その愛は重過ぎる? 主人公に一途なアニメキャラたち1,340 Pt.

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公式から「ハイテンション混沌コメディ」と銘打たれたラブコメ作品に登場する「宇宙連合・惑星保護機構」のエージェント。『クトゥルー神話』に登場する「無貌の神・ニャルラトホテプ」のモデルとなった種族、つまり宇宙人である。本名は別にあるが、地球人には発音しにくい名前のため、種族名を文字って「ニャル子」と名乗っている。「惑星保護機構」にて人身売買組織に狙いをつけられた、主人公「八坂真尋」の資料を見て彼に一目惚れし、護衛に志願。その後、紆余曲折を経て「八坂家」に居候し、同じ学校に通うようになった。常にハイテンションで、饒舌なタイプ。アニメやマンガなどの方面に造詣が深く、その知識は主にボケに活用される。常に丁寧語で話すのだが、自己中心的でゲスな一面も覗かせ、敵はおろか肉親にすら容赦ない面があるので、誠実というよりは慇懃無礼である。「真尋」に下心全開なアピールをしては全力でスルーされているが、めげる様子はない。地球人に分かりやすく履歴を解説すると、「ニャル子」は大学を主席で卒業し、「惑星保護機構」に就職（公務員にあたる）しているエリート。そのうえ料理も得意で銀髪の美少女、「真尋」の護衛を務める実力もあるなかなかのハイスペックな人物。あとは押しの強い性格を抑えれば、「真尋」との関係が進展するのかもしれない。

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異世界からやってきたドラゴンの雌。とある事情から「小林さん」に助けてもらい、以後専属のメイドとして雇われ、居候している。本来の姿は、一般的に思い描かれるスタンダードなドラゴンではあるが、人間界では魔法を使い、金髪ツインテールで、角と尻尾を生やしたメイド姿になっている。ドラゴンなので人間界の社会常識をよく理解しておらず、予想外のことをしては「小林さん」に迷惑をかけている。異世界では一目置かれるほど強力な力を持ったドラゴンだったらしく、人間を「劣等種」と見下しているのだが、命の恩人である「小林さん」は特別であり愛情は本物。人間を蔑むものの、表面上は物腰柔らかで愛想振る舞っているので、商店街の店主や近隣住民からは評判がいい。「小林さん」への独占力から、彼女を「トール」から取り上げたり、危害を加えようとしたりする者には容赦しない。もしも「小林さん」に彼氏が出来たら、その彼氏が危ない目に遭うのは明白である。

出典：下ネタという概念が存在しない退屈な世界@shimoseka

本作は「公序良俗健全育成法」が施行され、日本から性的な言葉が一切除かれた時代が舞台となっている。「アンナ」は「公序良俗健全育成法」を成立させた国会議員の父親と、全国に影響を持つPTA会長の母親を持つ、卑猥な知識から完全にシャットアウトされて育ってきた無垢な子ども。「時岡学園高等部」の2年生で生徒会長を務めており、主人公「奥間狸吉」の憧れの人である。清廉潔白な美しい生き方、物腰柔らかな口調、麗しい見た目とは裏腹に、本人は柔道の有段者で驚異的な身体能力を有している。容姿端麗、文武両道、品行方正と非の打ち所がない人物だったのだが……。とあるきっかけで「狸吉」への猛烈なアピールが始まる。あらゆる手段で「狸吉」の意思を無視して迫り、本能に従った行動に出る。その内容は、あまりにもショッキングかつ作品名から推測出来るので割愛する。本編を視聴して、彼女の一途（? ）な姿を確認しよう。

出典：『デート・ア・ライブ DATE A LIVE』アニメ公式サイト

主人公「五河士道」と同じ高校に通う2年生で、彼の恋人を自称している少女。成績は学年主席、運動神経もよく、容姿も優れているが、「士道」以外のことに関しては無感動で人形のようである。高校生ながら陸上自衛隊の対精部隊「AST」に所属し、「万人に一人の天才」と言わしめる実力者。クールな印象の「折紙」ではあるが、「士道」への愛情表現は、まさに「肉食女子」。だが、恋愛方面は偏った知識と、思いを伝えるのが不器用なためにトンチンカンな行動に走ることもあり、「士道」が「折紙」の部屋に初訪問したときはメイド服で出迎えた。また、「士道」の浮気相手は全員根絶やしにすれば後はいいなど、ヤンデレのような発言をしている。また、作中では「士道」への愛が深すぎて、視聴者を引かせるような行動をしている。ミステリアスな容姿の彼女からは想像しづらいギャップだ。

出典：TVアニメ「ウィッチクラフトワークス」公式サイト

主人公「多華宮仄」の同級生。文武両道、容姿端麗で、生徒たちから「姫様」と呼ばれる学園位一のマドンナだが、実は「ファイアースターター（発火術師）」と呼ばれる「工房の魔女」。「仄」には、とある秘密が隠されており、敵対する「塔の魔女」からその秘密と彼を守ることを使命としている。そのため、登校の時間を一緒にしたり、同じクラスの隣の席になったり、日直を一緒にするなど、陰ながら護衛していた。「仄」よりも身長が高く、「塔の魔女」に襲われる彼を「お姫様抱っこ」する、頼もしいキャラクター。普段は非常にクールで、いかなる時も表情を崩さない鉄面皮。そしてなにより「仄」を溺愛しており、過保護なくらいに甘やかしているのだが、彼に害をなすものは、魔女であろうが一般人であろうが容赦しない。これは、すべては「仄」のためというシンプルな行動指針に基づいているためである。「多華宮君は私のお姫様だから」「多華宮君、いいから私に護られなさい」の台詞は、「綾火」の「仄」への思いが伝わってくるかのようだ。