疲れたあなたに。心に沁みるアニメ名言集548 Pt.

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アニメ『ちびまる子ちゃん』より、まる子の祖父「さくら友蔵」のセリフ。
人間誰しも何かをするときは目的や理由を求める。生きる意味、勉強する理由、遊ぶ理由、人との関係の必要性……などなど。その必要性や理由、価値を問われた時、ふと今までやってきたことや、自分が今していることに突然自信が無くなったり、不安になったりする。そんな不安を優しく取り除いてくれるような温かい「友蔵」の言葉だ。
亀の甲より年の劫。70年も人生を生きてきた彼が言うからこその深みのある名言だ。

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『進撃の巨人』アニメ第七話より「ミカサ・アッカーマン」の言葉。
主人公「エレン・イェーガー」に幼いころ命を救ってもらったことから、彼を中心にして生きてきた彼女であったが、作戦の最中「エレン」が殉職したことを知らされる。彼を失った動揺から巨人に追い詰められ、一度は生きることを諦めようとした彼女であったが、「エレン」の強い言葉を思い出しもう一度戦う事を決意する。その最中に放った彼女の一言。
この世は残酷なもの、理不尽な事で溢れかえっているが、そんな中にも確かに美しいものが存在する。

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『天元突破グレンラガン』より、人類の敵「ガンメン」との戦いで敵に圧される状況で、主人公「シモン」の兄貴分である「カミナ」が主人公を奮い立たせるために放った一言。
理屈や道理なんてないが、真っ直ぐで力強く、不思議な自信に満ち溢れた言葉だ。他の人間や、他人が評価する自分ではなく、自分が信じる自分こそが本当に信じるべきもの。一番シンプルでで大切なことだが、見失いやすい事実を「兄貴」はいつも気付かせてくれる。

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『鋼の錬金術師』より、主人公「エドワード・エルリック」のセリフ。
「リオールの町」を訪れた「エド」と弟「アル」は町の娘「ロゼ」に出会う。「ロゼ」は死んだ恋人を蘇らせるため、奇跡の業を使えるとされるカルト宗教「レト教」に肩入れしていた。そんな彼女に「エド」は錬金術では人間は蘇らないことを教える。「レト教」に騙されていたと知り、これから何にすがって生きればいいと問う彼女に投げかけた一言。
幼いころ母を錬金術で蘇らせようとした代償として自信の右腕と左足、それに弟の身体まで失った彼だからこそ「ロゼ」の絶望を理解し、このような言葉をかけることができたのだろう。絶望の中に瀕しながらも、己の力で明日へと向かう事を教えてくれる力強い一言。

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『シンドバッドの冒険』より、主人公「シンドバッド」のセリフ。
ずっと全てのものに対して反抗的な態度を取ってきた「ジャーファル」。ダンジョンでのやり取りのうちで主人公の部下になることを決心する彼であったが、手を組んでいた魔導士の手によって堕天化されてしまう。魔獣化した彼を助けようと「シンドバッド」は金属器「バアル」の力を借りて「ジャーファル」の深層心理へと入り込む。そこで、彼が過去に組織のために両親を殺してしまったこと、表面では強がっているが本当は辛くて助けを求めていることを知る。その際に「ジャーファル」に言った一言。

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『新世紀エヴァンゲリオン』より、主人公の母「碇ユイ」の言葉。
第二十四話「心のかたち 人のかたち」にて初号機に取り込まれた主人公「碇シンジ」は、エヴァの中で自分を傷つける外の世界を拒絶する。エヴァの中で今まで起きたいろいろな記憶を振り返る「シンジ」は、その過程で幼いころ失った母との思い出を想い出す。セカンドインパクトが起きたその後の地球で生きることを「地獄」と語った父「碇ゲンドウ」への返答として「碇ユイ」はこう答えた。
自分が生まれた場所がどこであれ、状況が何であれ、生きて命さえあれば、誰にだって幸せになる権利があるという希望に満ちた言葉だ。

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テレビアニメ『おおきく振りかぶって』より、キャッチャー「阿部隆也」のセリフ。
投手であり主人公「三橋」にとって大きな試合となる美星学園との練習試合。監督の「モモカン」はこの試合を経て、「三橋」と「阿部」との間に本当の意味での投手とキャッチャーとの関係が成り立つと信じていた。そんな中、試合直前に元チームメイトであり、相手チームの選手に脅された「三橋」は怯えて試合どころではなくなってしまう。そんな彼を励まそうとする「阿部」であったが、怯え切った「三橋」には届かない。そんな時、ふと監督から言われたことを思い出した「阿部」は「三橋」の手を握る。監督に言われ通り手を握った事により、「三橋」がとても緊張している事、手にできた数々のタコから相当な努力を積み上げてきたこと、またその努力を周りが認めてくれないことを悟る。「三橋」の事を本当に知ることが出来た「阿部」は、このセリフを言い「三橋」と打ち解けることに成功する。頑張っている人間を素直に認めてくれる、ストレートな言葉である。