IT時代に頼れる存在!ハッカー・クラッカーキャラ!!37 Pt.

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人類が太陽系に進出した近未来。古い漁船を改造した「ビバップ号」に乗って、元チャイニーズマフィアのチンピラ「スパイク」と元警官の「ジェット」は賞金稼ぎ、通称「カウボーイ」をして暮らしている。仕事にトラブルは付き物だが、ひょんなことから借金まみれの美女「フェイ」、データ犬「アイン」、孤児の「エド」まで船に居ついてしまう。こうして協調性のない彼らの、奇妙な同居生活が始まるのだった…。地球出身の「エド」はこう見えて「ラディカルエドワード」の異名を持つ凄腕のハッカー。のびやかな仕草と無邪気でエキセントリックな言動が特徴の赤毛の女の子だ。「スパイク」たちが賞金首を追う際には得意のハッキングでカード使用の痕跡を追うなど情報面でのサポートをしている。犬の「アイン」と気持ちが通じ合うらしく、よく一緒に居る。空き箱を使って自作したPCを駆使し、時に変てこだが強烈な武器も制作するなど、逞しさを感じさせる。興味があることに一直線で明るくめげない性格。まさに天才肌、といったところ。

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高校生の「藤島鳴海」は転校先の高校で出会った「篠崎彩夏」に連れられ、ラーメン屋の裏手にたむろするニートたちと出会う。彼らはそれぞれの特技を生かし、探偵活動を行っている。彼らの指示役「アリス」はラーメン屋がある雑居ビルの一室「NEET探偵事務所」に引きこもりながら探偵業を営む少女だ。小柄で色白、長い黒髪が素敵な美少女だが、生活能力はほぼ無く、入浴や食事も「鳴海」らの手を借りなければできない。「ドクター・ペッパー」ばかりを飲む極端な食生活や、短すぎる睡眠時間など生活は極めて不健康。ワンルームの自室はPCとモニターが所狭しと配置され、巧みなハッキング技術を用いて部屋に居ながら膨大な情報を収集・解析する。そのデータを元に類稀な推理力で事件の真相に迫るというのが「アリス」の探偵スタイルである。「鳴海」のことも初めて会う前からモニターしていた。人に対して偉そうで理屈っぽい話し方しかできないが、探偵としてもハッカーとしても腕は確かである。

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バイオネットワーク技術である「電脳化」が普及している近未来の日本。複雑化する犯罪に対抗するため設立された内務省直属の独立諜報部隊「公安9課」はサイバー犯罪やテロに対して非公式に活動する攻性の組織である。「9課」の隊長「草薙素子」は全身義体のサイボーグだ。作戦において現場での指揮を担う彼女は、優れた義体使いであり、特A級のハッカーでもある。冷静沈着で判断力、行動力において突出した才能を発揮し、捜査の為に時には違法行為も厭わない。ある時、「９課」が追う事件を通じて、一つの事件が浮かび上がる。通称「笑い男事件」。マイクロマシンメーカー脅迫を発端とする、一連の企業テロだ。「笑い男」に関してネット上では様々な噂が囁かれたが、そんなネット界隈に潜入した「素子」はやがて厚生労働省が絡む一大事件へと発展する手がかりを得るのだった。姿の見えない「笑い男」と「素子」、二人のハッカーが交錯する電脳空間が真相への鍵だ。

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2010年の秋葉原。大学生の「岡部倫太郎」は友人たちと小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」（通称・ラボ）を立ち上げ、日々役に立つのかどうかわからない発明品を作っていた。ある時「岡部」らは偶然過去にメールを送れるマシンを開発してしまう。喜んだのもつかの間、それは思っていたようなタイムトラベルではなく、メールを送る度に「世界線の移動」が起こり、過去が改変されるという現象だった。改変は一見ささいな物でも、バタフライ効果の影響で予想外に大規模な影響を世界に与えていた。さらには「世界線の収束」が起こり、避けられない悲劇が起こるのだった…。このマシンを開発したラボメンバーの一人、「橋田至」は「スーパーハッカー」を自称するオタク男子だ。「岡部」の友人で同じ大学に在籍している。丸々とした体形に眼鏡、キャップからはみ出るボサボサ髪のインパクトは強烈。ネットの匿名掲示板ユーザーで、ネットスラングを多用する。そんな彼だが、プログラミング技術やハッキング技術に長け、研究機関へのハッキングも成功させるなどかなりの腕前を持つ。

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卒業旅行で「ホワイトハウス」を訪れていた女子大生の「森見咲」は記憶を無くした全裸の青年「滝沢朗」と出会う。「滝沢」は82億円の電子マネーが入った奇妙な携帯電話を手に持っていた。「咲」と共に帰国した「滝沢」は自分の過去を調べるうち、「100億円を使って日本を救えばゴール」という「セレソンゲーム」に参加させられていると知る。やがて「滝沢」が記憶を取り戻す為、入手した他の「セレソン」の携帯を分析するため協力を求めたのが「板津豊」という男だ。京都大学工学部の学生で凄腕のハッカーおよびプログラマー。「世間コンピューター」という未来予測システムを開発した。「ズボンが風に飛ばされた」という理由で、京都の四畳半のアパートに引きこもり、肥満体となった。しかしその真相は「世間コンピュータ」により、自分の未来がニートであると占われたことに絶望したためだった。その間独自に「セレソン」についても調べていた。毛深い手足にモジャモジャ頭、自宅ではTシャツにパンツで過ごすなど、むさくるしさは否めないが、かつて神童と呼ばれた彼の技術力は「滝沢」の大きな助けとなった。

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東南アジアの犯罪都市「ロアナプラ」。日本でサラリーマンをしていた「岡島緑郎」は出張先の洋上で海賊まがいの運び屋に襲われたことがきっかけでこの街にやってくる。安定しているが管理された退屈な暮らしを捨て、自分を誘拐した運び屋「ラグーン商会」で働くこととなった。そんな「岡島」の前には「ロアナプラ」での猥雑で危険な非日常が待っていた。「ラグーン商会」は黒人の大男「ダッチ」が率いる小さな会社だ。二丁拳銃と泳ぎを得意とする血の気の多い女「レヴィ」、そしてメカニック、ハッキングなどを得意とする白人男性「ベニー」がいる。コンピューターの専門家である「ベニー」は、「ダッチ」の参謀役であるが、戦闘はあまり得意ではない。しかし自動車の運転技術に長けるため、移動の際に運転することが多い。眼鏡に無精髭、アロハシャツというラフな格好を好む。荒事の得意な「レヴィ」と「ダッチ」に比べて大人しく、気のいい青年だ。危険な目に遭いながらも「ラグーン商会」に居続けるのは、やはりスリルがあるからだろうか。

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青森の核燃料処理施設である物体が強奪される事件が起こる。この一件は半年後、東京を中心とした一連のテロ事件に繋がっていく。「スピンクス」を名乗る二人の男がネット上に予告動画を投稿。警察を挑発しつつ爆弾の位置を示した謎かけをする。一方、学校でも家庭でも居場所が無く、人生に絶望していた女子高生「三島リサ」は都庁爆破事件をきっかけに「スピンクス」と行動を共にすることを決意する…。「スピンクス」の二人「ナイン」と「ツエルブ」はとある極秘の私設で育った天才児だ。二人はある目的を持って世間を騒がせる爆弾事件を起こしているのだった。翻弄される警察を尻目に、二度目、三度目の予告動画がアップされる。この後に「ナイン」は警察のシステムをクラッキングし、捜査情報を流出させるなど、警察の一枚上手を行く。冷静沈着で頭脳明晰な「ナイン」は黙々と計画を進めるストイックな男。爆破予告の謎を解くことで世間にあることを伝えることを計画しているが…。

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私立「本能寺学園」では、生徒会長「鬼龍院皐月」が力と恐怖で学園全体を支配していた。選ばれた学生にのみ特殊な繊維で作られた「極制服」が配布され、一般生徒を管理するという階級社会が築かれている。「犬牟田宝火」はそんな学園の四天王の一人。生徒会会計および情報戦略部委員長を務める。情報系の処理能力が高くハッキング技術に長けた、細身でクールな少年。彼が纏う「三ツ星極制服」は、ポーチやケーブルがついたスマートでサイバーなデザインだ。彼が話すときだけ口元が開く仕組みになっている。戦闘形態「探の装」はよりデータ収集・分析に特化した形態となり、体の至るところにキーボードが搭載されている。さらに「光学迷彩」で自らを透明にすることができる。天才的なハッキング技術を持つ彼は、「皐月」の母の会社のシステムをハッキングして拘束されたことがあるが、その際にその腕を見込まれて「皐月」の側近となった。それ以来、四天王隋一の頭脳派として情報面で「皐月」をサポートしている。

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国立大学で建築学科の助教授を務める変わり者の「犀川創平」は、孤島の研究所に自らを閉じ込めているプログラマー「真賀田四季」に興味を持つ。研究室の旅行で島を訪れた「犀川」は「西之園萌絵」のつてで「真賀田研究所」を訪れるが、そこで研究員たちと共に自走式カートに乗った「四季」の死体を目撃する。さらに、研究所のOSやサブシステムが制御不能となる。彼女を殺したのはいったい誰なのか。「犀川」の独自の調査が始まるのだった…。「真賀田四季」は規格外の頭脳を持つ天才であると同時に、多重人格者でもある。14才の時に両親を殺害したが、心神喪失により責任能力が認められず無罪となった過去がある。以来、彼女は孤島の研究室の一室に自らを隔離しつつ、研究を続けているという異色の学者だ。専門は情報工学や人工知能だが、施設内のAIをハッキングすることなどは造作もないと考えられる。人類を超越するその「知」は、タブーさえも厭わない高みにあるのだ。

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現実とほぼ変わらないリアルさで作られたオンラインゲームの仮想世界「The World」。この人気ゲーム内からログアウトできないという現象に見舞われたプレイヤー「司」は、通常あり得ない絶対的な力を手にしていた。他人を遠ざけ、現実世界に絶望していた「司」だったが、女剣士「ミミル」、重斧使い「昴」ら他のプレイヤーと交流し、徐々に心を開いてゆく。そんな「司」たちは謎のハッカー「ヘルバ」の導きによって「The World」の秘密に迫っていくことになる。「ヘルバ」は司たちの前に時折現れ、警告を残していくキャラクターだ。一応「呪文使い」だが不正規のPCである。白い装束にバイザーで目を隠した、ミステリアスな女性。詳しい素性は一切不明だが「The World」の秘密、ひいては「司」がログアウトできなくなった件について、一番核心に近い情報を持っているような言動をする。ハッカーや放浪AIのたまり場「ネットスラム」の管理者でもある。管理側の目を欺き暗躍する様子から、現実世界でも高度な技術を持つ人間であろうことがうかがえる。