小学生が活躍するアニメ作品111 Pt.

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この作品の主人公で高校生の「貫井響」は、過去のトラウマで引き篭もりになるがギターセンスに秀でており、曲を作ってはネットにアップしていた。ある日、彼の曲に惹かれた3人の小学5年生の女の子たちが、教会でのライブの協力を頼みに「響」を訪ねて来るのだった――。お世話になった人への感謝のライブに向け、楽器演奏に熱意を傾ける3人のひたむきさと健気さに心が洗われることだろう。ちょっとドキッとする「響」が羨ましく思えるシーンもあり、彼らの心労辛苦に感情移入して、ライブ活動の成功を素直に願いたくなることだろう。

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「私立慧心学園」初等部の女子バスケットボール部のエース「湊智花」ら5人が、高校生のコーチ「長谷川昴」の指導の下で成長して行く物語。彼女たちの純粋な恋愛も描きながらも勝負にこだわるスポーツ作品としても成立しており、スポーツドラマ、学園ドラマとしても楽しめる。今時の女子らしく、スマホのSNSでのやりとりも微笑ましく、演出の1つとして成功している。しかし、本来の主人公は「長谷川昴」で、彼の挫折からの更生物語でもあり、多くのテーマが盛り込まれ、噛めば噛むほど味が出る作品と言える。また、主人公の名台詞「まったく、小学生は最高だぜ!!」は印象深い。原作はライトノベルで、その中でスポーツ作品は珍しい。

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小学6年生で似てない3つ子、長女「丸井みつば」、次女「丸井ふたば」、三女「丸井ひとは」が同一クラスで繰り広げるハチャメチャ・ドタバタ・ショートコメディ。よくある理想的な小学生ではなく、意外と子供は残酷で悪意をむき出しにした生き物であり、その本音を見事に面白可笑しく描いているのが見事と言える。特に第1話のハムスターの名前が「チクビ」に決まって盛り上がるシーンにいきなり衝撃を受けるが、それがこの作品の持ち味であり、パワーであり、小学生の真の姿でもある。これから親になり子育てを考えている人には、この作品が描く小学生像を見て、前提知識としてインプットし、良い親子関係を築いて欲しい。

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この作品の主人公で小学一年生の「宮内れんげ」と、全校生徒5人の「旭丘分校」に通う小中学生たちの自然豊かな環境でのどかな日々を描いた日常系作品。日常系ながら、田舎暮らしの新鮮さやあるある情報も盛り込まれ、視聴者を惹きつける要素が多い。そして主人公の陽気で純粋で突拍子もない行動が可愛くも刺激的であり、目が離せなくなる。登場人物が少ないため、一人一人のキャラクターが活きているのも実感できる。唯一の男性キャラ「越谷卓」が隠れキャラ状態なのも面白く、見終わった後はニコニコになれる良作と言える。

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この作品の主人公の「小此木優子」で通称「やさこ」。そして、もう一人の主要キャラ「天沢勇子」が通称「いさこ」で、この2人の小学6年生が電脳社会の発展した日常生活と電脳犯罪に立ち向かう学園ドラマ作品でありSF作品でもある。電脳化した一般社会や日常が画期的で目を引く。知的な刺激をくすぐる要素が満載で、特に「電脳メガネ」や違法電脳体駆除ソフトの「サッチー」など、実用性と遊び心を感じさせる。そんな凝った設定と映像とドラマ性が高い次元で融合し、完成度の高い作品である。また「やさこ」派と「いさこ」派で好みが分かれ、討論も盛んになったが、互いの考え方、生き方を俯瞰しつつ物語全体を観てみると、より一層、この作品の大きさ奥深さが見て取れるのでおすすめしたい。

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小学3年生の主人公「さくらももこ」を中心に、1970年代の日本の小学生の日常を描いたコメディ作品で、アニメ化されて20年を超える国民的アニメでもある。作中では「まる子」と呼ばれ、クラスメイトとの素朴な交流や姉一人と両親と祖父母との同居生活もどこか懐かしく、それが当たり前だった時代に大人は昔の自分を投影し、子供は新鮮な昭和の物語として楽しめる。嫌味のない万人向けの作品であり、中には「まるちゃん南の島に行く」などの感動作品もある。また、オープニング曲「おどるポンポコリン」はあまりにも有名であり、知らない人はいないだろう。小学生が活躍する長寿作品としてその面白さは間違いない!

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この作品の主人公で小学6年生の「原島拓矢」、他に同級生の「時村和樹」と「須賀沼大」の3人がタッグを組み、悪の団体「ワルザック共和帝国」を倒すべく古代のオーパーツ・勇者メカ「ゴルドラン」とともに戦うヒーロー物語で、「勇者シリーズ」の6作目作品。ヒーロー物として原点回帰し、元気で正義感の塊である主人公が同年代に受け入れやすい設定で、コメディタッチもあり、低年齢層の視聴者獲得に貢献している。そして「勇者シリーズ」らしい巨大ロボの戦闘シーンと、後半に進むに連れて盛り上がる展開には惹き込まれるパワーが感じられる。ロボット好きの方には特におすすめである。