ミリタリーアニメ7選!!638 Pt.

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元々はネット小説、それからコミカライズされ、遂にアニメ化。主人公は幼女な「ターニャ・フォン・デグレチャフ」。実は21世紀初頭の日本のサラリーマンだった男が、不意に命を落とした際に信仰心の無い心の反省を神に求められ、世界戦争の中の別世界に幼女となって転生されられる。その別世界は欧州に似た魔法が使える世界。この世界で魔法力を活かして軍人となり、楽に出世しようと画策するが、それが裏目に出て最前線に送り込まれる。そして最前線で不本意ながらも戦果を上げて出世して行く……。主人公が幼女ゆえに「萌え系アニメ」に思っている方もいるかもしれないが大きな間違いで、かなりリアルな戦記物として楽しめる。

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元々はWeb小説、更にWebコミック化、そして遂にアニメ化。主人公は陸上自衛隊所属の「伊丹耀司」二等陸尉。飄々とした掴み所のない性格で怠け者、生粋のオタクであるが、軍人としては優秀でレンジャーの資格者。部下からは信じられないと驚かれるほど。ある日、突然、東京銀座に異世界と繋がる門・ゲートが発生し、異世界から古代ローマ帝国風の軍隊やファンタジー世界のモンスターの襲撃が始まる。苦戦しながらも事態は鎮圧。その後、逆に門の向こう側へ自衛隊の派遣部隊を編成して異世界に乗り込む。「伊丹」も配属され、門の向こう側の世界で色々な人物や世界に翻弄されつつつも的確な判断と統率で難事件を乗り越えて行く。自衛隊の近代兵器VS古代兵器の戦いや、ミサイル火力VSドラゴンの戦いなども面白いが、異世界との交流、現代日本の政治やマスコミの風刺もあり、色々な角度から近代戦のあり方を楽しめる。

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原作はマンガ作品で、現在も連載継続中。舞台は地球温暖化で陸地が激減した近未来。その世界で「霧の艦隊」と呼ばれる謎の組織が超科学力で第二次世界大戦時の戦艦を模した兵器で海上世界を制する。これに対抗するのが海軍士官候補生で主人公の「千早群像」。冷静沈着で高い志と強い意志で圧倒的不利な状況下で「霧の艦隊」に対して勝利を重ねる。更には敵軍・敵艦を味方に引き入れ、大きな影響力を持つ存在へと発展する。海戦、潜水艦の戦い、最新CGによる戦闘シーンの迫力は必見と言える。また、各艦には「メンタルモデル」と言う物体化した女性像が存在し、この「メンタルモデル」の個性・思考・行動も面白い。

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原作は「有川浩」の小説で本編全4巻、外伝全2巻。舞台は架空設定の現代日本、「メディア良化法」が施行され、情報統制・表現の自由を失った世の中で対抗する組織として「図書隊」が発足。主人公は、学生時代に書店で助けてもらった図書隊員に憧れて「図書隊」に入隊する、身長170cmの運動神経抜群な「笠原郁」。頭は悪いが熱血漢で裏表のないストレートな性格。この主人公が「図書隊」の中で訓練と実戦を繰り返し、成長して行く物語である。恋愛物語も多少盛り込まれているが、見どころは現代戦、人質奪還、図書館制圧戦、夜戦、脱出劇など多彩。製作会社は戦闘物が得意な「Production I.G」で、納得の戦闘シーンを描いている。また、実写映画化もされている。

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元々はセガのPS3用のシミュレーションRPGゲームで、メディアミックスの一環で2009年にアニメ化。舞台は架空の第二次世界大戦期の欧州を模した世界。主人公は生物・植物の学者を希望しながらも戦時下において軍属となる「ウェルキン・ギュンター」。少尉として義勇軍第3中隊の第7小隊隊長となり、戦車部隊を率いる。この舞台には、物語のカギを握る「ヴァルキュリア」の血を引く少女「アリシア・メルキオット」や主人公の義妹「イサラ・ギュンター」をはじめ、個性豊かな下士官・兵士と苦難を共にし、自軍・自国の勝利を勝ち取って行く。戦車隊による戦記物であるが、舞台設定や敵キャラにも魅力的なキャラが多く、群像劇としても楽しめる。

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原作は「岩永亮太郎」のマンガで、現在も連載中。舞台は、架空の第二次世界大戦期の兵器が登場する世界で停戦条約が締結された3年後で、復興の中で力強く生きて行く物語である。主人公は、帝国陸軍情報部第3課、通称「パンプキン・シザーズ」に属する若き女性士官「アリス・L・マルヴィン」。声は「伊藤静」が担当。貴族の出身で誇り高く清廉潔白。さらにその部下として謎多き2mを超える巨漢ながらも小心者、しかし戦闘時にはバーサーカーの如く変貌する「ランデル・オーランド」伍長の過去を明らかにして行く過程も描かれる。他にも女性大好き優男「オレルド」准尉に、隊の常識人「マーチス」准尉、事務員でドジっ子「リリ・ステッキン」曹長たちとの関係性も面白い。戦時下ではなく、戦後の残り火の整理といった趣きの中での物語の展開は興味深い。

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原作は「かわぐちかいじ」マンガ。海上自衛隊のイージス艦「みらい」が1942年の大東亜戦争時代にタイムスリップし、当時の戦艦大和が現存する世界で現代の最先端技術の艦艇が歴史の中で暗躍する。しかし歴史は、誰も想像がつかない方向に進んで行く……。そんな環境下に巻き込まれる主人公は、このイージス艦の副長「角松洋介」二等海佐35歳。また他にこの時代に生きる大日本帝国海軍少佐「草加拓海」ももう1人の主人公と言える。この2人の日本の将来を思う気持ちと情念と葛藤を描く。また、イージス艦のクルー達のそれぞれの考え方、生き方にもスポットを当てている。大東亜戦争を背景にした軍人物語として、重いテーマを斬新な設定で描いている。