悪役の名声優「中尾隆聖」が担当した有名キャラクター100 Pt.

『ドラゴンボール』の「フリーザ」、『それいけ!アンパンマン』の「ばいきんまん」などの様々な悪役を務める名声優「中尾隆聖」による有名キャラクターをご紹介。

作成日時:2018-02-07 19:00 執筆者:マンガペディア公式

悪役の名声優「中尾隆聖」が担当した有名キャラクター

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概要

アニメの中でも重要な立ち位置にある悪役。その中でも国民的なアニメである『ドラゴンボール』の「フリーザ」、『それいけ!アンパンマン』の「ばいきんまん」などの様々な悪役を務めるのが名声優である「中尾隆聖」。今回はそんな彼が演じた有名キャラクターを厳選してご紹介。

『ドラゴンボール超』より「フリーザ」

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サイヤ人の生き残りとして地球に降り立った「孫悟空」。数々の脅威から世界を陰ながら守った彼に次に迫りくるのは宇宙の神、そして全宇宙にいる猛者たち。強き者との闘いを求め、挑み続ける彼と仲間たちとの姿を描いた作品。『ドラゴンボール』の中の悪役としても絶大な人気を誇る「フリーザ」を演じたのが「中尾隆聖」である。周囲からも長い経歴の中で一番のはまり役として紹介されることが多いとのこと。「フリーザ」を演じるにあたって息子に話したところ、尊敬の眼差しに変わったという。「フリーザ」を見た時にイメージとして出てきたのが時代劇の公家のようなキャラクターだったと語っている。そのため少し流暢で丁寧な言葉遣いな特徴のしゃべり方になったようである。「悟空」役の「野沢雅子」は「フリーザの悪役ぶりがいいだけに頭に来る」とコメントしており、そのはまりっぷりをある意味で絶賛している。

『宇宙パトロールホッパ』より「ジュン」

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「武装地球人」によって襲われたことにより主人公である少年「ジュン」は重傷を負ってしまう。しかし「ホッパ星」の最先端の科学力により、「サイボーグ」となり、「宇宙パトロール隊」の一員として宇宙や地球の平和を守るために活躍をしていくというアニメ。「東映動画」(現東映アニメーション)製作アニメが月曜19:00枠で放送された初めての作品で主人公である「ジュン」役を務めたのが「中尾隆聖」であった。彼にとって初めての主演作でもある。声優の草分け的存在と呼ばれるようになった彼の第一歩がここに記されている。悪役をさせると右に出る者はいないというぐらいのイメージとなった今だからこそであるが彼には珍しい正義の味方としてのキャラクターであり、レアケースの作品となっている。しかし少年の声に声質がマッチしており、素晴らしい作品に仕上がっている。

『ONE PIECE』より「シーザー・クラウン」

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幼少期に出会ったある海賊とのふれあいをキッカケに「海賊王」になるために旅に出た「モンキー・D・ルフィ」。航海の中で出会った仲間たちと共に様々な困難に打ち破りながら進むアドベンチャーアニメ。今や「ジャンプ」における大看板となったマンガを原作とし、もうすぐアニメ化20周年を迎えようとしている名作。今や声優界ではレジェンドと呼ばれるような人々も多数参加しているこの作品で当然「中尾隆聖」も参加をしている。演じたキャラクターはガスガスの実の能力者であり、偉大なる航路"新世界"にある島「パンクハザード」に住む科学者「シーザー・クラウン」。「シュロロロロ」という独特な笑い方がまた妙にあってしまう。 すぐに印象的なキャラクターへと変貌させてしまうのは彼の今までの経験があるからこそである。なかなかにぱパンチの効いたキャラクターであり、今後もストーリーの重要な部分を握るキャラクターとされている。

『あしたのジョー2』より「カーロス・リベラ」

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戦後の東京にある「山谷」のドヤ街。そこに現れた一人の少年「矢吹丈」。やくざ者とのやり合いを見ていた元ボクサーである「丹下段平」は彼のボクサーとしての本質を見抜く。そして二人が「あした」のために辛く厳しい世界チャンピオンへの道を歩んでいくストーリー。第二期である『あしたのジョー2』で「中尾隆聖」はベネゼエラの天才ボクサー「カーロス・リベラ」を担当した。第一期でも「カーロス」は登場しているが、「力石徹」との対戦後から「カーロス」戦までをリメイクしており、本作からの抜擢となった。陽気な性格を見事に演じ切り、素晴らしいキャラクターとしてよみがえらせている。ストーリー展開ではかなり波乱万丈な人生を歩むため、演じるのも一苦労あったのではと思われる。

『モンタナ・ジョーンズ』 より 「アルフレッド・ジョーンズ」

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1930年代のボストンが舞台。航空貨物会社の経営者「モンタナ・ジョーンズ」は、「ボストン自然博物館」の「ギルト博士」からの指令により、古代遺跡に眠る伝説の秘宝を求め、世界を駆け巡る日々を送っていた。秘宝の収集家である「ゼロ卿」達の策略などといった困難にめげず、目的のために奔走するアニメ。この世界30か国で放映されたこの作品では「モンタナ・ジョーンズ」のいとこである「アルフレッド・ジョーンズ」を「中尾隆聖」が演じている。考古学者ではあるがあまり冒険には気乗りしていない。「モンタナ」の飛行機の運転には不安を感じていていつも肝を冷やしているというすこしかわいそうなキャラクター。平穏に暮らすことが良いと考える部分は彼のやさしさの部分が大きく出ている。しかし「モンタナ」のピンチには立ち上がる勇敢な心も併せ持っており、その声のトーンによって「アルフレッド」の勇気を的確に演じている。

『スイートプリキュア♪』より「ノイズ」

音楽の国「メイジャーランド」。ここでは幸せな音が流れ、年に一度だけ行われる演奏会において、歌の妖精「ハミィ」が「幸福のメロディ」を歌おうとしていた。しかし 演奏会の中、悲しい音楽の国「マイナーランド」の王「メフィスト」が出現。曲を「不幸のメロディ」に変えようと動く。しかしその策略を阻止するために「メイジャーランド」の女王「アフロディテ」が音符を人間の世界へと送るのであった。人間世界に住む「北条響」と「南野奏」がその騒動に巻き込まれ、「プリキュア」の戦士「キュアメロディ」と「キュアリズム」となり、音符を取り戻す闘いへと向かう。この作品では悪役の黒幕「ノイズ」を「中尾隆聖」が演じている。世界からすべての音を消し去ろうと企むというかなりの悪さをはらんでいるキャラクター。男児向けだけではなく女児向けの作品においても素晴らしい悪役っぷりを披露している。

『ACCA13区監察課』より「ファルケ2世」

その昔、13からなる地区のうち12自治区で一斉にクーデターが発生した「ドーワー王国」。クーデターの後に警察、消防、医療などを傘下に置く民間組織「ACCA(アッカ)」を配置し、「監察課」は各自治区の動きを監視している「もらいタバコのジーン」の異名を持つ「監察課」の副課長「ジーン・オータス」が向かえたいつもの朝。しかしその朝は最悪の朝となる。徐々に芽吹きつつあるクーデターの芽を摘むために彼らの戦いが始まる。この作品で「中尾隆聖」は「ドーワー王国」第3代国王の「ファルケ2世」の声を担当している。甘いお菓子が大好きというすこしほんわかしたようなキャラクター。数々の名作に参加している「中尾」だが、最近は深夜アニメ作品にも積極的に登場している。ちょい役のキャラも少なくはないが、これからの世代を育てるために自分の演技を見てもらうといった心意気も感じる。

『ワンパンマン』 より 「ワクチンマン」

いつからか地球を侵略するため名だたる悪が幾度となく現れるようになった世界。日本のみならず地球の平和を守るために様々な「ヒーロー」たちが悪へと立ち向かっていった。そんな中、日本のあるアパートの1室に自称の「ヒーロー」がいた。彼の名は「サイタマ」。一見全く強そうではない彼だが実はどの「ヒーロー」よりも強いのである。その理由はすべての敵を「ワンパン(ワンパンチ)」で倒してしまうからであった。最強の「ヒーロー」であるがどこか頼りないこの「サイタマ」とその仲間たちどの戦いとギャグに彩られたヒーローコメディアニメ。この作品において「災害レベル竜」の悪役である「ワクチンマン」を「中尾隆聖」が演じた。明らかに「ばいきんまん」をモチーフにしたキャラクターであったため、彼が努めなければ成り立たないようなキャラクターとなっている。ちょい役ではあったが、十分にインパクトを残したキャラクターであることは間違いない。

『楽しいムーミン一家』より「スニフ」

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ここは「フィンランド」の山奥に存在するという妖精たちの住む谷「ムーミン谷」。そこに住む妖精「ムーミン・トロール」とその家族。「ムーミン」のもとに集う「フローレン」や「ミィー」、「スナフキン」等といった個性的なキャラクター達と繰り広げられる日常で起こる出来事をを描いた心温まるファンタジーアニメ。この作品で「中尾隆聖」は「ムーミン」の友人である「スニフ」を演じている。ちょっとおっちょこちょいで臆病な性格をもっているが、貴金属には目がなく、そういうときにはわがままな性格も見え隠れする。幼児向けのキャラクターを担当している「中尾隆聖」にとっては彼のかわいらしい部分をうまく表現に取り入れて命を吹き込んだキャラクターである。ツチブタやカンガルーのような外見をしているが実際のところは不明の生き物。英語では「sniff」とされており、「嗅ぐ」の意味があるため、ツチブタがモデルだという説が有力である。

『それいけ!アンパンマン』より「ばいきんまん」

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「パン工場」に住む「ジャムおじさん」が作った「あんパン」に「いのちの星」が宿り、生まれた「アンパンマン」。困った人のところに行ってはその問題を解決し、そしておなかがすかせた人がいれば自分の顔を分け与え、人を救ることを生きがいとしている。そんな中で現れた宿敵「ばいきんまん」。人を困らせること、自分のしたいことだけを優先する「ばいきんまん」と闘う「アンパンマン」とその仲間たちの日常を描いた作品である。「アンパンマン」と同じくらいに人気を持っている悪役キャラクターが「ばいきんまん」。この声を担当しているのが「中尾隆聖」である。喜びを表すセリフ「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」やアンパンマンの登場時に使う「出たな、お邪魔虫!」などの台詞なんと彼のアドリブである。独特なダミ声が特徴ではあるが、特殊な方法でつくった声のために喉への負担が大きいとのこと。そのため、「ばいきんまん」がメインのストーリーでは大汗をかきながら演じていると共演者たちはコメントしている。

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