ある意味兵器……!? 料理ベタ女子7人!!　　563 Pt.

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大人気バスケットマンガ『黒子のバスケ』。主人公「黒子テツヤ」が所属する誠凛高校バスケット部監督兼マネージャーが2年の「相田リコ」である。父親がスポーツジムを経営しており、幼い頃からその仕事に触れていたため体格を見ただけで身体能力や疲労具合を分析できる「読みとる目」を持っている。頭脳は非常に優秀で2年生305人中2位、生徒会副会長も務めており、バスケ部では作戦立案・スケジュール管理・トレーニングメニューの作成を行うマルチな才能を持つ。気が強く、部への誇りは人一倍、そして結構なスパルタ。そんな何でもこなせそうな彼女だが料理は壊滅的である。「レモンのハチミツ漬け」を作った時は丸ごとのレモンをハチミツに漬け込み、カレーを作れば見た目から野菜がそのままの形でゴロゴロと入っているのが目に付く。そしてそれを食べた部員はある者は天に召されかけ、ある者は変な汗を流し、正に阿鼻叫喚絵図状態。1人暮らしをしていて料理が出来る「火神」が一緒に作って今度こそはまともかと思いきや、ライスの上にサプリメントを散らすという余計なひと手間をかけてしまう。何故なのだ。選手の事を考えての事だと思いたいが、下手すると試合に出れなくなる恐れがあるのでぜひ止めて欲しいものである。ちなみにライバル校「桐皇学園高校」のマネージャーで、「キセキの世代」と同じ中学だった「桃井さつき」も同じような料理の腕前で、「レモンのハチミツ漬け」を「リコ」と全く同じものを作っている。正しい作り方を1日も早く覚えてくれるのを願うのみだ。部員達のためにも。

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「銀さん」こと「坂田銀時」率いる「万事屋」を中心にあれやこれやのドタバタが巻き起こる「銀魂」。その「万事屋」メンバーの1人「志村新八」の姉が「志村妙」である。江戸一番の美少女の呼び声高い彼女は父の遺した道場の復興のためスナックでホステスとして働いている。その一方持ち前の腕っ節の強さから用心棒としても活躍、戦闘能力は相当に高く拳一撃で人間を軽く10m吹き飛ばし、ゴリラ型宇宙人は飛び蹴りでなぎ倒すことが出来る。「銀時」からは「ゴリラに育てられた女」と呼ばれる程、人は見かけによらず。貧乳である事へのコンプレックスがすさまじく、水着姿を「少年のよう」「絶壁」と称した「銀時」と「長谷川」は血祭りにあげられていた。そんな彼女の得意料理は「卵料理」。しかし「得意料理」と呼ぶのは本人だけで、実際に出来上がった卵料理はただの黒い塊、それは「ダークマター（暗黒物質）」と呼ばれるほど。これを食べたものはもれなく健康被害を訴え、記憶喪失になる者、吐血する者、白目をむく者などなどその破壊力は尋常ではない。この黒い塊は「宇宙でもまだ発見されていない物質」と認定されている。そんな恐ろしい物質を「得意料理」と言い切れる彼女のハートの強さには脱帽である。ちなみに卵料理だけでなく弁当や握るだけの寿司も彼女の手にかかると黒い塊へと変化する。一体調理段階でどんな化学変化が起きているのか見てみたいものである。

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汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットに選ばれた少年少女たち、そしてそれを取り巻く大人たちとの関係、使徒とエヴァンゲリオンの戦いを描き社会現象にもなった『新世紀エヴァンゲリオン』。「特務機関NERV」に所属し、「エヴァンゲリオン」の戦闘指揮官が「葛城ミサト」である。「エヴァ」パイロットの「碇シンジ」と「惣流・アスカ・ラングレー」の保護者兼上司であり、2人と同居している。14歳の時、南極でセカンドインパクトに遭遇、南極でただ1人の生存者でありセカンドインパクトを最も近くで目撃した人物である。普段は非常に明るくおしゃべりに振舞っているが、内面的にはその事が深い影を落としている。そんな「ミサト」はかなりズボラな性格で、家事能力はほぼ皆無に近い。家事のほとんどを「シンジ」に任せており、1人で暮らしていた時はゴミ屋敷の住人だった。そして料理の腕は壊滅的。レトルト食品ですら満足に調理できず、レトルトを素材に作ったカレーは「シンジ」と「リツコ」を絶句させ、ペットの「ペンペン」を気絶させる破壊力を持つ。本人だけはその恐ろしいカレーをカップラーメンに思いっきり注ぎ美味しそうに食べていた。レトルト食品を一体どう扱えばそんな惨事が起きるのか。有能指揮官は家事能力においては完全に無能であるようだ。

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幕末の世、「人斬り抜刀斎」と恐れられていた「緋村剣心」は明治維新後は「不殺」を誓い流浪人として旅をしていた。「剣心」と仲間たちとの出会い、そして宿敵たちとの戦いを描く『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 』。この作品のヒロインが「神谷薫」である。亡き父が考え出した「神谷活心流」の使い手で「神谷道場」の師範代。剣の腕前とその容姿の美しさから「剣術小町」と呼ばれる。道場の土地を奪われそうになった時に「剣心」と出会い、彼が「人切り抜刀斎」だと知りながらも居候させ絆を深めて行く。活発な性格でありとてもしっかり者、そして正義感も非常に強い。そんな「薫」だが縫い物は得意であるが、それ以外の家事は苦手。特に料理は「とにかく残念」としか言えないレベルなのだが、本人は得意だと思っているあたり非常にタチが悪い。普通に焼くだけで美味しいはずの焼き魚を「不味い」と言われ、寝ていた「相楽左之助」に味噌汁を飲ませると即座に目を覚ますレベル。しかも「毒を盛った」と勘違いされるほどなので一体どれだけひどいか想像がつくというものである。一体何故この状況で「料理が得意」と思えるのか、その発想がある意味前向きすぎて怖い。ぜひ縫い物以外の家事レベルも上がって欲しいものである。

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進級テストの結果によって厳しくクラス決めがされる進学校「文月学園」。「キング・オブ・バカ」の代名詞、主人公「吉井明久」はもちろん底辺のFクラス。このFクラスの設備といえば壊れた卓袱台、腐った畳。この状況を改善するためには学園が開発した「召喚獣」による戦争によって上位クラスに勝たなければならない。「明久」はその戦争に参加することを決意する。戦争参戦の理由になったのが同じFクラスになった「姫路瑞希」の存在だった。「瑞希」は本来なら成績優秀なのだが、クラス決めテストの時に高熱を出してしまい無得点のためにFクラス所属になってしまったのだった。品行方正、容姿端麗、天然で純粋な性格でしかも巨乳。ほぼ完璧なヒロインに近い彼女の欠点が「病弱」なところと「料理の腕前」である。料理を科学的なイメージで作るため、薬品を混入し「殺人的」な作品を作り出す。「瑞希」の料理を食べたものはもれなく死の淵をさまよう羽目になり、致命的なダメージを受けることになる。料理の見た目がなまじ良いため騙されてしまうのだった。周囲の人間の「瑞希を傷つけたくない」という優しさと「料理の練習台になって欲しいと言われたらマズい」という恐怖心からその料理の味については「瑞希」に伏せられている上、本人は味見もしないので自分の料理の酷さを自覚出来ていない。真実を教えることも優しさではないかとこれ以上被害が出る前に誰か教えてやってほしい。まずは料理に薬品を使うのを止めさせないと確実に死人が出ると思われる相当な「危険人物」なのだった。

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親の仕事の都合で東京から引っ越して来た小学5年生「一条蛍」は小中併設校の「旭丘分校」に転入することになった。その学校は「蛍」を含めて全校生徒5人。「牛横断注意」の標識、バスは5時間に1本という田舎でのまったりのんびりした生活を描く『のんのんびより』。この5人の内3人を占める「越谷家」三兄妹の真ん中が「越谷小鞠」である。中学2年生だが身長が140cmにも満たず、妹の「夏海」の方が圧倒的に背が高い。子供扱いされることをひどく嫌っているが、その外見から迷子に間違われたり、「蛍」よりも年下に見られどれだけ説明しても信じてもらえなかったりと完全に周囲からは子供扱いされている不憫な少女である。しかし、この学校の女子で最年長として責任感が強く、空回りしつつも時として行動力を発揮することも。そんな「小鞠」の料理は「殺人レベル」。まともに作れるものは何の小細工もしないおにぎり程度。芋ご飯を作った時は水を入れ忘れじゃりじゃりしたご飯が出来上がり、ピクニックの時に持ってきた弁当の中身は炭の味しかしない焼きそば、チョコレートソースのかかったハンバーグなど。下手なくせに余計なアレンジを加えてしまうため被害がより一層大きくなる傾向にある。大体被害に遭うのは「蛍」で涙目で食べることになる。悪気がないのが余計に痛々しい。大人に対する憧れが強い「小鞠」。まずは「余計なことはしない」というところから覚えた方が良さそうである。

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地元で有名なヤクザ「集英組」組長の一人息子「一条楽」は10年前に「天駒高原」で両思いになった「約束の女の子」と結婚の約束をしており、その子からもらったペンダントを肌身離さず持っている。そんな「楽」はギャング「ビーハイブ」の1人娘「桐崎千棘」と組同士の諍いを鎮めるため、親のいいつけにより3年間恋人を演じることとなった。その「楽」が想いを寄せるクラスメイトが「小野寺小咲」である。明るくおっとりとした性格で非常に優しく、美少女のため男子からの人気が高い「小咲」は中学から「楽」のことが好きで、実は相思相愛なのだがその事にどちらも気づいていない。実家は和菓子屋「おのでら」を経営しているが、「小咲」本人は料理が恐ろしく下手である。盛り付けの技術は非常に高く、元がどんなものでも気づかない程にキレイに成形してしまうためその悲劇は口に入れてみるまでわからない。味は「人を一口で気絶させられるレベル」のため、親から外での料理を禁止されているほど。病人相手に出すおかゆに黒酢を入れたりレバーを入れたりと、余計に病状が悪化しそうなものを作り出してしまう。1万分の1ほどの確率でまともなモノが作れるらしく、「小咲」の料理が成功することは数字的に見ると正に奇跡的である。そんな状態なのに舌は良く、新作菓子の味見を任せられている。その舌と天才的な盛り付けの才能を持ちながら料理の腕が壊滅的というのも不思議なものである。これ以上の悲劇を繰り返さないために奇跡が起こる確率が少しでも上がることを祈るのみである。