ヤンデレ美少女がヒロインのアニメ7選410 Pt.

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財閥の御曹司「リク」は、ひょんなことから荒川の橋の下のホームレス集団に仲間入り。そこは、エリート社会で育った彼には信じられない、とてつもない変人たちの集まりだった。緑色の全身スーツを着て自らを河童だと言い張る「村長」、魂の歌を歌い続ける星型の顔をした「星」など、「リク」でなくても驚く、そして笑える住人たち。そんな中の一人である「ニノ」。金髪ロングに可憐な顔というヒロインらしいビジュアルにも関わらず、自分は金星人だという謎の主張に始まり、次々飛び出す電波発言。どう見ても病んでいる、と「リク」を悩ませる。一方で「恋人とはどんなものか知りたい、私の恋人になってくれ」「お前が離れてしまう気がして言えない」と時折の胸キュンな態度がなんともかわいらしい。過去なんて関係ない、と思わせる純粋さがそこにある。狭い世界で生きてきた「リク」が、極端に違う価値観と出会い、集団唯一のツッコミとして奮闘し成長していく。

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今は主にレディースコミックで活躍するマンガ家「金田一蓮十郎」の出世作マンガが原作。主人公「ハレ」が暮らすジャングルの村に現れた「グゥ」。常に謎のボケをかまし、体内には人が住むパラレルワールドを持ち、面倒になると見境なく飲み込んで片付けるというキテレツな少女。飲み込むだけでなく様々な奇想天外な振る舞いで「ハレ」をおもちゃにして楽しみ、「ハレ」に災難をもたらす。たまに現れるとびきりキュートなヒロイン顔は「ハレ」への「デレ」か、それとも世渡り上手のテクニックか。「ハレ」がかわいそうと思いつつも、「グゥ」の謎の魅力とジャングルに溢れる笑いで、ワクワクが止まらない。

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人気作を連発する「東村アキコ」のラブコメマンガが原作。引っ込み思案でボーイフレンドもできたことのない、クラゲマニアの主人公「月海」は、いわゆるオタク集団の中で、似た者同士の女子たちと毎日腐女子トークをかわしながら暮らしている。渋谷のパルコを伏魔殿と称し、おしゃれな人を見ると石化してしまう彼女はもはや引っ込み思案などというレベルではない。そんな彼女の前に颯爽と現れたイケメン女装男子の「蔵之介」。興味本位で腐女子たちと交流を深める彼に惹かれてゆく「月海」は、本人も無意識のまま「蔵之介」の心を揺さぶるかわいらしさと、普段の病みっぷりとのギャップを発揮していく。畳み掛けるようなギャグと胸キュンがたまらない。

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世間に馴染めず、心に闇を抱えながら生きてきた少年少女たちの群像劇。彼らの共通点は、何者かがつくりだした「カゲロウデイズ」という異空間を経験したこと。それに遭遇すると、同時に死んだ二人のうち一人は取り残され、もう一人はメデューサから目に関する特殊能力を与えられて現実に戻ってくる。ストーリーがいくつかに分かれており、主にヒロイン的な存在となるのは王道ヒロインのビジュアルの「アヤノ」、二次元美少女「エネ」、シャイでツンデレでもある美形「キド」。彼女たちは皆どこかに中二病的な性質を持っており、かゆいことこの上ない。けれどそれは彼女たちの大切な存在との絆、気持ちを伝えるきっかけとなる。ちょっと変わった群像劇のエッセンスとなるヒロインたちが魅力。

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魔法を使えるおてんば娘のヒロイン「ラゼル」と、冷淡でマイペースな「アルゼイド」が、それぞれの目的のためにともに旅をする物語。実の母に殺されかけ、反対に殺してしまい、父に捨てられた経験は「ラゼル」に確かに暗い影を落としている。同時に彼女は他人の弱さを受け入れる優しさを持ち、時には無償の愛で包み込む。今では珍妙なネーミングセンスをもって「スパイシー・ダイヤモンド」「ハッスル1号」などと周囲に勝手におかしなあだ名をつけ、大胆に我が道をゆく個性派ヒロイン。過去の闇と現在の天真爛漫さ、そしておかしな大胆さを併せ持つ「ラゼル」と彼女の家族、彼らがつくりだした人造人間やクローンをめぐる物語。

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「中原スナコ」は女子高生だがホラー好きで根暗、人付き合いが苦手、自分の姿を必要以上に人前に晒すのも苦手、おまけに地味を極めた結果「貞子」のような出で立ち、と「病み」要素だらけの主人公。そんな「スナコ」は叔母の所有する下宿で、今をときめくイケメン4人と同居生活をする。彼らは「スナコ」をレディに仕上げるという使命のもと、苦労しながらもそれぞれの得意分野で距離を縮めてゆく。中でも俺様男子の「恭平」とはなぜか気が合い、いつしか同居人以上の関係に。普段は黒魔術の使い手のような言動の「スナコ」だが、実は料理上手で家事も得意、そして本当はとびきりの美人なのである。「恭平」がドキドキしてしまうのも無理はない、黒魔術の合間に見せる女らしさ……、レディに仕上げるのはそう難しいことではないのでは?

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ラブラブ高校生カップルの「花火」と「麦」。しかし本当は、二人ともお互いのことではなく別の相手のことを想っている秘密の関係。「花火」は小さい頃から「お兄ちゃん」と慕っていた「鳴海」を、叶わないとわかっていても想い続ける。それは「鳴海」が、「麦」の想い人である「茜」に告白しても変わらない。さらには同級生「早苗」との関係にも変化が生じ、彼女たちの関係はこじれてゆく。自分の周りの歪んだ感情に自覚はありながらも気持ちを抑えられない、タイトルの意味も理解できる悩ましいヒロイン。けれどそれもある種の純愛、たった一人への愛が生み出すもの。純粋で歪んだ彼女たちがいったいどう集約されていくのかが見どころ。