記念すべきアニメ第一作は『狼少年ケン』。1963年とかなりの老舗であり、特に低年齢層に向けてシリーズものを多く輩出している。今回は1990~1995年の「東映アニメーション」人気作を紹介する。
「東映アニメーション」の代表作と呼べる作品を紹介する。
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記念すべきアニメ第一作は『狼少年ケン』。1963年とかなりの老舗であり、特に低年齢層に向けてシリーズものを多く輩出している。今回は1990~1995年の「東映アニメーション」人気作を紹介する。
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1990年9月から1992年5月まで放送されていた作品。勉強も運動もパッとしないいじめられっ子「江戸城本丸」は、絵本作家の父から借りていた魔法の本で、魔法使いの少年「タルるーと」を召喚してしまう。そして、「本丸」は「タルるーと」と友達になるが、そこからとんでもない騒動や事件が始まるのだった……。原作は、「江川達也」によるマンガ作品。原作にほぼ忠実に制作されたが、アニメでは一部キャラクターの設定や登場が変更されている。テレビアニメの他、劇場版アニメも3本制作された。また、本作をVRで楽しめる作品にリメイクするプロジェクト『まじかる☆タルるートくんREBOOT』も進行している。
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1991年1月から1992年2月まで放送されていた作品。「藤ノ宮千歳」は、「都会ノ学園」に通うお嬢様だったが、父親の死で財産を失い、家宝であるピンクの金魚「ぎょぴちゃん」と「新田舎ノ中学」に転校してきた。彼女は、遊びが大好きな「わぴこ」や同級生たちの自由奔放さに手を焼きつつ、「都会ノ学園」にいるライバルを見返すため、学校の建て直しを図るのだが……。原作は、「猫部ねこ」が『なかよし』で連載していた少女マンガ。アニメは、原作よりギャグ要素が強い作風だったが、高い視聴率を誇り、人気を博した。また、キャラクターが困った時の汗の演出は、この作品から始まったとされている。
1991年10月から1992年9月まで放送されていた作品。モンスターが平和に暮らす島に住む「ダイ」は、赤ん坊の頃モンスターに拾われ育てられた少年。ある日、15年前に勇者に倒された魔王が復活したことにより、友達のモンスターたちが凶暴化してしまう。そして、勇者の家庭教師と名乗る人物の弟子になり、モンスターを魔王の支配から救うため、真の勇者になるため、「ダイ」は島から旅立った。ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの世界観を基にしたマンガが原作。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた。アニメのストーリーはオリジナルであるため、ゲームとは接点がない。しかし、本作の監修は『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親「堀井雄二」である。アニメで登場した呪文や必殺技は、ゲームに逆輸入された。
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1992年3月から1993年2月まで放送されていた作品。第1シリーズから第5シリーズまで制作された。海外においても知名度が非常に高いアニメのひとつ。ごく普通の中学生「月野うさぎ」は、人間の言葉を話す黒猫「ルナ」と出会う。そして、愛と正義の美少女戦士「セーラームーン」となり、仲間と共に、街の平和を脅かす敵と戦っていく。「武内直子」による『コードネームはセーラーV』をベースにメディアミックス作品として企画された。本作は第1シリーズで終了予定だったが、幅広い年齢層から反響があり、社会現象にもなったため、第5シリーズまで続いた。アニメの他、実写化、ミュージカル化も果たし、2014年には『美少女戦士セーラームーンCrystal』のタイトルで原作を一からアニメ化した。
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1993年10月から1996年3月まで放送されていた作品。不良少年「桜木花道」は高校に入学した際、ひとりの美少女にバスケットボール部に勧誘される。美少女「赤木晴子」に一目惚れした彼は、彼女目当てにバスケ部に入部するが、やがて徐々にバスケの才能を開花させていく。「井上雄彦」が『週刊少年ジャンプ』で連載していたスポーツマンガ。『ドラゴンボール』『幽☆遊☆白書』と並び、『週刊少年ジャンプ』を支えた。「あきらめたらそこで試合終了だよ」の名言は、作品の内容を詳しく知らない世代でも耳にしたことはあるだろう。テレビアニメの他、劇場版アニメも存在する大人気作品である。
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