あおい」といった面々と力を合わせて「アローン」と戦っている。キャッチコピーは「友情が世界を守る鍵」であり、物語はそれを裏切らないものとなっている。また、スーツを着た2人が「ビビットシステム」によって融合し、システムの力を最大限に引き出せる「ドッキングオペレーション」も本作ならではの演出で面白い。
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「神世紀」300年の四国にて平凡な日々を過ごす「結城友奈」は、「勇者部」に所属している中学生。「みんなのためになることを勇んで行う」というモットーのもと、猫の里親探し、幼稚園での交流会、海岸のゴミ拾いなどのボランティア活動を行ってきた。だが、「勇者部」の真の目的は別のところにあった。「友奈」たちの平凡な日々は、端末から突然鳴り出したアラームによって激変する。人々が生きるための恵みを与える樹木「神樹」へ飛ばされた「友奈」たちは、「勇者部」の部長「犬吠埼風」から、謎の生命体「バーテックス」が敵であること、「バーテックス」が「神樹」に達すると人類は滅亡すること、自分たちに勇者としての適性があることを知らされる。戸惑う「友奈」たちだったが、「神樹」ひいては人類を救うため、勇者として「バーテックス」との戦いに挑む。本作はアニメに始まり、様々なメディア展開を見せている。可愛らしい少女たちが勇者として立ち向かっていくが、物語で明かされていく真実はそれらとは正反対であった。これらのギャップも、本作の魅力のひとつだ。
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釜谷市に住む中学生「皇まとい」は、彼女の親友である「草薙ゆま」と「天万神社」で巫女のアルバイトをしている。「ゆま」は「天万神社」の神主の娘で、先祖たちが悪霊を払う「退魔行」をしていたことを知り、興味を抱いていた。そしてある日、悪性の高次元体「ナイツ」に取り憑かれた暴徒が、神社を襲撃する事件が発生。早速「ゆま」は「退魔行」を調べていく中で発見した「神懸かりの儀」で暴徒を止めようとするのだが、儀式で「纏創(てんそう)」(神と統合すること)したのは、なんと「まとい」の方だった。これをきっかに「まとい」の穏やかな日常は、退魔活動、“タイカツ”によって一変するのだった。本作はアニメ製作会社「WHITE FOX」が手がけた初のオリジナルアニメである。アニメのお約束とも言える王道的な展開を踏まえつつ、オリジナリティ溢れる作風に仕上げている。なお、親子の絆も前面に出して描いているのは見どころである。
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『結城友奈は勇者である-結城友奈の章-』Blu-ray 発売情報
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