アニメ制作会社「Production I.G」が手掛けた作品【2015年～2017年】100 Pt.

出典：Amazon.co.jp

2015年1月から3月にかけて放送されていた作品。
時は中世ヨーロッパ。戦争嫌いの魔女「マリア」は、使い魔を使ってイングランドとフランスによる百年戦争を止めようとしていた。しかしそれが天界の意にそぐわないことから、とある制裁を下されてしまう。
原作は、「石川雅之」が『good!アフタヌーン』で連載していたマンガ。アニメには原作にないキャラクターが登場し、ストーリー展開も異なる。原作も合わせて読めば、より本作の世界を楽しむことが出来るだろう。

出典：Amazon.co.jp

2016年4月から6月まで放送されていた作品。
時は第二次世界大戦前、昭和12年の日本。軍内部からの反発を押しのけ、「結城中佐」発案の元、スパイ養成学校「D機関」が設立された。超人的な選抜試験をくぐり抜けた若者たちは、ここでスパイとしての必要な技術を身に付けた後、世界各地で任務を遂行していく。
原作は「柳広司」によるミステリー短編小説。アニメ化以前には、2015年に実写映画が公開され、幅広い年齢の観客を集客した。テレビアニメ化の他、2017年には舞台化もしている人気作である。

出典：Amazon.co.jp

2017年4月から7月にかけて放送されていた作品。
「手塚治虫」の作品『鉄腕アトム』をもとに、「アトム」誕生までの物語を描いた作品。大学院生の天才コンビ「お茶の水博志」と「天馬午太郎」が、「心」を持つ自律型ロボット「A106（エーテンシックス）」を開発したこところから物語は始まる。
原作は『月刊ヒーローズ』で連載中のマンガ。「手塚治虫」の息子「手塚眞」が監修を、デザイン・コンセプトワークスを「ゆうきまさみ」が務め、「手塚プロダクション」の協力などを経て「カサハラテツロー」が作画を担当した。マンガでは描き切れなかったストーリーもアニメには挿入され、より一層登場キャラクターたちの魅力が引き出されている。

出典：Amazon.co.jp

2017年7月から放送中の作品。
特に目標もなく進路に悩む中学生「富士田多々良」は、ある日不良に絡まれたところをプロダンサーに助けられる。この出会いがきっかけとなり、「多々良」は社交ダンスに魅了されていく……。
原作は『月刊少年マガジン』で連載中の、「竹内友」によるマンガ。アニメは安定した作画で、キャラクターたちの動きやダンスのシーンを滑らかに再現。主人公がダンスを始めるきっかけになったダンスのシーンには、圧倒的な迫力がある。

出典：Amazon.co.jp

2017年7月から放送されている作品。
勇者になることを夢見ていた父と母によって、ほぼ強制的に勇者として旅立つはめになった少年「ニケ」。彼は村のしきたりに従って、「魔法オババ」のもとを訪れる。そこで「ミグミグ族」という種族だけが使える魔法「グルグル」を使う少女「ククリ」と出会い、共に魔王を倒す旅に出るのだった。
原作は「衛藤ヒロユキ」によるギャグファンタジーマンガ。過去に2回テレビアニメ化され、劇場版も制作された。今回3作目となる2017年版の『魔法陣グルグル』は、原作の連載25周年を記念したものである。また内容は過去2作の続編ではなく、原作1話からの再アニメ化となっている。過去2作と見比べてみるのも、作品のひとつの楽しみ方と言えるだろう。