日常系田舎暮らしで癒されよう!! 『のんのんびより』231 Pt.

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

両親の仕事の都合で東京から小中併設校の「旭丘分校」に転校してきた「一条蛍」。だがそこは、全校生徒5人、道路には「牛横断注意」の標識、バスは5時間に1本のド田舎だった!? 都会とは大きく違う生活に戸惑いながらも、年齢の違うクラスメイトたちと共に仲良く暮らしていく。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

この作品の魅力は舞台がド田舎であること。そのゆったりと流れる時間と広大な自然に、田舎への憧れを持ったものも多いだろう。もちろん、れんげや夏海など個々のキャラクターも魅力的だが、田舎ならではの人や自然の癒しこそが、他の日常系アニメと一線を画すところである。【日常×田舎=癒し】この新たなる方程式が、爆発的な人気を獲得したのだろう。是非、田舎ならではの生活を楽しんで見てもらいたい。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

宮内れんげ（みやうち・れんげ）/CV:小岩井ことり
とある田舎の小・中学併設の「旭丘分校」に通う小学校1年生。語尾に「～のん」「～なん」とつけてしゃべる。子供らしく素直になんでも受け入れる半面、けっこうなおしゃまさん。学校帰りなどには「リコーダー」を吹いていることが多いが、何処で拾ったのかよくわからない「木の枝」を「伝説の剣」と称して振り回していることもある。学校の成績は良く、オール5をとったこともあればテストで100点をとったこともある。1年生とはいえかなり優秀。表情などはいたってクールだが、その中身はというとけっこう好奇心に満ち満ちており、いろいろなことに興味津々なところが伺える。そのあたりは小学生らしく、心地よい。嫌いな食べ物が「ピーマンと人参」というのはいかにも子供っぽいが、好きな食べ物の中に「梅こぶ茶」とあるのは、なんとなく「おばあさんっぽい」。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

一条蛍（いちじょう・ほたる）/村川梨衣
両親の仕事の都合で、東京からこの田舎町に引っ越してきた、小学校5年生。公式身長は164センチ。11歳でこの身長は、かなり高いほうだと思う。発育も良く、みんなで海に出かけた時などは「本当に小学生!? 」と大人たちからも言われていた。少しおしゃれをして、めがねをかければクラスメイトにも「知らない大人の女性」と思われてしまうほど。その発育のいい体格に似合わず（これも失礼）、けっこう少女趣味な性格。加えて料理、裁縫、洗濯などの家事全般が得意。それはいいが、いくら好きとは言ってもクラスメイト（小鞠）の人形（こまぐるみという）を大量に作ってみたり、やや百合っぽいところがある。都会育ちなせいか「田舎ならでは」のものに興味がわくようで、冬には積もった雪で「かまくら」を作ることに夢中になったりもする。また、手を伸ばせば届くところにいる昆虫やイモリなどの観察にも積極的。それまで分校一「腕相撲が強かった」クラスメイト（夏美）を瞬殺するほどの力持ち。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

越谷夏海（こしがや・なつみ）/CV:越谷 夏海
分校一の元気娘の中学1年生。学校の成績はよくないが、雑学の知識はある。いたずら好きで、トラブルメーカー的キャラクターではあるが、分校4人の中では一番冷静な観察眼を持っていることも確か。実は蛍とはあまり交流がなく、ふたりきりになった時にはなんとなくやりにくそうな印象を残した。蛍が転校してくるまでは、腕相撲では旭丘分校一を誇っていた。髪型はセミロングをポニーテールにまとめていて可愛らしいが、あまりそのへんには頓着しないのか、ぼさぼさ感がある。そこも彼女の可愛らしさをよりアピールしている。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

越谷小鞠（こしがや・こまり）/CV:阿澄佳奈
旭丘分校で、女子生徒の中では最年長の中学2年生。彼女と夏海の兄が中学3年生なので、つまり越谷家は長男、長女、次女の順番になる。小鞠の身長は140センチ足らず。中2にしては低すぎる身長を気にしており、「こまちゃん（こまい・ちいさいから）」というあだ名を嫌っている。怖がりな性格で、子供っぽいところが多いが、その反動か、なるべく大人ぶろうと心掛けている。蛍のことは「自分より年下のくせに大人びていて、しかも発育が……」と、複雑な感情を持っているようであるが、自分が蛍に（いろんな意味で）深く愛されていることは知らないらしい。髪型は基本ロングヘアだが、そのストレートなヘアを生かしたまま、ツーテールにまとめた回もあった。もしかしたら作品中、一番の正統派美少女かも知れない。中学2年生でありながら5年生の時の「スクール水着」を着ることができるのも、そのミニマムな体形のおかげである。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

越谷 卓（こしがや すぐる）/CV:???
夏海、小鞠の兄で、旭丘分校の中学3年生。分校唯一の男子生徒であるが、あまり目立たずよく粗末な扱いを受ける。手先がとても器用で、作中では粘土で完成度の高いアニメのキャラクターを作った。小鞠や夏海はもちろんだが、母や担任教師でさえ一貫して「お兄ちゃん」と呼び、れんげからは「にぃにぃ」、駄菓子屋からは「めがねくん」と呼ばれ、作中で一度も名前が呼ばれたことはない(ナレーションで一度だけ蛍に卓先輩と呼ばれた)。作中で喋ったこともないためか声優は不明（いない)? となっている。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

宮内 一穂（みやうち かずほ）/CV:名塚佳織
れんげの姉であり、旭丘分校の教師。寝坊の常習犯であり、授業中も問題集を使った授業のため、基本寝ている。常に眠たそうにしているためか、画像のように基本瞳が描かれることはない。教師もしくは保護者として、海や山などにみんなで出かけることはあるが、基本頼りにならないどころか迷子になっている時もある。

出典：TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

加賀山 楓（かがやま かえで）/CV:佐藤利奈
旭丘分校の卒業生で駄菓子屋を営んでいる。経営が良好ではないためか、布団やスキーグッズのレンタル、通販の取り寄せなども行っている。基本男言葉を使いぶっきらぼうだが、れんげを妹のように思っておりよく世話をする。その反面夏海には厳しく、調子に乗った夏海に鉄拳制裁を加える。あだ名は「駄菓子屋」だが、幼少のころから「駄菓子屋」と呼ばれていた。