2016年秋アニメとしてオンエアされている『ブレイブウィッチーズ』。かの『ストライクウィッチーズ』の続編ともいうべきこの作品を取り上げてみたい。
2016秋アニメとしてオンエアされている『ストライクウィッチーズ』の続編『ブレイブウィッチーズ』。新しい魔女たちに期待を込めたい!
2016年秋アニメとしてオンエアされている『ブレイブウィッチーズ』。かの『ストライクウィッチーズ』の続編ともいうべきこの作品を取り上げてみたい。
2008年にオンエアされて好評を博した『ストライクウィッチーズ』。アニメ第2期も放映され、ヒット作の宿命かの如くマンガ化、小説化、劇場版化されたこの作品。最大のヒットの要因は、年端もない少女たちが「ストライカーユニット」という、両足に履くがごとく装着して華麗に空を飛び、さまざまな重火器を持って人類の敵「ネウロイ」を駆逐すべく戦う姿もさることながら、そのユニットを着けるため、という大義名分もあってのことだが、ほぼ全員が下半身、下着もあらわに画面狭しと暴れまわったことにヒットの要因があったことは間違いない。本人たち曰く「パンツじゃないからはずかしくないもん」だそうだが、どう考えてもそれ下着だろうというキャラがいたのは事実である。主人公の「宮藤」はスクール水着を装着していた。この『ブレイブウィッチーズ』は、前出「ストライク~」のテレビ版の1期と2期の間の時間枠を舞台にしている。アニメ1期で「ストライク~」の面々が欧州ガリア地方にはびこるネウロイをせん滅し、ガリアを開放した直後くらいのお話である。
出典:Amazon.co.jp
今作の主人公「雁淵ひかり」は、14歳の航空予備校生。登場する戦力は「ストライカーユニット」身につけた通称「ウィッチ」以外は、実際の太平洋戦争時代の旧日本軍の艦艇や飛行機である(過去にはヤマトという戦艦も登場した)。ひかりは、超エリートクラスのウィッチ「雁淵孝美(かりふち・たかみ)」を姉に持つ。やる気と体力と根性はあるが、いまひとつ「ストライカーユニット」の操作には未熟な点があり、同級生の「三隅美也(みすみ・みや)」にもそのあたりを突かれて悔しい思いをしている。戦況が芳しくない欧州に、航空予備校からもひとり、ウィッチを派遣することとなった。立候補したのは三隅美也とひかりの二人。ふたりは派遣ウィッチの座をかけて、テストを行うこととなるが…… 。テストの日、悪天候を味方につけ、通常の条件のもとであれば足元にも及ばない三隅と互角の勝負に持ち込むひかり。だが結局、ふたりとも空中衝突から海に落下、規定時間に帰投が間に合わず、両者失格になってしまう。だが、その後ひかりのもとに合格の電報が届いた。
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ひかりよりも先に欧州の転属を申し伝えられていた姉の「孝美」とともに、ヨーロッパを目指す艦隊のクルーとなるひかり(姉の転属が決まっていたからこそ、ひかりも欧州への派遣を希望していた)。そんな船旅の途上、ネウロイの部隊が襲いかかる。戦闘用のストライカーユニットを持たないひかりは、空母艦載機とともに飛び立つ孝美の姿を見送ることしかできなかったが、通常攻撃の利かないネウロイの前に、艦載機は全て落とされ、そのあまりの大群の前にさしもの孝美も苦戦を強いられる。やむなく「覚醒魔法」を使い、残りのネウロイを全滅させた孝美だったが、そのときに左わき腹に致命傷に近い傷を負ってしまう。ウィッチという戦力を失くした旗艦の前に再びネウロイの後続部隊が……。戦えるのは自分しかいない。ひかりは、姉が使用していたストライカーユニット「チドリ」を装着し、迎撃の空へと飛び立っていくのだが……。
前作『ストライクウィッチーズ』の501部隊とはまた違う個性の隊員たちを擁する502部隊でのひかりの活躍が、作品のテーマの一つ。これからのひかりは、そして502部隊の隊員たちの面々は? 前作同様、わくわくものの展開を見せる『ブレイブウィッチーズ』。今後の物語が楽しみで仕方がない。
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