注目の2017年冬ドラマはマンガが原作! 99 Pt.

2017年の冬ドラマとして放送中の注目のマンガ5作を紹介する。アラサー女子の赤裸々な本音を描いたものがあったり、恋愛テクニックを教えてくれものがあったり、高校生の青春を描いたものがあったりする。マンガから入ってドラマを見るもよし! マンガだけを楽しむもよし! 自由に楽しんでもらいたい。

脚本家で独身の「倫子」(33)は高校からの親友で、同じく独身の「香」と「小雪」と、「小雪」の実家の居酒屋で、こうだったら、ああだったらという「タラレバ話」をしながら、いつも酒を飲んでいた。10年前に交際を申し込んで来たディレクターの「早坂」に再び、話があると誘われる「倫子」。プロポーズかもしれないと期待していくと、「倫子」のアシスタントの「マミ」にプレゼントする指輪の意見を聞きたいだけだった。撃沈する「倫子」を励まそうと「香」と「小雪」は居酒屋でいつものタラレバ話をする。そんな三人に居酒屋の常連客のイケメン男「KEY」が「行き遅れ女の井戸端会議」「タラレバ女」と厳しい言葉を放った。はたして三人は東京オリンピックが開催される2020年までに幸せな結婚ができるのだろうか? アラサー女の本音が赤裸々に描かれている作品! 三人の話にリアリティがあり過ぎて、つい引き込まれてしまう。共感する人が多い作品ではないだろうか。日本テレビで毎週水曜日22:00より放送中。

「あすか」（24）は仕事のできるOLだが、結婚して専業主婦になる事を夢見ていた。交際5年の彼氏からそろそろプロポーズされると期待していた所、彼から別れを告げられてしまう。会社の先輩「小野」の友達の「名波 竜」と出会い、「名波」に惹かれる「あすか」だったが、「名波」は売れっ子のイケメンアナウンサーで「結婚なんて死んでもごめんだね」という考え方の持ち主だった。「あすか」と「名波」の恋の行方は……? 結婚をテーマにした恋愛マンガ。女性が普通に仕事を持つ現代において、専業主婦になりたいという「あすか」の価値観は珍しいかもしれない。けれど「あすか」の「逃げ場をつくりたい」「嫌なことがあっても安心して帰れる場所」「家に誰かいるって安心しません? 」という言葉が妙に心に響く。帰って来たら誰かが「おかえりなさい」と誰かが出迎えてくれる安心感は確かに必要かもしれない。結婚について考えさせられる作品。フジテレビで毎週月曜日21:00より放送中。

学歴も給料も身長も高いオンナ「巌谷 澄麗（スミレ）」は、5年交際した婚約者に浮気をされ、別れる。その上、職場では学歴の事で妬まれ、頭の痛い日々が続いていた。そんなある日、仕事帰りに段ボールの中に入っていた男「モモ」を拾う。「モモ」はダンサーで金がなく、借金取りに追われていた。行く所のない「モモ」をペットとしてなら置いてあげると、冗談のつもりで言うが、「モモ」はペットでもいいと言う。働くアラサー女子必見のラブコメディ! 2003年にTBSでもドラマ化された作品。2017年はフジテレビで2月6日から放送されている。