お酒がテーマなマンガ10選231 Pt.

お酒がテーマになっているマンガをまとめた。お酒の美味しい飲み方、アレンジレシピ、よく合うおつまみなどが紹介されており、お酒を飲める人にも飲めない人にも参考になる作品ばかりだ。未成年の人は20歳になるまで楽しみに待とう‼

作成日時:2018-02-07 07:00 執筆者:マンガペディア公式

お酒がテーマなマンガ10選

出典:Amazon.co.jp

概要

ビールにカクテル、日本酒、ワインなど、お酒の種類はじつに豊富だ。そんな大人の飲み物をもっと美味しく味わうには?お酒をテーマにしたマンガを10作品まとめてみた‼アレンジレシピや相性抜群のおつまみも紹介されているので、お気に入りの味を探してみるのもおすすめだ。お酒は20歳になってから‼飲み過ぎには注意だ‼

『お酒は夫婦になってから』

主人公の「水沢千里」はPR会社で主任の立場に就き、上司や部下からの信頼も厚く、バリバリと仕事をこなすキャリアウーマンだ。ところが、打ち上げなどのお酒の席には誘われても絶対に参加しない。その理由はアルコールに弱く、酔うと本来の甘えん坊キャラが出てしまうから。夫の「水沢壮良」だけが知っている秘密なのだ。バーで働いていた経験をもつ「壮良」がオリジナルのカクテルドリンクを作り、疲れて帰宅する「千里」にそっと差し出すのが2人の日課である。お酒を飲んだとたん、「千里」はかけていたメガネを外し、顔を真っ赤にして「しふくぅぅぅっ」と叫ぶ。酔って幸せそうな「千里」とそれをやさしく見守る「壮良」。お酒の力で「千里」も自分の気持ちを素直に表現できるのだ。お酒が夫婦のコミュニケーションツールになっており、そんな2人の姿がとても可愛らしく描かれている作品である。カクテルのレシピとそれに合うおつまみも紹介されているので、気軽に試してみることができそうだ。

『ワカコ酒』

お酒を呑むのが大好きな26歳のOL「村崎ワカコ」。美味しいお酒と料理を味わうことに関しては人一倍の情熱をもっており、初めての居酒屋にも堂々と一人で入っていく。「ワカコ」にはこだわりの楽しみ方があり、自分のペースを乱されることを極度に嫌うため、基本的に一人酒である。おいしい居酒屋や小料理屋をいつも探しており、日本酒やビール、焼酎など、料理に合わせてさまざまな種類のお酒を飲む。料理とお酒の相性が抜群だったとき、「ぷしゅー」と喜びと満足のため息を漏らすのがクセになっている。「ワカコ」がお酒と一緒に味わうのは鮭の塩焼きやだし巻きたまご、焼き鳥など、どれも庶民的でリーズナブルなメニューばかりなのだが、なぜか食欲をそそられてしまうのだ。大勢でにぎやかに飲むお酒も美味しいが、ときには1人で居酒屋のカウンターに座り、目の前の料理とお酒をじっくり味わうというのも大人の贅沢な時間の過ごし方なのだと教えてくれる作品である。

『うわばみ彼女』

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うわばみ(大蛇)とは大きなものをまるごと呑みこむ蛇の習性から、お酒を大量に飲む人のことを表している語である。この作品は1組の同棲カップルの日常を描いているのだが、彼氏の「ナツくん」があまりお酒に強くないのに対し、彼女は底なしにお酒を飲むことができてしまうのだ。ビールを1人1つピッチャーで注文するのが当たり前、アルコール度数10%以下はお酒ではないという彼女。美味しいお酒を飲むためならばどんな努力もいとわない彼女に振り回される「ナツくん」は嫌そうな顔をしつつも、とてもうれしそうである。うわばみの彼女に付き合ってお酒を飲んでいるうちに、それまで知らなかった世界が広がっていくのだ。イベントや季節に合わせてさまざまな種類のお酒が紹介されている。オリジナルのアレンジレシピはきっと試してみたくなるはずだ。本当に美味しいお酒とは量や値段ではなく、誰と一緒に飲むかが何よりも大切なのだということに気づかせてくれる作品である。

『たくのみ。』

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転職をきっかけに上京し、女性専用シェアハウス「ステラハウス春野」で暮らすことになった「天月みちる」。先に入居していたウェディングプランナーの「緑川香枝」、アパレルスタッフの「桐山直」、「直」の妹である「桐山真」との共同生活が始まるのであった。歓迎会において「直」から「ヱビスビール」の美味しい注ぎ方を伝授されたり、「香枝」の作る手料理がビールとの相性抜群だったことから、美味しいお酒の飲み方に関心を持つようになっていく「みちる」。年齢や職業、性格、好きなお酒のジャンルも異なるメンバー同士が宅飲みを通じて仲良くなっていく様子が描かれている。嫌なことがあった日もうれしいことがあった日も、家族のように気心の知れた友達とお酒を飲んで発散することで、また明日も頑張ろうと思えるのだ。お酒を美味しく飲むためのコツや豆知識も数多く紹介されており、とても実用的な作品である。読んでいるうちに、お酒が飲みたくなってくるに違いない。

『のみじょし』

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主人公の「高瀬道子」はひとり暮らしをしている尻フェチなOLで、あだ名は「みっちゃん」である。主婦で二児の母でもある「東雲ゆき」と書店員で筋トレが大好きな「宮内美園」とともに飲み歩くのが日課だ。新しい彼氏が欲しいと愚痴りながらも、「みっちゃん」にとっては親友の2人とお酒を飲んでいるときがなによりも幸せな時間なのである。29歳のアラサー女性3人組が楽しく美味しくお酒を飲む様子が描かれている作品だ。登場する料理もバラエティー豊かで、タイや台湾のグルメ、熱々の釜焼きピザなど、想像するだけでも食欲がそそられ、お酒を飲みたくなるようなメニューばかりである。石川県が舞台となっていることから、北陸ならではの新鮮な海の幸を贅沢につかった料理も紹介されている。酔いがまわるとついテンションが高くなりすぎて失敗してしまったり、会社の健康診断の結果が気になって節制を心がけようとするなど、等身大のアラサー女性の姿にきっと共感してしまうはずだ。

『パパと親父のウチ呑み』

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『パパと親父のウチ呑み』は2人のシングルファーザーがルームシェアをしながら育児や家事に奮闘する人気マンガ『パパと親父のウチご飯』のスピンオフ作品である。シングルファーザーの一日は長い。朝早く子どもたちを幼稚園に送り出したら、それぞれの仕事をこなし、帰宅後は子どもたちの食事・入浴・寝かしつけ……と、やらなければならないことは山ほどある。整体師の「千石」とマンガ編集者の「晴海」は慣れない家事と育児で手一杯になってしまい、なかなか自由な時間を取ることができずにいた。お酒を飲んでストレスを発散させたくても、子どもを置いて気軽に外出することはできないのだ。そんなある晩、外で飲めないならウチで飲めばいいのではないかと思いついた2人。お酒に合いそうなおつまみを作り、子どもたちが寝静まったあとに贅沢な大人時間をこっそり楽しむことにしたのだった。作品の中で紹介されている料理は再現もしやすく、お酒を片手にぜひ味わってみたいと思うことだろう。

『いっぽん!!~しあわせの日本酒~』

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間もなく創業50周年を迎える「クロキ百貨店」に勤務する「紗々竹葉」はワクワクする何かが足りないと感じながら毎日を過ごしていた。不景気の影響を受けて「クロキ百貨店」も客足が遠のき、閑散としてしまっていたからだ。そんなある日、「紗々竹葉」は食いしん坊が理由で解雇されそうになるが、そのずば抜けた味覚のセンスを評価され、「日本酒企画推進室室長」に大抜擢されてしまう。2年後に迫る「クロキ百貨店」の50周年記念イベント「全国銘酒展」を成功させるために日本中を駆け巡り、銘酒と呼ばれる日本酒を全国から集めなければならないのだ。それまで日本酒をあまり飲んだことのなかった「紗々竹葉」だったが、日本酒バーのオーナー「坂畑美樹」や推進室メンバー「左信蔵」たちの助けを得ながらさまざまな日本酒と出会い、知識を深めていく。作品には実在する酒造や蔵元、日本酒が登場する。美味しく飲む方法も丁寧に紹介されているため、気になった日本酒を味わってみるのもおすすめだ。

『神の雫』

世界のワイン価格にまで影響を及ぼすといわれるほどの偉大なワイン評論家「神咲豊多香」を父に持つ「神咲雫」。子どもの頃からワインについて教え込まれてきた「雫」はそんな父親の生き方に反発し、「太陽ビール」に入社したのだった。ところが、接待の席で神業のようなデキャンタージュを披露し、周囲を圧倒させてしまう。ある日、新設される「ワイン事業部」への異動を打診されていた「雫」のもとに父親の訃報が届く。「豊多香」の遺言は彼が厳選した12本のワイン「十二使徒」と幻の1本『神の雫』の銘柄と生産年を当てることができた者に時価20億円以上とも評される彼のワインコレクションを遺産として相続させるというものであった。至高のワインコレクションをかけた対決が繰り広げられていく。ワインの香りや味わいが絵画的に表現されており、専門的な用語もわかりやすく説明されている。ワイン初心者にもおすすめな作品だ。ワインに関する知識を深めることができるだろう。

『まどろみバーメイド』

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女性バーテンダーの「雪」は屋台スタイルのバーを営んでおり、気まぐれにいろいろな場所に出没している。夜起きているのが苦手で、気を抜くとバー営業中でもうっかりまどろんでしまう「雪」だが、そのおっとりした見た目とは裏腹にバーテンダーとしての技術は超一流である。ある日、酒に詳しいという男性客がやってきて、「雪」の力量を試してやろうと焼酎を使ったカクテルをオーダーする。それでも「雪」はまったく動じる素振りを見せず、「村雨」という焼酎ベースのカクテルにオリジナルのアレンジを加えて提供したのだ。美味しいカクテルを飲んでもらうために努力を惜しまない姿や無駄のない流れるような所作に男性客も魅了されてしまったのである。「雪」は観察眼にも優れており、客に合わせて定番カクテルにアレンジを加えていく。「雪」が作るカクテルには客の隣にそっと寄り添い、そっと背中を押してくれるような温かさがあるのだ。バーに行ってカクテルを頼んでみたくなる作品である。

『居酒屋ぼったくり』

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父の跡を継いで『居酒屋ぼったくり』を切り盛りしている「美音」。店を手伝うのは「美音」の妹で食いしん坊の「馨」である。物騒な店名に似合わず、旨い酒とおいしい料理をリーズナブルに楽しむことができるこの店は、地元の常連客から愛されつづけている。食べた人が思わず笑みをこぼしてしまうような料理を作ってはじめて、代金を払っても惜しくないと思ってもらえるのだと父親はよく「美音」にこぼしており、それが店名「ぼったくり」の由来でもあった。「美音」はそんな父親の教えを守り、こだわりのお酒とそれに合う料理を心を込めて丁寧に提供していく。常連客から想い出の味を作ってほしいとリクエストされることもあり、どんどん増えていく季節のおすすめメニューにも注目だ。『居酒屋ぼったくり』で食事をすると心もお腹も満たされて、また明日がんばろうという気持ちになれるのである。読んでいるだけで心が温かくなってくるような作品だ。こんな居酒屋があったら通いたくなってしまうに違いない。

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