漫画だからって超絶大富豪すぎるぜ！オススメ５選49 Pt.

ハヤテを雇ったナギは、世界で最も巨大な財閥を有する一族の三千院家の長の孫だ。三千院家の財力は凄まじく、その歴史は数百年に及び、過去にはとある国の王族でもあったようだ。また、ハヤテとナギが通う白皇学院は三千院家に匹敵する理事長の天王州家を筆頭に、多くの大富豪の子息達が登場する。ナギが暮らす練馬の三千院家別宅は、練馬区の65%という広大な敷地を所持する。無数の客室や社交会を開けるほどのホールがあり、庭には飼い猫としてホワイトタイガーを飼っている常識外れの大富豪である。

本作の超絶大富豪は、あたるのクラスメイトである面堂終太郎（めんどうしゅうたろう）だ。本人曰く「たかだか資産5兆円」と、庶民とは一線を画す大金持ち。私設の軍隊を持っており、垂直離着陸タイプの戦闘機「ホーカー・シドレー ハリアー」や戦車の「レオパルト1」を個人所有している。登校には、自家用のツインローター式大型ヘリコプターや重爆撃機の飛行機を使ってパラシュート降下することも。また、ヘリコプターが故障したときは、馬車ならぬタコに引かせた「タコ車」で登校するシーンも見られる。さらに直属の部下として「サングラス部隊」を所持する、超絶大富豪なキャラクターだ。

六郎のアパートにやってきた悠乃は、間宮財団という超絶大富豪のご令嬢。一般常識に疎く、一目惚れした六郎に、父が経営するソープランドで迫ったり、ヘリコプターでアパートに夜這いをかけるといった、淑女とはかけ離れた破天荒な行動が目立つ。また、母に勘当されて家を追い出された時は、当座のお金として15億円が入った通帳を持ってくるような金銭感覚の持ち主だ。石油関係、重工業、自動車会社、銀行、建設と国内有数の企業を傘下に収める超絶大富豪の娘に、ごく普通の男子である六郎がふりまわされる様が面白い。

2歳にして両親と死別したクレオは、孤児院で育ち14歳にしてニューヨークの地下で建設作業員として働いていた。そんなある日、巨大コングロマリットを一代で築いたアーサー・G・コーンズの遺言により、彼の養女となることで全財産を引き継ぎ、一夜にして貧困生活から超大富豪となる。上流階級の知識を何も持たないクレオだったが、優秀なブレーンたちのサポートにより必要な知識を身につける。16歳のおてんばな少女が米軍に依頼し、ICBM（大陸間弾道弾）で請求書を送りつけるといった、一般的な富豪とは一線を画する振る舞いが本作の味になっている。

両津と同じ派出所に勤務する中川圭一と秋本・カトリーヌ・麗子は、共に超大富豪の子息だ。中川は年商5兆円という超巨大グループの御曹司。副業を禁止されている警官でありながら中川グループの統括会社「中川エクスクルーシブ」の社長に就き、特注の制服を着た規格外の金持ちとして描かれている。また、玲子も中川に負けず劣らずの大富豪で、東京の一等地に巨大なマンションと見間違えるような建物で暮らしている。さらに会社を何社も経営していて、時給はおよそ1億と言われる。ギャグ漫画に登場する超大富豪だけに、そのスケールも桁違い。両津とのギャップを笑いに変えている。